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100均でゲットしたラチェットレンチ2012/10/17 21:09:13


100均のラチェットレンチ

シルク系の100均で見つけたもの。ラチェットレンチだ。まさかこんなものまで100均に並んでいるとは思わなかった。



早回しノブを外してボックスレンチを装着できるようになっている。
ボールラッチがちゃんと付いていて、ドライバーやボックスレンチをガッチリホールドしてくれる。



ラチェット機構。リベットが安っぽいが、100均にしては大した出来がいいと思う。
道具は名の通ったものが良いに決まっているが、普段そんなに使わないで、ちょっとだけ使いたい時とか、こういう選択肢もありだと思う。100均をまず覗いてからハンズとか行くと良さそうだ。


簡単で安くできる自作電源回路まとめ(5V→12V、12V→5V他)2012/08/28 09:30:05



過去にブログやホームページで簡単な電源回路を紹介してきたが、アクセスも多いので、歴代ページをまとめてみた。電子工作への参考になれば幸いである。


このデバイスは、比較的古くからあり、各メーカのセカンドソースも多い。このICで降圧、昇圧、負電源を少ない部品で構成することができ、安価に手に入るデバイス。応用製品として100円ショップなどのシガープラグからUSB電源を取り出す回路に盛んに使われている。単品購入はマルツ千石など、セカンドソースのNJM2360Aであれば秋月千石で販売している。内部リファレンス電圧の都合で、最低動作電圧は3Vと少し高め。

 ・記事概要:100均で販売しているシガープラグ型のUSB電源の回路解析と改造
 ・種別:降圧型
 ・メインデバイス:MC34063A(PDF) メーカー:オンセミ(多数のセカンドソースあり)
 ・セカンドソース:NJM2360A 新日本無線
 ・入力電圧:5V~40V(コンデンサ耐圧に注意)
 ・出力電圧:1.5V~電源電圧-2V
 ・出力電流:200mA(使用部品の見直しにより500mA以上の出力動作可能)
 ・効率:60~70%
 ・アドバイス:出力コンデンサは低ESR品を使用するのが望ましい。


 ・記事概要:100均で販売しているシガープラグ型のUSB電源の回路解析と改造
 ・種別:昇圧型
 ・メインデバイス:MC34063A(PDF) メーカー:オンセミ(多数のセカンドソースあり)
 ・入力電圧:5V
 ・出力電圧:6V~15V(コンデンサ耐圧に注意)
 ・出力電流:100mA(使用部品の見直しにより数100mA以上の出力動作可能)
 ・効率:60~70%
 ・アドバイス:出力コンデンサは低ESR品を使用するのが望ましい。耐圧注意



とても少ない部品で200mAの電流がとれる昇圧専用の電源IC。比較的コストが安く、有名部品店で簡単に入手できるので、この5年位から急激に使われ始めたデバイス。電圧は型番で決まる固定電圧である。最低動作電圧も0.7Vから動作可能なので、電池アプリケーションに最適化した回路を構成できる。


 ・記事概要:単三電池ホルダーを改造して、ブレッドボードなどの実験に便利に使える電源
 ・種別:昇圧型(固定電圧)
 ・メインデバイス:HT7733(HT77xx)(pdf) メーカー:ホールテック(台湾)類似品多数あり
 ・入力電圧:0.7V~出力電圧+0.2V(6V max)
 ・出力電圧:3.3V/5V 型番で決め打ち 
 ・出力電流:100mA(使用部品の見直しにより数100mA以上の出力動作可能)
 ・効率:65~85%
 ・アドバイス:出力コンデンサは大容量セラミックコンデンサを使うのが望ましい。




典型的な昇圧型の電源回路。パッケージがSOT-23と、とても小さく、少ない部品で大電流がとれるのが良い。高いスイッチング周波数で発振させているため、出力コンデンサは安価なセラミックコンデンサが使用できるので、小型化が容易に可能だ。シャットダウンピンがあるが、発振の停止のみの制御で、L→Dを通じて電源からダイオード降下分の電圧が出力されるので注意。部品の入手は今イチだが、サンプルリクエストできる。LEDドライバIC(pdf)としても紹介されている。LEDの定電流駆動に便利。

 ・記事概要:5VからFMトランスミッタ電源12Vを作る時に製作した電源
 ・種別:昇圧型(固定電圧)
 ・メインデバイス:LM2704-ADJ(PDF) メーカー:TI(旧NS)
 ・入力電圧:2.2~7V
 ・出力電圧:max 20.5V
 ・出力電流:550mA(※スイッチング能力)
 ・効率:80~85%
 ・アドバイス:出力コンデンサは必ずセラミックコンデンサを使用する。



