先月末に秋月から絶妙なタイミングで入手できたガイガー管。フォトダイオードも製作予定だが、こちらの動作をさせる為の回路を作成しよう。
回路は
秋月電子で回路図を公開しており、その回路ではトランスによる昇圧回路が採用されている。ネット上を調べても大抵はトランス式が多い中、
あえて、
マキシム社のアプリケーションノートに記載されているコッククロフトウォルトン回路を実験してみようと思う。面倒な回路に見えるが、ダイオードは汎用のダイオード、コンデンサは耐圧が100Vだけを揃えればよい。
※著作物のため、定数等をマスクしています。
この回路は結構トリッキーな使いかたであり、オペアンプでシュミット回路で発振されている発振振幅をフィードバックさせる回路になっている。この回路を見て、なんだか中野正次氏のデジタル回路設計ノウハウの回路を思い出した。
実際の部品は手持ちにあった100V耐圧のフィルムコンデンサが大量にあったのでそれを使用。FETはシリコニクス
Si4830(PDF)(現
Vishayに吸収)をパラ駆動、コイルもそこらへんにあったコイルを使用してみた。オペアンプはLMC662を使う予定である。
電圧が600Vともなると、表面放電も十分考えられるので、半田ごてランドを温めて剥がしていった。今日はここまでとしよう。
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