[][mobile][Homepage][BBS][Blog][YouTube][asablo]

100均の歩数計(万歩計)を計数器として改造する方法2011/08/24 23:47:47


100均の歩数計(万歩計)を計数器に改造

100均で取り扱っている歩数計。振り子が上下するとスイッチが入りカウントしてくれる、とてもシンプルな構成の物だ。シンプルな物なので、電磁カウンターを使うよりも手軽に使える。
ただ、これはあくまでも歩数計。せいぜい1cps位の反応しかしない。

ガイガーカウンター1号機では、改造しなくても良かったが、これから作ろうとする2号機は、反応がとても良い管なので、そのままこれを使う事が出来ない。

まずはグーグルで調べたら、100円ショップの万歩計(歩数計)の高速化、ダイソー編という改造記事を見つけた。

要約すると、

  1.反応を鈍くするコンデンサの除去
  2.動作のクロックアップ

この2点の改造を施すことで約100cps(1秒間に100回程度)の反応が出来る様になるそうだ。

なお、この記事は私の実験に基づく結果なので、同様に改造して同じ結果とならない事もあることをご了承頂きたい。



早速分解。液晶についているピンクのゴムはゼブラゴムで、液晶から外れても組み立て時に適当に載せれば基板と導通する物である。戻すときはホコリが入らないようにする。
基板にはMS6011A-3 2010/01/15と表示されている。恐らく現時点で流通している最新バージョンと思われる。



左側赤枠のCTのコンデンサを除去、R1をショートするだけで改造はOKだ。



改造後。R1には、適当なリードでショートしているだけである。また、振り子などは全部取り払って代わりに電線を這わせる。接点は極性がある。私はフォトカプラーで絶縁して使っているが、他にもPNPトランジスタで行う方法やリレーを付ける方法などがある様だ。



ちなみに、これは数年前に購入した外見が一緒の歩数計。基板表示はMS6009C-60312表示。
この場合は、C1は外すが、Rには100KΩの抵抗に変更することで、100cps(1秒間に100回程度)のカウントが可能となった。

どちらも、改造後は3.5uA→80~100uA程度の消費電流が増えるが、単三乾電池などに置き換えれば良いだろう。色々な用途があるので、どんどん活用していこう。何といっても105円でカウンターが買える時代だからね。


ちなみに、「万歩計」は山佐時計計器株式会社の登録商標なので、競合メーカーは万歩計という言い方をしていない。


追記:この改造でセグメントにむらが出来る事がある。可読不可能な程になった場合は、LCD部分のみを交換することで修理が可能である。(2011/09/28)




100均アイテムで台所を整理2011/07/12 23:59:47

100均アイテムで台所を整理

台所の所には吸盤フックを使ってオタマやフライ返しなどを架けていたが、ごく稀に外れるので、いい方法が無いか100円ショップで色々見学したら、超強力吸盤が3つで100円で売っていたので、これを使うことにした。

網とその網に合うフックも買ってきて、写真の様に組立。これは中々自由度があっていい。 網は、これも色々応用が利いて、ナイロン製のタイラップで締め付けると、棚とか簡単にできる。

前回紹介した温度計で高速動作させる改造とか、100円ショップはアイディア次第で無限の可能性を秘めているからいいね。

  → 部品整理も100円ショップが大活躍

[PR] 100円グッズでセンスのいい収納&インテリア2 (ベネッセ・ムック)
[PR] 「100均生活」の極意!
[PR] 暮らし上手の整理と収納 (エイムック 2061)

電波時計がパソコンとヘッドフォンで更新できる!!電波時計用JJYシミュレータの紹介2011/03/30 21:39:00



 このブログで何度か登場している愛用の腕時計。この時計は電波時計であるのだが、数秒ずれていた。毎朝2時と4時に自動受信するが(pdfカタログより)、前回の受信履歴が常に”N”、つまり受信なし。 それもそのはず、地震で福島のJJY発信(40KHz)が停波しているからだ。



 この時計は、りゅうずがあるので、それを回して手動で合わせる事が出来るのだが、ムーブメントが防水なので、出来るだけパッキンを開く事はしたくない。まあそれでも時計を合わせたいと思い、ネットで調べてみると、なんと、電波時計用JJYシミュレータなんていうソフトがあるではないか!!!