典型的で古典的な昇圧型のIC。ショットキーダイオードを内蔵しているので、外付け抵抗と、コイルの構成で使用が出来る。効率はあまり良くないが、1.1Vから動作するので、乾電池2本のアプリケーションには使えるだろう。デバイスはマルツ若松通商サトー電気が扱っているが、性能の見返りの割に割高である。

 ・記事概要:PICプログラマをUSB電源で動くように改造
 ・種別:昇圧型
 ・メインデバイス:TL499A メーカー:TI
 ・入力電圧:1~10V
 ・出力電圧:2.9~30V 
 ・出力電流:500mA max1A(※スイッチング能力)
 ・効率:40~50% ※実測値


★トランジスタ2つを利用した昇圧回路

ICを使わずにトランジスタなどの個別部品で電池よりも高い電圧を発生させる回路。弛張発振回路を利用している。これ以外にも有名な回路として、ジュールシーフ回路がある。専用ICを使わないのでとても安くできるが、発振させっぱなしで動作させるので、電圧のコントロールが出来ない。LEDなどの電圧が変化しても構わない用途に使用すると良いだろう。




★ダイオードコンデンサによる負電源

電源ICを使ったものでないが、LCDのバイアス電源など、実験用として簡単な負電源が欲しいときには便利に使える。発振回路を接続すれば手軽に負電源が得られる。但し、電圧は使用負荷によって決まるので用途が限定される。また取り出せる電流は小さい。
この形はコッククロフト・ウォルトン型として有名であり、コンデンサとダイオードを積み重ねていくと高電圧を簡単に得ることができる。電流を必要としないガイガー管などのドライブに使用される。



★その他


コンビニなどでよく目にする一回限りの携帯電話用充電器には、3Vを5Vにする回路が入っている。リセッタブルスイッチも内蔵されている。使い捨てタイプなら電池2本込みで700円前後。数100mA流せれるので、分解して利用するのもありだろう。但し、常に改良が行われているので、購入時期によっては回路が異なる可能性がある。


あと、これは電源回路ではないが、電源となるACアダプターや乾電池などが逆に接続して壊さないように、FETでのプロテクト回路を紹介している。ダイオードはどうしても電圧降下が起きてしまうが、この方法なら電圧降下が起きず確実に逆極性を守ることができる。





100均のクリプトン球ランタンをパワーLED化2012/07/26 01:04:23



先日ローソン100で買ってきたクリプトン球型のランタン。どんな置き方でも自在なので、とても良い。どうせならパワーLEDを使って光らせてしまえ。

用意するのは、ランチャー9改造でも登場している、おなじみの1W白色LEDを使う。抵抗は47Ωを8本使用。放熱板に燐青銅板を少し。電線も少しあれば良い。最近の接着剤は性能がとても良く、なんでもくっつく。ウルトラ多用途SUが良い。



白いキャップを回して外し、電球を取り去る。



LEDがギリギリ通らなかったので、リーマーで穴を広げる。



電池ボックスを入れて、接着剤をつけて、



LEDを固定。極性は配線しやすいように考えてつけている。位置合わせもこの時行なっている。



マイナス側の配線。燐青銅板を巻きつけて放熱するようにしている。



プラス側は抵抗を間に入れて配線。色々調整した結果、47Ω8本並列で実測値300mAを採用。エネループ専用で使うのでこれくらいにしたが、アルカリ電池で使う場合は68Ωを6本とか少なめにしたほうが良いだろう。ランプをつけている最中は触れなくなるほど熱くなるのでご注意。LED抵抗の計算サイト



コリメータレンズのメッキでショートしないように絶縁処理。実際は1ミリ程浮いているので触ることは無いと思うが、念のために処理。



点灯試験。直視はくれぐれもしないようにしておかないと。(不意に見てしまった眩しい!)



フタをして出来上がり!


