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東電 吉田昌郎元所長が死去2013/07/09 23:56:15

東電 吉田昌郎元所長が死去
東電 吉田昌郎元所長が死去
強いリーダーシップで対応
東京電力福島第一原子力発電所の所長を平成9年から3年間務め、吉田元所長の大学院の先輩でもある二見常夫さんは、「東京電力や日本全体を試すように、次から次へと起こった問題を強い統率力とリーダーシップで対応してくれた。現場のスタッフに命の危険をおかして対応してもらった彼のリーダーシップは感謝してあまりある。『彼がいなかったらどうなっていたんだろう』、『東京電力の中で最適な人間がそこにいたんだ』とつくづく思う。『本当によくやってくれた、ありがとう』ということに尽きる」と話していました。 一部引用 7月9日 18時59分 NHK web
何と悲しい事か。当時東電本店では情報が錯綜している中、現場を冷静かつ適切に指示していたのが彼であり、管元総理大臣も一番信頼していた方であった。海水注入の件は、もし本店の指示どおり中止してしまったら、恐らく再臨界もあり得ただろう、決死の覚悟で臨んだに違いない。

謹んで心より哀悼の意を表します。

【ニュース】米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず2012/06/18 08:00:04


米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず


米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず
東京電力福島第一原子力発電所の事故直後の昨年3月17~19日、米エネルギー省が米軍機で空から放射線測定(モニタリング)を行って詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことがわかった。放射性物質が大量に放出される中、北西方向に帯状に広がる高濃度地域が一目でわかるデータが死蔵され、大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選んだ。後略 朝日新聞デジタル記事2012年6月18日5時0分より引用

あの地震の起きた3/11から僅か8日で、放射線測定を終え、日本政府にデータを提供していたというのである。さらに、このマップを見て愕然とした。


2011/3/19既に米で詳細データがあったのに・・・

汚染地域部分をみると、地質学者の早川由紀夫先生が作成している放射能汚染地図の範囲そのもの。


同氏のブログを調べてみると、米軍マップは2011年3月24日朝日新聞夕刊に掲載されていたら模様だ。このニュースは政府がこのデータを活用できなかった事が問題ということだろう。活用されていないといえば、プルトニウムのモニタリングも途中で止めたよな。気象庁も気流予報止めたよな。

事故が起きた時の安全保安委員らのコメントが、「想定外」。放射線の影響は分かっても、危機管理はできない。ポーズだけはやっている、でもヨウ素は使われなかった。危機管理対策なんて元々できないしこれからも期待できない。→ヨウ素は使われた。但し、住民以外

原発事故後、政府は利益を優先した。人を優先していれば、諸外国がとった100Km退却処置を、政府も行っただろう。あの時の諸外国の対応は間違いでは無かった。
政府の危機管理なんて、所詮こんなものである。信じないほうが良い。信じたかったけどやっぱり裏切られたと言った方が正しいかもしれない。


一方、原発再稼働については、相反する事なのだが、止むない事と思う。原発は稼働するしないに関わらず、物質がある以上は同じだけの維持費がかかるのが事実。石油石炭などの燃料を燃やす方式と訳がちがう。原発を止めたから、イコール原発が無くなるということではない。安全に停止して核燃料処理や廃炉にするにしても数十年~1世紀以上はかかるだろう。

問題にしているのは、こんな政府に暴走したら手に負えない物を任せられないという不信感だ。
数世紀後には別の夢のエネルギーが代替エネルギーになってくれると良いのだが。

