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XBeeをハンダ付けしないで手軽に使ってみた2011/06/12 23:59:06



買っておいてずっとしまってあったXBee。これは何をするものかというと、特別な免許がなくても、シリアル通信を無線で飛ばすことが出来るのだ。用途次第で大変便利なものである。
色々な機能を持っているが、一番使われるのが対向のシリアル通信だろう。

ただ、扱いにくいことに、このXBeeのコネクターのピッチが2mmピッチであり、ブレッドボードなどで使うには更にゲタを履かせてICピッチ標準の2.54mmピッチに変換するなどの処理が必要になる。

左手のボードは、おなじみ秋月FT232RL USBシリアル変換モジュールで、USBから仮想シリアルポートとして、これまた手軽に扱える。こちらは2.54mmピッチの600mil幅でブレッドボードにそのまま使える。

これらを手軽に使えないかを考えてみた。

どちらもピン数が多く出ているのだが、実はたったの4本で必要最低限の事ができるのだ。

XBeeに至っては、左側の列のコネクターしか使わない。それなら変換ボードを作ったり、購入しなくても何となく出来そうだ。

配線やドライバーの手順などの資料は、古典回路屋Xbeeを参考にさせていただいた。
この方は、一昨年の電子工作コンテストでぷよぷよを自作した方のサイトである。



というわけで、PHコネクターの出番。こちらは秋葉原ならネジの西川の2階にある。10ピンタイプを購入。コンタクトピンも購入しておく。圧着はハンドツールがあればそれに越した事は無いが、ホビーと割り切れば、ハンダを流して止める手もある。民生品に広く出回っているコネクタなので、ジャンクから圧着してある電線を探す手もある。
また圧着済み市販品としてAitendoのケーブルが利用出来る

片方はXHコネクターのコンタクトピンを圧着。こちらの圧着難易度は簡単な方。このコネクターにジャンプワイヤーを差し込めばブレッドボードなどにも使えるし、Arduinoなどのコネクター等にも差し込める様に出来るだろう。

ケーブルの長さは、電源ノイズなどを考えると出来るだけ短い方が良いが、使用目的に応じて各自調整して欲しい。



XHコネクターは6ピンを2つ使ったが、5ピンと6ピンに分けるとよい。XHコネクターのピッチは、厳密には2.5mmなのだが、このピン数なら誤差範囲内だ。




コネクターの物理的な1番がXBeeの10番になるが、こうする事で、出っ張りがモジュールと干渉しなくなる。



別の角度から。



これをこの様に秋月USBシリアルモジュールと連結。これだけで完成だ!!手軽すぎる。しかもコネクターなので、使いまわしが出来て便利。


XBeeを手軽に使う方法

ビフォアーアフター。ね、簡単でしょ!



たったこれだけで、これを2つ作ればパソコン同士でシリアル通信ができる。設定は最初に紹介したサイトに詳しく説明されている。

実際に使うときは、空きピンがショートしないように対策し、ケースなどにホットボンドなどで仮止めすると良いだろう。

※補足
 ・手持ちのXBeeはファームウェアをアップデートしないと使えなかったのでアップデートした
  (アップデートにはネットの接続環境が必要で5分程度掛かる。
   試してないがC:\Program Files\DigiにあるファイルをオフラインのPCに使えるかもしれない)
 ・最新のX-CTUを使用した
 ・対向のIDを71,72とした
 ・ボーレートを19,200bpsとした
 ・秋月USBシリアルモジュールを同じパソコンで使うには、MPROGでPIDを書き換える
 資料:
 ・XBee設定ツールX-CTU



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