100均のランタンをパワーLED化

白色で光るのでとてもかっこよくなった。



光量を測定。一番眩しい所で1400ルクス。ランチャー9の光量が400ルクス前後を考えると、コリメータレンズのお陰でかなり集光しているみたいだ。




手元ライトにも使える。そういう用途なら、もうちょっと暗くしてもいいかもしれない。



間接照明としても使える。3時間ほどつけっぱなしにして、温度異常などを観察したが、このままでも行けそうだ。同じように作る方は、点灯中かなり熱くなるので、ヤケドしないようにご注意を。



一点が眩しいのはちょっと使いにくいので、拡散させてみた。クッキングシートは熱に強いので、熱の出る部分にも安心して使用できる。これは100均の使えそうに無かったミニランタンだが、クッキングシートを中にいれただけで、実用価値がでた。



クッキングシートはシリコン素材なので、テープや接着剤が使えないのが難点。なので、反射板とレンズとの間に挟み込んで使用。中に入れたら、平均化したかなりいい感じの光となった。




100均で電子関係グッズを買ってみる2012/07/24 23:59:16


100均で電子関係グッズを買ってみる

ランチャー9を買いにローソン100へ足を運ぶ。いつもは10本以上あるのに、今日は1本。まあ仕方ない。と他の棚を見ると、結構光物やら電子物がある。今回は、ルームランプ、充電器、ミニランタンを買ってみた。全部105円。



まずはルームランタン。ランチャー9でお馴染みのアスリート企画製だ。LED4つ使用。電池は珍しい俵式の入れ方。



スイッチオン! うぉ 眩しい。眩しいけど明るくないwww これで読書はキツイかもしれない。



2モードあって、白色とカラーでピカピカ光るモードがある。パーティグッズって感じだな。実際同時に光るLEDは2つ。



分解。至って普通の構成。抵抗?なにそれ(・∀・) スイッチは2モード切り替えられるスイッチなので、なにかの応用が出来るかも。



これの頭の穴にネジがあるので、それを回すとアクリルの筒が外れた。試しにクッキングシートで拡散したら、なんとも具合のいい光に。これはこれで使えるぞ。



お次はニッケル水素充電器。買った時にちょっと重さを感じたのでトランス式と予想。
ハメるときはバネを起こして挟み込む形だ。充電終了ランプはなく、通電表示のみ。



1.4V 135mA。電流は結構流せられる。さてこいつも分解。ネジ3本。



( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \  トランスにダイオード2本、LED用の抵抗2本とLEDだ。
部品とり&ケース利用にはいいと思う。105円だし。回路図はココにあった。おもしろ回路www




最後はクリプトン球式ミニランタン。日本で企画されている品物。これも105円。



105円とは思えないカッコよく、機能的な作り。これはハンダ付けのスポットに使えそう。



電球はあとでLEDに換装してみるか。



取り出した電池ボックス。ん?なにか嫌な予感が。



( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \  100均クオリティ ( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
接点が無いよ。つかないよ ( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \



レシート持っているから返品も出来たが、これは最後の一つだったので、とりあえず直す。
燐青銅板をモニョモニョして完成。
動作チェック絶対やっていないだろ (´・ω・`)




こんなのとか ヒドス (´・ω・`)



気を取り直して、ライトをオン! おお、結構良い感じで光る。スタントだかなりしっかりしていて、色々な角度に変えられるのがいいな。見つけたらゲットだぜ (`・ω・´)



100均LEDライト「ランチャー9」のスイッチ性能アップ2012/05/25 13:43:36



以前、「100均LEDライト「ランチャー9」を超高輝度LEDに改造」の記事を書いた所、反響が大きかったので、「LED・光り物」のカテゴリーを用意した程である。

スイッチはプッシュオンプッシュオフのオルタネイト構造になっている。このスイッチ、どうも接触が良くないものがあるようで、光のゆらぎなどが発生する様だ。

それでは、分解してスイッチの性能を上げてみたいと思う。
このスイッチは、分解が出来るが、個体差により外す難易度はまちまちであった。
 1.スイッチ部分をおもいっきり強く押しこむ→大抵は硬くて取れない。
 2・バネ側からマイナスドライバーなどでつっこんで取る→取れるものもあるが大抵は固い。
   そして無理するとプラ破損。簡単そうで難しい。
 3.スイッチキャップを外す→大抵は簡単に取れたが、物によっては破れる。