私は原発には反対の立場ではあるが、現状を冷静に見た上で、これからどうしていけば良いかという正しい判断は大事であろう。原発が止まっただけでは、幸せにならないのだ。

6/29追記


勝俣前会長は金の亡者か。別に(住民に)謝らなくたって、金は回るとでも思っているんだろ。
これが東電の姿ですよ。



【ニュース】家庭向け値上げ 東電8月以降に2012/06/01 02:19:46

家庭向け値上げ 東電8月以降に

家庭向け値上げ 東電8月以降に
 専門委の検証に時間 東京電力が検討している家庭向け電気料金の値上げについて、平均10・28%の上げ幅の妥当性を点検している経済産業省の「電気料金審査専門委員会」の検証作業が長引いている。このため東電が七月一日から計画していた値上げは実現する場合でも八月以降にずれ込む見通しとなった。専門委の関係者が明らかにした。 ~中略~  東電は五月中旬、停止した原発の代替電源の火力発電に使う燃料費が増加していることを理由に家庭向け電気料金の値上げを申請。七月一日から実施し、本年度で千九百億円分の収支を改善させる計画を示していた。2012年5月31日 朝刊 東京新聞
ポストに、電気料金値上げのお願いのしおりが投函されていた。原子力54基全てが止まった今、火力発電でまかなっているが、その燃料費の確保という事である。
それは分かったが、東電社員年収、来年度46万円アップ 値上げ申請の中 
 東京電力は、2013年度から社員1人あたりの年収を今年度より46万円増やして571万円にする。全社員を対象にした「年俸制」導入にともなうもので、1千人以上の大企業平均より28万円高くなる。家庭向け電気料金の値上げの算定にも年収アップは織り込んでおり、利用者から反発が出る可能性がある。~ 後略 2012年5月31日15時2分 朝日新聞デジタル
給料は確保ですか。しおりには、


10年間で3兆3650億円以上のコスト削減を謳っている割に、安定した給料を確保ですか。それと、


東電利益 家庭から9割 電気料金 審査委販 売量は4割弱 <
東京電力が申請した家庭向け電気料金の値上げの妥当性を検証する経済産業省の審議会「電気料金審査専門委員会」(委員長・安念(あんねん)潤司中央大法科大学院教授)は二十三日、東京電力などの全国の十電力会社の収益構造を明らかにした。東電の販売電力量の六割は企業など大口利用者向けだが、利益の九割は家庭向けで上げていた。 ~後略 2012年5月23日 夕刊 東京新聞
家庭用電気料金値上げのお願いをするのなら、企業へもお願いしたら?え?OBが年金欲しがっているって? 去年何が起きたか忘れたわけではないよね?

【ニュース】東日本大震災から1年、発生時間に黙とうへ2012/03/11 14:46:18

東日本大震災から1年 午後2時46分
 死者・行方不明者1万9000人を出した東日本大震災から1年を迎える11日、被災地では追悼や復興支援の催しが行われる。
 被災地では11日、犠牲者を追悼する催しや復興支援のイベントが行われ、震災が起きた午後2時46分に合わせて各地で黙とうがささげられる。
~中略~
 警察庁によると、東日本大震災による犠牲者は1万5854人に上っていて、3155人の行方がいまだにわかっていない。また、福島第一原発事故の影響などで、今も約34万人が避難生活を余儀なくされている。2012年3月11日 11:37 日テレニュース24より一部引用
東日本大震災から1年、発生時間に黙とうへ

今日の午後2時46分で震災1年を迎える。各地では追悼行事などが行われている。1年前、都心では震度5強に見まわれ、深夜まで集団移動していた事がついこの前に感じられる。

街の復興は徐々に行われてきているが、未踏の箇所もまだある。家を失い避難している方々、職を失った方々、家族を失った方々、物理的な損害はもとより、精神的なダメージの甚大さは想像を絶する。私に出来ることは、少しばかりの寄付を継続しているくらいしかできないが、心の中では毎日復興を願っている次第である。

同時に、日本では起きないと誰も思っていた原発事故。津波により冷却装置が奪われ、その後対応が遅れたばかリに、炉心溶融が起きてしまった。幾ら安全策の装置があっても、人間が扱う以上は、絶対安全はない。現場の方々が完璧に作業出来る体制でも、指示が遅れたりすれば同様である。緊急事態にもかかわらず、政府の不手際さが目立ち、注水が遅れ状況が悪化。3月12日午後3時過ぎに水素爆発が発生してしまう。更に現場は決死隊として任務を遂行する、まるで現代版「人間魚雷」だ。戦中でもないのに、死を覚悟して挑むなんて何が安全なのか。



地震が発生しやすいというのは、グーグルマップなどで、日本の海溝と他の国の作りを見比べれば、誰でも分かる。今でこそ世界中からネットで色々な情報が取れる時代だが、当時原発を推進していた時は、情報が必要不十分のままであったため、エネルギー対策の一環と後押しされ、狭い国土に54基もの原子力発電所が建設されてしまった。こちらのブログで九州電力が以前にホームページ上で公開していた図があるが、日本は国土あたりの原子力発電所数が多いことがお分かり頂けるだろう。

そもそも、日本での原子力に関する重大な事故は1999年に東海村JCO臨界事故を起こしており、その時は核燃料加工をバケツと柄杓で行う、常識ではあり得ない方法で行なっていた。現場作業のチェック機能が働かず、核を甘く見ていた人災であった。発生して暫くは、茨城特産物のピーナッツや干し芋などが敬遠されたことを忘れたのだろうか。事故が起きれば必ずこうなる。

