【ニュース】大阪府警、起訴取り消しの演出家に謝罪 PC遠隔操作 ― 2012/10/21 20:49:46
遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が送られた事件で、大阪府警は21日、逮捕、起訴後に釈放された大阪府吹田市のアニメ演出家、北村真咲(まさき)さん(43)に謝罪した。最近、ネットでの遠隔操作やウィルス感染による脅迫文送信などの手口で誤認逮捕されているが、ここで冷静になって知ってほしい事がある。 それは、警察や検察の取り調べ。
府警によると、刑事部の仲野晃弘・参事官ら2人が21日午後4時ごろ、茨木署で北村さんとその家族と面会し、「誤って逮捕してしまったことで、ご迷惑をおかけしました。きっちりと真犯人を逮捕するための捜査をしていきます」と陳謝した。~以下略 2012年10月21日20時5分 朝日新聞デジタルより一部引用
Gigazineの記事の後半にもあるが、
今回の件では「認めたほうが処分軽くなる」と取り調べの過程で言われて虚偽自白をしたそうなので、まさに上記で書かれている「自白をするほうが検察官や裁判官の心証を良くし、被疑者に資すると思わせるやり方」が使われたことになります。 こういった「自白させるテクニック」に加えて、未成年・知的障害・精神疾患・薬物乱用・睡眠の剥奪・暗示にかかりやすいなどの弱みを持っていると、さらに虚偽自白をさせられやすくなるわけですが、「大半の虚偽自白は脆弱性がなくても起きており、誰にも限界点があることが、調査の結果、わかった」とのことなので、誰でも虚偽自白はさせられると言っても言いすぎではないようです。時は21世紀。捕まえる方が理解できない犯罪になると、簡単に犯人に仕立てられる。冤罪はこうして生まれるのか。警察側は、ただの謝罪じゃ済まされないんじゃないのか?法の場で白黒つけて欲しい所ではあるのだが。
(#゚Д゚) 「ごめんで済んだら警察は要らねーんだよ」
(´・ω・`) 「警察はごめんで済ませてるだろう」
ホントに洒落にならないな。
これは、2秒で300文字の投稿がおかしいという事実があったのにもかかわらず、大学生を捕まえるとか。
こういうサイバー犯罪対策として、警視庁特別捜査官を募集(pdf)しているが、選考問題例にJIS規格番号に対して言語の組合せとか、どうでもいい問題w それに、歳の間口は狭いし、日本国籍だけ。サイバー犯罪はもっとグローバル化していくので、こんな公務員募集みたいな応募じゃ、先が思いやられる。
どうしても気になるURLがある場合は短縮URLチェッカーとかもあるが、とにかく私達が身を守る方法は、みだりにURLをクリックしないに尽きる。セキュリティソフトはウィルスは検知してくれるが、こういったなりすまし犯罪には、対応が浅い様だ。
10/23追記
「自供しないと少年院、と言われた」誤認逮捕の大学生 朝日新聞デジタル 10月22日(月)7時49分配信
捜査関係者によると、大学生はその際、「県警の取調官に『認めないと少年院に行くことになる』と言われた」これで、ゴメンですか。最近不祥事も多いし、警察を取り締まる警察が必要ですね。
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