DSO Nano version 3.64(BenF)にアップグレード ― 2013/08/15 18:55:42
DSO Quadアップデート情報とケーブル加工 ― 2011/07/23 20:20:08
秋月電子通商で売っている高圧オシロスコーププローブを使ってみた ― 2011/06/05 01:15:02
ガイガーカウンターを駆動させる回路は高圧回路が必要になるが、簡単に調整するには高圧プローブを使ってオシロスコープで観測するのが手軽である。秋月電子に100:1のオシロスコーププローブが置いてあったので、購入しておいた。店内の所在は、店の一番奥の左手にある網にぶら下がっている。
価格は3,000円。「HONG KONG TEXAS CO,,LTD」という中国のメーカー。型番はTX3125。1.2KVまで使用できる。
付属品一式。このプローブは汎用のBNCであるので、色々なオシロスコープに接続できる。
もちろんDSO Quadでもこのような変換アクセサリーを使えば使える。DSO nanoなら、これを使えば良い。
今回はOWON社PDS5022Sに接続してみた。
PDS5022Sは、プローブの倍率設定が出来るので、CH1メニューでx100にセット。
この様にキャリブレーション端子に接続して、プローブのBNCコネクター側にあるトリマーコンデンサを付属のドライバーで回して調整。
これが正しくキャリブレーションされた波形。
PDS5022Sは、なんとx1000までの設定があるんだよな。
高圧プローブは、周波数によって扱う事の出来る電圧が異なるので注意だ。また、PDS5022Sの場合、プローブのGNDが絶縁されていないので、商用100Vに絶対に接続しない。プローブが焼けたりする可能性がある。どうしても観測したい場合は、DSO Quad(DSO nanoは直流のみなので不可)などの電池で駆動している装置や、オシロスコープの入力が絶縁入力されているものを使用するか、コンセントを1:1の絶縁トランスで分離する。
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サラダスピナー(野菜水切器)の速度を測ってみた ― 2011/02/27 23:59:28
DSO nano ファームウェア BenFバージョン3.6x 公開 ― 2011/02/20 20:36:52
BBSの方にDSO nanoの情報を頂いた。最新のは新しいブートローダーになっているという事だ。
DSO nanoをようやく入手し、早速BenF V3.64に更新しようとしたのですが、新しいbootloaderになっており、STのDFuSeでは更新することができませんでした。"-"(↓が"-"になっている)を押しながら電源を入れ、PCに接続すると、DSO Quadのように、仮想ドライブとして出てきます。
DSO nanoの画面にはPlease copy Hex or Bin file to the DFU virtual USB disk
とあり、xxx.DFUファイルをコピーしても、コピーできません。Seeedstudio ForumにHEXファイルの状態のファームウェアがありましたのでこれを入手します。
これの上から5番目の投稿に添付されています。解凍すると2つのHEXファイルがありますが、両方を仮想ドライブを入れ、再起動するとBenF3.64になります。コピーはair_variableの DSO Quad記事の通りにできます。
更新後、SDカードが読めない、書けない場合があります。SDFORMATTER というソフトをダウンロードしてフォーマットすれば使えるようになりました。(SunDisk 2GB)これも上のスレッドの後ろの投稿より。
旧DSO nano (Pocket size版) にスイッチ1個追加してV2と同じにする方法 → 素敵スイッチ ― 2011/02/13 23:59:14
DSO nano ファームウェア BenFバージョン3.5x 公開 ― 2010/12/06 23:24:45
[PR]DSO nano 用SDカード ― 2010/11/15 01:59:41
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DSO Nano がUSB接続経由でマイクロSDカードへのアクセス可能に ― 2010/11/15 01:58:55
ダウンロードは、こちらの方のAttachmentという所のゼムクリップ横のリンクよりダウンロードできる。※このファームウェアのバージョンは頻度に更新されているので、直接のリンクを外しました。2010/11/22現在はver3.20でその前の3.12はこちら。
それと、これも当たり前の話だが、マイクロSDは購入して入れておく必要がある。相性問題は過去記事を参照の事。フォーマットはFAT16かFAT32で行う。SDHCや2GBを超えるもの、著作権保護付きはどれも不可。seeed studioではsandisk社の2GBで動作確認をしているとの事だ。
メニューは上下、値変更が左右、そしてMキーでサブメニューという統一されたユーザーインターフェースで、むしろ純正ファームウェアより使い勝手がとても良い。キャリブレーションメニューもあって、波形の大きさやグラウンドオフセットも設定できるのもポイント。
FIという項目のサブメニューにSave Imgという項目が追加された。これをフォーカスして、Mキーを長押しすると、ファイル名の数字がインクリメントされ、BMPとしてセーブされる。
refとか、Proとかあるが、恐らく設定ファイルの保存も出来る様になっている。
ただ、DSO Nanoには時計が無いので、ファイルのタイムスタンプが打てない事と、ファイルシステムで新しくファイルを作成しないので、予めダミーデータとして、数字の連番を変えたファイルを作る必要がある。ちょっと面倒ではあるが、10個も作っておけば事足りると思うし、動作中、USBからBMPデータを直接アクセスできるので、さほど問題にならないだろう。
DSO Nanoの中身はこういう風に見えてくれる。今まで、どのファームウェアでも出来なかったマスストレージクラス認識が可能になった事は大きい。BMPでセーブされるので、前回紹介した特殊なファイルを予め書いておき、メディアを抜いて、更に変換ツールを使うなんていう事をしなくても良くなる。
データはセーブしたら、直ちにアクセスが可能。BMPならワードやエクセルに簡単に貼り付けられるので、インスタントレポートの作成に、このDSO Nanoを活用する事も現実的となった。
波形のサグは仕方ないが、大体の電圧や、時間測定には十分機能してくれる。
波形セーブする以外の用途でも使用できる。転送レートはUSB1.1だが、USBメモリー的な使い方も出来るのは知っていて損ではないだろう。DSO Nanoによく使うドキュメントとか、DSO Nanoの取扱説明書(pdf)をサブフォルダもで作って入れておけば便利に使える。
seeed studioでは次世代の4ch小型オシロ DSO Quodのプロトタイプ写真を公開したが、リリースはまだ先の様だし、DSO Nanoはまだまだ面白そうなアイテムなので、持っていても損はないだろう。
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