また、MOX燃料で動かす高速増殖炉もんじゅも7月の中継装置落下物を引き出して、一応の平穏を保ったが、ナトリウムで冷やす構造のため、万一爆発して福井を脅かす事も十分あっただろう。現在休止中だが、冷却装置などは止めることができないので、電気を生み出すどころか、電気を使っているお粗末さである。維持費はwikiによると一日5,500万円。何が画期的なのかがさっぱり分からない。日本海の有数の漁場の一つでもあり、また米どころでもある福井を、福島の様にしてほしくない。飛行機事故は超低確率で起きる予想でも現に墜落もするが、原発は事故が起きると被害が甚大で、復興に数十年~数世紀かかるであろうし、プルトニウムなら考えもつかない。

今回の事故と共通して言えることは、人間が利益や効率を追求するあまり、手順や見直しを簡略化し、それをチェックできなかった事だろう。こんな危険なエネルギーを扱う以上、100点満点を毎回とっていなければならず、原子力を運営するにあたり、99点は絶対だめで、この1点のロスが命取りになる。

原発の最初の処置として、手動によるベントが困難だった事、バックアップ電源が流された事、図面と配置図が違っていたこと、非常事態想定をしていなかったこと(SBOは最たる非常事態)などが重なり、甚大な炉心溶融を引き起こしてしまった。その懸念は昔から指摘されていたものが数多くあった。また東電では、今回の原発事故を津波由来としているが、実際には地震直後に観測された放射線量の増加が認められているので、地震も起因していると思われる。 (詳しくは福島第一原子力発電所事故のwikiへ)

日本において電力会社は、地域で分かれているものの、1社供給となっている。つまり競合の電力会社がいない。それをいいことに、値上げや輪番停電などと色々やりたい事が出来る。さらには、定年後の受け皿となる子会社に利益を分散し、本店は売上の無いように見せる始末。(東京電力:社員食堂運営、子会社が丸投げ 電気料金に上乗せ--都調査で判明 毎日新聞)

そして、これから夏に向けて電気料金が家庭用で10%、企業は17%も値上がる。 家庭はおろか、当然工場などにも波及し、日本で作られるものが馬鹿高くなる。都庁が受け入れしたというニュースがあるが、当然私達の税金に跳ね返ってくるだろう。日本国として本腰を入れて考えないと、本当に日本経済が近隣国に乗っ取られるというのは、大げさな言い方では無い。

東電福島第一原発事故で分かった事、1つ目は原子力はどんなに安全策を考えても、扱うものが人間で、地殻が安定していない以上、事故が起きた時の被害は、戦争以上の後遺症が残り、汚染された地域の差別問題までも露呈した。2つ目は競争力が無くなると、色々放漫となってくる事が良くわかった。本当に悲しく、また憤りを感じる。

電力の自由化、日本にふさわしい電源供給形態を模索して、いずれ脱原発になることを願う。

 → 福島第一原子力発電所事故(wiki)

天皇陛下のおことば(全文)
東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。 1年前の今日、思いもがけない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。 その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。
再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。 この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。
このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。 この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。 また、諸外国の救助隊を始め、多くの人々が被災者のため様々に心を尽くしてくれました。
外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。
世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。
国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう期待しています。
そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉といたします。 天皇陛下“たゆみなく努力を”3月11日 15時36分 NHKニュースWEB



先程、NHKで政府主催追悼式典中継での天皇陛下のお言葉が、とても心のあるお言葉であった。私の試練なんて、とてもちっぽけだ。生きている以上、もっと前を向いて進んで行く事を改めて決意した。

追記20:00 NHKニュース原文掲載が部分掲載になり、「放射能の問題を克服しなければならない」の部分が削除されている。代わってこちらに原文が掲載されている。

【動画紹介】福島第一原発取材 撮影動画フル配信 IWJ2012/02/22 23:38:18

収束宣言後、初の公開=福島第1原発
福島第1原発の様子が収束宣言後初の公開となった。高線量の場所で限られた時間しか作業ができないので現場の人は大変な苦痛だろう。








IWJは、2月21日に現場で取材を行った。2つ併せて5時間強と、とても長い動画ではあるが、ありのままを正しく伝えたいという目的から撮ったそのままを放映している。

自宅の放射線測定を再稼働2012/01/18 23:59:49


自宅の放射線測定を再稼働


2012年の放射線量が高まっているとの事で、1月19日より稼働を再開した。
セシウム速報  1月15日、セシウム降下物急増(武田邦彦氏のブログより) 