ということで、3番目のスイッチキャップをつまんで外す事を紹介する。それでも、作業リスクはある事をご承知願いたい。



ペンチでゆっくりと端から引っ張ってみる。物によっては簡単に取れるものもある。



スイッチをペンチで取り出す。ちょっと固め。外した反動で端子で手を切らないよう注意。そしてバネも外す。バネは単に置いてあるだけである。



引っ張って取れない場合は、ストラップやパッキン類を外し、ドライヤーなどで1分ほど温めて、



ゆっくり引っ張りだすと取れる場合がある。この時、アルミは熱いのでやけどには注意、



スイッチまで無事にとれたら、樹脂キャップを裏から外す。テコの原理で外すとうまくいく。



分解した部品。ゴムが破れても、ゴム系などの接着剤で修復できる。



取り出したスイッチ。特別なスイッチなので、秋葉原などでは買えない物である。これを分解してみよう。



先の尖ったマイナスドライバーで溝に差し込むと分解できる。



分解したスイッチ。



部品点数8点。帽子型の板の凸側のつばが2つの金具を接触させる。


ランチャー9スイッチ修理

こういうふうに端子に取り付けられている。オルタネイト構造は、ノック式ボールペンを想像するとわかりやすい。

普通のスイッチはエンボスやポッチなどの点接触構造なのだが、このスイッチの端子はノッペラな端子2枚で構成されている。これでは接触不良が起きて当然である。




端子の両端を少しだけ折り曲げて、合計4点で接触するようにする。こうすることで、スイッチが入った時は、丸い接点にツメが食い込んで確実に接触するようになる。
曲げすぎるとスイッチが動かないのでほんのちょっとだけ曲げる。



このくらい曲げる。ペンチよりも、ニッパーの先で曲げるほうが精度よく簡単に曲げられる。
曲げたら組み立て直す。端子や接点は手の油がつかないようにピンセットで組んだほうが良い。
出来ればアルコールなどで脱脂するほうが良いだろう。



ケースに当たる側の端子もちょっと曲げて、アルミ筐体に食い込む様に加工すると良い。
長い方のバネは、手で少し起こしてバネ圧を高めてから元通りにすると良いだろう。



元通りにする時に、アルミの内側からゴム系やシリコン系の接着剤を使ってスイッチキャップを取り付けると完全な防水になる。但し、その後2度と分解出来ないので、プラスチックに溝を予め掘っておいて、バネ側からでも後に分解できるような構造にしておいた方が良いだろう。



最後にプライヤーなどで締め付けて元に戻せば完成だ。



これで、振動にも強くなったし言うことなしだ。防水処理すれば完璧なライトになる。





ランチャー9改が大人気なので量産中2012/04/20 21:29:00



100均で売っている「ランチャー9」を改造して知り合いなどに、ほとんど部品代で頒布しているが、
これが人気で、作っても作ってもあっという間に無くなってしまう。それだけ関心の高いアイテム。

今までは5~10個ずつ部品を買ってきては作っていたが、今回は40台分の部品を仕入れた。
ランチャー9は出かけたついでに、その街の100均に立ち寄って、大量にあれば一つ残して買い込む。キャンドゥでは9灯のライトは210円、ローソン100、シルクでは105円。3灯のLEDライトは、反射鏡の改造が少し面倒なので、9灯に絞って購入している。



抵抗も10Ωの2500個リールを購入。1/10Wなので3つ使って0.3Wにしている。アルカリ電池を使用して250mA~300mA流した場合の初期値は0.4W程度と若干オーバースペックだが、点灯中は4Vに電圧が落ちるし、使っていて徐々に暗くなるし、レーティングテスト等を行った結果問題なしと判定。2500個というけど、500円で買える。チップ抵抗の方が取り付けやすい。穴あけも行わず加工がずっと楽になった。



一部の基板は改良されている様で、3点グラウンドが4点になり、バネが真鍮からメッキバネになっている。丸型の基板は量産に不向きなのか、四角になって角が丸くなっている。右側のキズは私が外すときに出来たもの。



7台完成。1台はレンズを外す時に壊してしまった。分解は今後の課題。


ランチャー9改 量産中

点灯試験。人に渡るので、振動で問題ないかとか、電流チェックをやっている。



一気につけるととても明るい。



透明カバーは、ウレタン系の接着剤を隙間に流して止めた。簡易防水程度にはなるだろう。



3灯ランチャーライト改造2012/04/10 23:59:35



前回記事100均LEDライト「ランチャー9」を超高輝度LEDに改造記事の反響が大きかったので、巷でよく目にする3灯型の方をもう少し説明しておこう。キャンドゥで購入した3灯ランチャーライト。



9灯のライトより、レンズが外れやすい構造なので、電池ケース側からマイナスドライバーで簡単に叩き出す事ができる。


別の日に買った3灯ランチャーライト。ローソン100で購入。



バネが入っており、LEDひとつひとつに68Ωの抵抗が入っている真面目な設計。



電線の配線はこの様に引き出しておくと便利。プラス側は被覆付きのを使う方が良いだろう。
穴あけは、前回最後の方では2ヶ所を開けていたが、外したLEDの穴を利用することも出来るようだ。