測定の内容は、私のブログの左上にあるリンクからいつでも参照が可能である。


放射能汚染についての対策は、流行り風邪とかと違い、長期的にモニターしていく必要がある。無用な被曝を避けるためにも、政府や東電は情報を迅速開示して頂きたい。

ネットで見つけた放射線関係のお役立ちリンク集2011/11/22 23:10:41

ツイッターで自分の発言をしておいて、それをお気に入りに入れておくと、ちょっとしたブックマークになって便利。

今回はネットで見つけた放射線関係のリンクから、選りすぐりを紹介しよう。



「ミリシーベルト」「マイクロシーベルト」とはどんな単位なのか、どのくらいから危険なのか?放射線量計測単位のまとめ(Gigazine) 新聞などでも出てくる単位について、分かりやすく説明されているので、まずは最初に読むのをお薦めする。



色々なネットからの情報のリンク集となって雑多ではあるが、結構便利に纏められている。
マニア向け。



ガイガーカウンターなどの特徴などが簡潔に纏まっている。



モニタリングポストなどの測定方法の詳細や機材が紹介されている。


2011/11/12に公開された東電福島原発


GigazineによるとCryptome(閲覧は十分ご注意願います)は世界中の政府によって公開することが禁じられている機密文書・写真・情報などを自由に入手できるための場として1996年より活動している老舗サイトだそうだ。
日本のマスコミでは扱わない写真のクォリティが満載なのでリアルだ。

知識は正確に吸収していこう。

【ニュース】山本太郎「東日本女子駅伝を中止に」発言に主催者が「失礼」2011/11/14 23:59:53

それでも開催するのか?ふくしま駅伝
今年も開催される事になった第23回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会 2011ふくしま駅伝。 コースは東北本線に並行する道路を3k~8.4kmの16区に分け、総計96.5kmでの開催。実はこのコース、東電原発からたったの50キロメートルしか離れていない。


「放射線量も毎週計測して、大丈夫だという判断になっています。駅伝なので走る時間も限られている。復興の象徴として盛り上げようとしているのに、この発言は風評被害になりますよ。福島県民に対して失礼なんじゃないか」 ※週刊ポスト2011年11月25日号より引用


不用意な被曝を避けるべきなのだが、残念ながら精神論を押し付けられた感じだ。風評被害というのはこういうことでは無い。残念ながら11月13日は予定通り大会が行われてしまった様だ。

今回の2011ふくしま駅伝は11月20日に行われる市民参加型の駅伝。 大人以外に、中学生も参加するわけだ。人権を尊重しないどころか一種の虐待でないのかとさえ感じる。

私が心配しているのは、外部被曝よりも内部被曝。
私は中学までは陸上をやっていた事があり、マラソンは典型的な有酸素運動と理解している。大量の空気を吸い込み呼吸し続ける。しかも外で1メートルの所をチリやホコリが舞う道路で走り続ける。だから体内被曝のリスクが非常に高い。まだマラソン以外のインドア的なイベントなら歓迎したが、線量が高い外での有酸素運動のマラソンを開催というのは、理解に苦しむ。


事故から8ヶ月以上も経ち、放射線量などの色々なデータが出揃ってきた。そこで、それらのデータを利用した分かりやすい図を使って説明したいと思う。



まずは、広さ。チェルノブイリ事故の範囲と比較した日本地図(※土地規模の参考データとして東北地方太平洋沖地震 各地放射線量モニタリング情報より引用) 今回は、チェルノブイリ事故よりも遥かに規模が大きい事故。チェルノブイリですら300km以上の範囲をとっているのに、50kmの道路でマラソンを行うのである。

今回のふくしま駅伝2011のコース。

そして、こちらは国や自治体が実施した6月~今までの1.5m上での放射線量の測定データ。これは文部科学省が公開している電子国土版 放射線量等分布マップ拡大サイトのと殆ど大差無いはずである。

これらを重ねあわせてみた。

結果は明白。除染された地域などがあると思うが、依然高い放射線量を維持している。セシウムで30年の半減期、線量が5%以下になるのは160年以上掛かる。応援の方法は形を変えれば幾らでもある。わざわざ線量の高い所で開催するのは如何なものだろう。福島の方々には色々応援していきたい。でも不要な応援は避けるべきだ。