というものの、2つ穴を開けておいたほうが綺麗に仕上がる。固定は両面テープでOK



何個か分解して分かったが、円周上の4箇所のハンダはかなりいい加減なので、薄くハンダし直すのが良いだろう。あと、反射板は中の部分をニッパーで適当にむしりとって、外枠を2つに割って裏返して入れるといいみたいだ。綺麗に仕上げたい場合は、22mmの水道管を適当な長さに切ってスペーサーを作ると良い。

5/2追記 貴重なコメントを頂きました。ありがとうございます。
「22mmの水道管」
塩ビ管は
VP-16 22mm厚み3mm水道管
VE-16 22mm厚み2mm電線管
規格外 ドレンパイプ(エアコン排水)
ND-16 22mm厚み1.85mm イナバ

9LEDランチャーの抜き出し用にアンテナの廃材の反射パイプの縦樹脂パイプの肉厚を水道用のカッター(ハサミ)で切りましたが垂直を出すのが難しいですね。

ネットで見るとアクリルパイプもありますね。
アクリルパイプ外径24mm肉厚2mm
肉厚公差+-0.3mm、外径公差+-0.3mm

3灯ランチャーライトを超高輝度改造

レンズを押し込んで、あて木でヘリを軽く叩いて圧入。最後にボンドを回りに流して終了。
4つ作って知り合いに見せたら、全て完売。400円だったら買ってくれるのか。前回のLEDランタンは500円だったけど、こちらの方が人気が出そうだ。




100均LEDライト「ランチャー9」を超高輝度LEDに改造2012/03/20 20:03:07


頒布は終了しました。



前回記事で紹介した100均で売っているLEDライト「ランチャー9」分解では、中を分解して、色々とツッコミをいれたが、このケースのかっこ良さと強靭性で105円で買えるのは評価したい。
それに、製作したLEDライトに触発されなるほど、自転車ね記事)たり、ネットで色々拝見しているラジオペンチLED改造を見て、私も作ってみたくなった。

改造予算、何と 300円!!! (※1W型を利用した場合で、電池別)
    これはやるっきゃない!! m9(・∀・)


改造手順として説明していこう。くれぐれもケガには十分注意の上、自己責任で。
ご注意:点灯中のLEDは絶対に直視しない事!

必要な道具:
 金づちか木槌、外形22mm塩ビパイプ、ハンダゴテセット、ピンセット、ペンチ、ニッパー等
 ボンドか両面テープ、コーキング剤とマスキングテープ(防水する場合)、

部品:
 ○ランチャー9(ローソンショップ100での呼び名、店によって別名の場合あり)
 ○単4アルカリ乾電池3本(エネループ推奨)
 ○放熱基板付3WLED(50円安い1Wでも良いが、基板が黒色になる)
 ○抵抗10Ω1/6Wx3本 もし手持ちにチップ抵抗があればそれを利用する方がキレイに出来る
 ○錫メッキ線少々



なんと、千石電商では1Wタイプを105円で販売している。安い!!但し、青っぽい光で、秋月より光量は劣る。比較してみた。赤で印を付けた左側が千石電商で販売のもの、右が秋月電子通商のものだ。同じ1Wタイプだが、玉の形をみても一目瞭然だろう。

以前にLEDランタンとして紹介したものを、この筒に組み込んでいくことにしよう。



分解は、このLEDを抜くことから始まる。いきなりだが、この作業が一番難しい。塩ビ管などを利用して、筒の中から叩き出す感じである。私の場合は、マイナスドライバで基板のフチを裏から叩き出した。 もしかしたら透明プラスチックが割れるかもしれないが、その時は何かで代用してほしい。内径は24mm。


基板に載っているリン青銅のバネとLEDを全部外す。チップ抵抗も取り去り、基板に部品が一切ない状態にする。ハンダゴテでLEDの両方のピンに熱をくわえながらコテでちょっと押してやると、下にポトポトと落ちていく。外したLEDは電子工作に使える。

バネは、また使うので失くさないように。LED基板が接着されたとき、ショートするかも知れないので、外した後に半田カスなどが基板の表に出てショートしていないかどうか確認しておく。
基板のハンダを綺麗にとっても良いが、基板外側の60度ごとにある3箇所のハンダはバネと接触させる所なので、ハンダを盛ったままにしておく。




次にLEDを外した基板を改造する。上図の大きく赤枠で囲った2ヶ所のパターンをカッターで取り去る。以前紹介した加工のテクニックを使えば、力を入れることもなく、簡単にパターンを切ることができる。

そして、上図の小さい赤枠を部分より電線を引き出し、外側のパターンがLEDのマイナス側となるように、ハンダ付けを行う。錫メッキ線などは、抵抗の切れ端などでも利用出来る。



LEDを基板に接着し、先程の穴2ヶ所が見える位置に固定。プラス側の電線はテープや被覆付きの電線を使ってアルミ基板にショートしないようにしておく
LEDのプラス側の電線は基板パターン内側、マイナス側は基板パターン外側に接続する。



接着剤は理想的には熱に強いエポキシ系の接着剤だが、さっきの2点どめでハンダ付けしているため、脱落することは無いだろうから、両面テープでも何でも良いだろう。



バネをハンダ付けして元に戻し、その周りに抵抗をハンダ付けする。内側から抵抗3本を取り付け、抵抗の端を直接バネ部分にハンダ付けしていく。こうすることで、平たく部品が収まる。

いつもなら4本パラ接続の2.5Ωにする所なのだが、実装スペースが無い事と、単4電池を使用するので、ある程度の明るさや使用時間を考えれば、3本パラの3.3Ωで十分だろう。

出来れば、パターンの電流補強として、パターンに沿って錫メッキ線をハンダ付けすると良いだろう。(無くてもOK)



真上からの写真。(ケースに入った状態)
ショートしていないかを目視確認。これで完成。




と言いたい所だが、ショートすると電池が熱くなるなど危険なので、テスターで外側パターンと内側パターンのショートチェック、バネとLEDプラスがショートしていないかをチェックする。



点灯試験。これは出来ればやっておきたい。LEDを直視するのは危険なので注意。



さて、元々付属している反射鏡は、そのままでは利用できないので、ニッパーで真ん中を切り取る。プラスチックなので簡単。加工した反射鏡は、LEDのスペース確保として利用しているだけである。この反射鏡は導通するので、切り取った側が表側になるように裏返して使用する。

バリがあっても、点灯時の光の制限は感じられなかったので、そのまま残したが、ヤスリやルーターなどがあれば、もっと完璧にキレイにバリをとっても良いだろう
もしくは、この様なパワーLED専用のレンズを加工して使えるかもしれない。ちなみに、LEDランプの内径は24mmジャストである。



加工が全部おわったら、あとは詰めるだけだ。最初にバネを入れるのを忘れずに。このバネを通して、電池のマイナスと基板の外側が接続される。




バネ、基板、反射鏡の順に入れる。
はめ込んでからの修正は困難を要するので、透明プラスチックを入れる前に、ここで点灯試験をした方が良いだろう。手でLEDを押さえながら、電池を入れ、裏ぶたをして点灯すればOKだ。




電池を入れる前にショートなどしていないかを覗いておこう。外周の3箇所の半田部分がバネに乗っかっていればOKだ。
点灯試験後、透明プラスチックを内側の溝まで押し込み、透明プラスチックが外れないように、ボンドや瞬間接着剤を少し流しこめば完成だ。電池を入れるだけで、実用レベルとなる。



このLEDライトは、電池側にOパッキンが入っているのだが、LED側は防水されていない。折角なので防水力を高めるために、シール材をつかってみた。



外周にマスキングテープを貼り、シール材をアバウトに内部に塗りこんで、ストローのフチを切ってスプーン状にし、余分なシール材をすくって行く要領で綺麗に伸ばして、最後に透明プラスチックについた余分なシール材を拭きとって終了だ。固まるまで24時間かかる。

スイッチの構造から、水中では使えないと思うが、風呂場などの濡れる場所や、雨天での防水には十分だろう。



完成!!!加工がちょっといい加減だが、100均ライトが素晴らしい機能に。


100均LEDライト「ランチャー9」改造

直視できない明るさ。何と言っても携帯性がよくてストラップ付き。



部屋の電気を消して、壁を照らしてみる。これだけ明るければ十分だ。拡散した光なので、光が遠くには届かないが、周囲をまんべんなく灯してくれるので実用的。
これにパワーLED専用のレンズを施すと面白い結果が出るかもしれない。研究の余地ありだ。



こちらは、ノーマルのランチャー9。光の束が直線的で周りが明るくならない。ただ、遠くを照らす事はできるので、用途によってはそれで良いこともあるだろう。



改造前(右)と改造後。もう比べ物にならない明るさである。ちょっとした手間で、ジェントス並のLEDライトになるのだ。点灯時間も約6時間以上は使える。


1Wタイプ(中が黒のタイプ)でも作ってみた。意外にも違和感がなく、普通に明るい。


   一家に一台、どうです?作ってみては?  m9(・∀・) そしてあなたも満点パパ!フルッ


追記3/31


100均によっては、一昔前の「ランチャーライト」が出回っている所もある様だ。



こちらも分解。ランチャー9同様、レンズ側より圧入で固定。LEDが3灯。パッキン無し。そして接点を確保するバネもない。ランチャー9と比べると見劣りするが、同様に改造が可能だろう。