過去の事故を良く知り、そして学ぶ事が大事である。チェルノブイリ(wikibedia)の最初の処理班は、国が放射線の危険性を告げずに作業させ、1年以内に大量の死者を出している。(そのソースリンク)。正しい知識を身につけて放射線と接して欲しいものだ。

それでも残念ながら参加せざるを得ない方、特に中学、高校生の若い世代は自己防衛するしかない。子供が参加する親にお願いしたい事は、セシウムは骨に代替されるので、走る前日まではカルシウムの比較的高い食事を食べさせ、セシウムを体に取り込まれにくくさせる。(武田邦彦さんの記事参照
そして走った後のうがいは欠かさず行わせ、出来ることならばマスク等を着用させる。用心にやり過ぎは無い。これからの未来の為にも是非そうしてもらいたい。

もし私がガイガーカウンターを自作しなければ、こういう事を言うことは無かっただろうが、ガイガーカウンターを作る上での知識が色々分かった結果である。

【ニュース】跳ぶ!走る!手話! ホンダの人型ロボ「ASIMO」パワーアップ2011/11/08 21:27:14

ホンダの人型ロボ「ASIMO」パワーアップ
跳ぶ!走る!手話! ホンダの人型ロボ「ASIMO」パワーアップ 産経新聞 11月8日(火)11時16分配信
前略~この技術により、人の歩く方向を予測して、ぶつからないように進むなど、想定外の人の動きや状況に合わせた対応が可能になった。視覚センサーと聴覚センサーを連動して、顔と音声を同時に認識することで、複数の人の発話を同時に聞き分けることもできるようになった。~後略





おお、かなりの進歩だ。asimoで使われている技術を利用して東電原発事故の復旧に役立てられれば本当に良い。
ただ、日本のロボットは、工場で使う一連の精密作業ロボとしては優秀だが、この前紹介したロボットや、ルンバでお馴染みのi Robot(地雷撤去ロボ等)の様な軍事からの応用に比べると、まだまだな感じ。実用に向けた特色のあるロボットが日本から出ることを切に願う。




おまけ。パロディなので広い心で見てあげて下さい。失敗は成功の母なり。

【ニュース】東京・世田谷で高線量 2.7マイクロシーベルト2011/10/12 23:59:25

東京・世田谷で高線量 2.7マイクロシーベルト
東京・世田谷で高線量 2.7マイクロシーベルト

 東京都世田谷区弦巻つるまき5丁目の区道を区が調べたところ、歩道の1地点で毎時2.707マイクロシーベルトの放射線量が測定された。保坂展人区長が12日、定例の記者会見で明らかにした。2011年10月12日23時0分 asahi.com より引用


かなり高い放射線量である。下水の汚泥処理で高濃度に濃縮された問題もあるが、煙突などからも拡散されたのだろうか。南部スラッジプラントからとか?

この付近は高級住宅街でもある所。しかも学校が密集している。特に子供への影響は心配だ。原発事故はもう他人事ではない。真剣に汚泥処理とか、モニタリングをしないと、ツケがこういう風に回ってくる。見えない敵ほど怖いものはない。とにかく放射線は足し算。できるだけ被曝しないように、避けられる物は避けたほうが良い。「どうしたらいいの」と迷っている方は、賛否両論もあるが、わたしは武田邦彦さんの記事を毎日訪問する事をおすすめしたい。具体的な避け方とか過ごし方を分かりやすく説明している。

エステーから福島優先で1万円を切る線量計が今月中に発売されるそうだ。本当に一人ひとつ持っていないと安心出来ない時代になってきた。知った所で何になると思うかも知れないが、拭き掃除や庭掃除をやったり、通勤通学のルートを変えたりとか、出来る事の目安にはなると思っている。 一番ダメなのは、対応が遅すぎる政府と思っている。チェルノブイリ事故の線量を超えているのに平気なのか?



10/13追記
世田谷の放射線、発生源はラジウム 原発事故と無関係
東京都世田谷区弦巻の区道で最大で毎時3.35マイクロシーベルトと周辺より高い放射線量が 検出された問題で、文部科学省は13日、発生源とみられる隣接する民家の床下にあったビンの 中身について、放射性ラジウムと推定されると明らかにした。放射性セシウムは検出されなかった ことから、福島第1原発事故とは関係ないと断定した。
日本経済新聞 [2011/10/13 23:40]引用
原発由来でなかったが、放射線源が強いのは好ましい事ではない。(Wikipediaラジウムの記事)それだけ市民は神経を尖らせているのは間違いない。




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