こちらは、細かいヤスリの様な溝があり、レンズのテンションで基板とケースを接触させている。
こういう構造なので、ランチャー9より取り外しがしやすかった。



1WLEDを反射板に合わせてみた。僅かに出っ張るので多少の加工は必要と思われる。


プラス側に穴を開けて電線を通す。



プラス側は被覆付きの電線で配線。マイナス側は抵抗のリード線でOK。



抵抗の取り付け例。



反射板の中を繰り抜いて裏返して入れる。そのあと点灯試験して、レンズを圧入。このレンズ、裏表があるみたいだ。またかなり硬い。
周りを接着剤で固めて完成。



手前がランチャーライト改(千石1ワット)、奥がランチャー9改(秋月3ワット)だ。秋月の1ワットと3ワットのLEDは発色が良く明るいが、千石の1ワットはちょっと青っぽくて少し暗い。100円なので仕方ないだろう。

工作はランチャー9の方がやりやすいと思う。手に入れたら是非改造してみよう。

応用例として、棚などのランプにも利用できる。例えば、


ワイシャツなどのえりに入っている厚手のプラスチックを帯状にしてホルダーにするだけで、



両手を使って書籍棚から本を探しやすくなるし、ライトを取り出す事もできる。



--------------2012/5/15追記



最近の不具合として、電池を入れても点灯しない事があるようだ。確認方法は、点灯させてから、軽く本体を叩くと点滅したり、消えたりする症状が現れる。

逆挿入時の通電防止として、プラス側に出っ張りがあるのだが、厚みのばらつきでプラス端子と接触しないのが原因。無改造なら返品できるが、この部分をカッターで取り去れば普通に使用可能。



カッターで押し当てれば簡単に切れる。このガイドを削っても、電極が脱落することはない。



プラス端子の全てにこの処理を施す。



処理後。


プラス側の合計三箇所の出っ張りを取れば接触するようになる。最近買った10個のうち、実に4つが不良品だった。クレーム多いだろうな。




それと、レンズの寸法を書き留めておく。直径24.5mm



厚み1.2~1.3位。


11/5追記

分解するとき、レンズの破損の次に多い所は基板。基板が曲がったり割れたりする事が多い。
多少の曲がりは再生できるが、打ちぬかれてしまって割れてしまった場合は代替品を作る。
普通のユニバーサル基板を9メッシュx9メッシュで切り取るとちょうどよく出来るようだ。



加工は、基板カッターや糸鋸の他、ホーザンのP-839が便利に使える。



この様にカットしたら、10Ω抵抗を並べて、スズメッキで全部ショートして並列接続に。
最初に片側にハンダを基板に盛ってから、部品を取り付け、4つの抵抗が付いたら、逆側のパターンをハンダ付けすると簡単に出来る。



LEDに接着剤を塗って線を通す。



この様に線とバネを配線。この基板の方がバネがシッカリ固定されるので、LEDを外して利用するより簡単かもしれない。



LEDのマイナスとバネをハンダ付け。これで確実に接続される。



装着した様子。









100均で売っているLEDライト「ランチャー9」分解2012/03/05 19:26:47


100均のLEDライト分解

単4電池3本(別売)をセットするだけですぐ使える。スイッチはお尻の方にある。一応簡易防っぽく電池側はオーリングパッキンが入っている。しかしコリメータレンズ側は単にパチンと前から嵌めているだけなので、恐らく防水効果はないだろう。




ブリスターパックの裏側。アスリート企画という会社。




早速分解。分解方法は、電池ホルダー側から外に押し出すように、マイナスドライバーを基板縁にあてて、叩いて取った。分解はちょっと難しい分類。




この溝に丸いアクリルの様なものが引っかかって止まっているだけである。



LEDは9個付いていて、全部並列接続。LEDのVf値は2.8Vだった。LEDの並列接続は、Vfのばらつきがあるから、本当だったら、LED個別に抵抗を付けるべき。まあ、ここは100均製品なので。




一応抵抗が付いていて12Ω(写真内右赤枠に120と表示)のチップ抵抗が実装されている。
ちょっと計算してみよう。

乾電池は3本で、仮にアルカリ乾電池を使うとしよう。1.5ボルトが3本なので4.5ボルト。
抵抗に掛かる電圧を計算 → 4.5[V]-2.8[V]=1.7[V]
抵抗に流れる電流=電池が流す電流= 1.7[V]÷12[Ω]≒141[mA]
LED一つ辺りの電流=141[mA]÷9=15mA
電流はまあ、こんなものだろう。もう少し流せるかも知れない。

抵抗の電力損失 =0.141[A]x2.8[v]≒0.4W
搭載抵抗は1608と呼ばれる一般的な面実装抵抗器。たいていは0.1Wだから4倍も定格をオーバしている。但し、熱がバネや基板に逃げるのと、100均で売っている物に品質保証などないだろうから、落とし所として設計したと思われる。




ここまでは妥協できる範囲であったが、もっと気にかかる事が。それは、りん青銅のバネの絶縁が基板のレジストだけで行われているのだ。(写真内赤枠) これは危ない。よくこんなもの売ってるなと思う。

基板は銅箔で構成されているが、緑の絶縁塗料(これをレジストという)を保護として塗っている。
ある程度の絶縁特性を持っているが、振動や機構的に擦れたりぶつかったりする部分では、摩擦などで剥がれ落ち、やがて銅箔が剥きだしてショートするおそれがある。それが電源ならば無視できない。車のシガプラグに銀紙を突っ込むようなものだ。

基板外側が、乾電池のマイナス側で、中央は乾電池のプラス側。目で追っかけてみると、もし左赤枠の緑の部分が削れてバネとショートしたら、電池をショートしたと同じ事になるのだ。正直これは幾ら100均とはいえ酷い設計と思う。

逆側のパターンが剥がれた場合は、抵抗をバイパスしてLEDに直接電圧が掛かるのでLEDが切れる可能性がある。


この様にパターンとバネの間をしっかり絶縁していれば問題ない。日本ではチェックもせず中国の製品をホイホイと売ってしまうのか? 安いのは買う方にとって嬉しい。しかし、大前提には安全がある。必要最低限の安全対策を施される事を切に願う。

振動の多い所で使う用途には、上の写真の様なテープや薄いプラスチックなどでバネと基板の間を絶縁する改造をする事をおすすめしたい。

6/26追記



最近の電池ボックスは注意書きのシールが入っていた。



レンズ径24.5mm、厚さ1.2mm。ポリスチレン製。


ボディもアルミで、ストラップがついているので、
してみた!


最近の100均で売っている電子ガジェット2012/03/04 16:43:10



たまたまローソンストアー100に寄ってみた。99ショップが2008年にローソン100になった物だ。
食品から化粧品、電気製品まで一部を除いて100円(税抜)で販売している。



★驚き!どれも全部100円(105円)

今回興味があった品物はこちら4点。どれも105円。




まずはLED懐中電灯。白色LEDが9個入ってアルミケース+スイッチ付きで100円!単4電池3本は別売だが安っ!こちらで紹介したフォルダーだったのだ。勢いで2つ購入。
この件についての詳しい説明はこちらへ→100均で売っているLEDライト「ランチャー9」分解




部屋を暗くして点灯させてみた。まあ、こんなものでしょう。



因みに、こちらで作った1WタイプのLEDの威力にはかなわない。




お次は、スティックライト。電子サイリウムとでも言うのだろうか。7色+グラデーションの演出が出来る。なんと電池付き。アクリル棒の中はレーザーカットされた彫刻になっている。




カラーLED+制御+電池3つで105円。自作しなくても簡単に手に入る世の中になった。




実用としては、なんだろう、夜中タクシーを止める位には使えそうか。ジョークグッズ。




お次はLANケーブル。ワインダー式。これでも100baseT対応。1メートル。
地方出張は意外にもWi-Fiが使えず、LANケーブルを差し込む事が多い。一つ持っていても損は無いだろう。



1メートルもあれば大抵は事足りる。




最後に、micro SD用USBカードリーダーライターだ。私のブログでは常に1位で読まれている記事だが、更に小型にそして根付まで付いているのだ。




メーカーは株式会社アール・エム。JANコード4562260620771。




上が今回購入したもので、下が前回紹介したもの。今はmicroSDが主流となり、標準SD変換アダプタを付けて使うのが当たり前になった。




この様にここに挿し込むだけ。



本当に小さく使えるんだな。ケータイのストラップにぶら下げておくと、いざというとき役に立つ。
ストラップだけでも数百円以上で売っている所があるというのに、リーダライタ付きで100円。これは絶対お買い得。見つけたら速攻で購入をオススメしたい。プレゼントにも喜ばれるだろう。







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