実行画面

 どうやっているかというと、パソコンの時刻をJJYのフォーマットに則って音声加工して出力させるという物だ。

「え?JJYって40KHzの長波だよね?パソコンの音声出力は20KHz位なのでそんなことできる?」

と思うのが普通なのだが、これは3次高調波である13.333KHzの音を再生することにより、その3倍の39.999KHzの電波を出せるのだ。なる程、これならパソコンの音声出力で良いわけだ。

 さて、この音を出すだけでは電波時計には伝わらない。そこで登場するのがループアンテナが必要なのだが、電子工作をしない人でも、100円ショップで売っているイヤフォンやヘッドフォンなどを加工すればできる事がサイトで紹介されている。

 ループアンテナといっても、何か巻いてあるものだったら何でも良いので、ヘッドフォンを直接使ってみた。


パソコンから直接ヘッドフォンをドライブ

 音質ロスを避けるため、直接パソコンの音声出力(黄緑の端子)にヘッドフォンを差し込んで、音量最大にし、



電波時計がパソコンとヘッドフォンで更新できる!

 ヘッドフォンの耳を当てる部分にそのままくっつけて置く。ヘッドフォンの磁石があるので、ゼムクリップがいっぱいくっつく様な物は時計が磁化してしまうので良くないが、このヘッドフォンの磁力は殆ど無かったので、このようにしてみた。

 アプリケーションの送信ボタンをクリックすると0秒を境に音が鳴る。その時に腕時計の強制受信モードにすると、なんと受信インジケータが動き、受信しているではないか! 時計に音を聞かせているわけではないのだが、この光景が何とも滑稽である。

 りゅうずを回すことなく、数分で時間が修正されたのには感動だ。
なお、windowsの時計が正確である事は言うまでも無い。windowsXPなどは7日おきに更新しているが、一旦右下の時計のアイコンをダブルクリックして、インターネット時間タブを開き、更新を行う。尤も、レジストリを弄れる方であれば、その更新時間を調整する事もできる

 ヘッドフォンはさすがにネタ状態なので、作者のページの様にループアンテナを作るのが望ましいであろう。大変便利なソフトウェアだ。

追記:





追記:
簡単にループアンテナを作る方法。もしかしたら、音量のレベルの関係で、動かないものもあるかもしれないので、予めご了承頂きたい。
用意するものは、100均で購入したイヤフォン、カッター、セロテープだけだ。ハンダ付け不要!



100円ショップで売っているイヤフォンを買ってくる。コードが長いのが理想であるが、1mのタイプでもokである。



このイヤフォンはプラグの形状からモノラルである。ステレオのジャックに入れるとき、先端が必ず左と決まっている。右はグラウンドとショートされるが、コンデンサでカットされているので、壊れる事は普通無いが、後で説明する音量調整で左だけ出す設定を行う方が良いだろう。
作者の紹介サイトでは、左と右を接続しているが、こちらは左だけしか使っていない。当然パワーは落ちるが、動作は出来ることを確認済みだ。




イヤフォン側の近くをカッターなどで真ん中の線を分ける。



こんな感じ。そしてゆっくりと割いていく。さいている時に、電線がむき出しになるかもしれないが、大抵は片側の電線がむき出しになるので、特に問題ないはずである。
大体80cm~1m程度さいていく。



これをコイル状にする。ねじってたたむを4~6回以上繰り返す。大きさは自由。
テープなどで束ねて完成。



こういう形状でも、



こういう形状でも良い。どちらも動作したが、こちらの方が腕時計としては便利だった。




プログラム->アクセサリ->エンターティメントよりボリュームコントロールを開き、WAVE出力は左いっぱいにしておく。右出力ショートによる念のための対策である。
作成したループアンテナをサウンド出力(大抵は黄緑色のジャック)に差込み、音量を大にする。
音量のスライダーをクリックするたびにイヤフォンから音がでるか確認する。



そして、アプリケーションを立ち上げ、送信をクリック。音が出始めたら、電波時計を強制受信モードにセットだ。この時計は右上ボタンを3秒以上長押しで強制受信。

早ければ2分程度、長くても5分で設定が終わる。

追記:2011/4/28

追記:2012/10/21


100均を利用したLEDスタンド2011/03/13 21:01:52


100円均一のUSB充電器とUSBのLEDライトを組み合わせる

輪番停電に備え、照明は長時間使えるLEDライト式のを用意しておくと良い。昔ながらのローソクを使用するときは、地震で出火する可能性もあるので、オススメはしない。

上の写真は、100円ショップにおいてある単三乾電池2本でUSBチャージャーとする5Vが得られるもの。これに、同じく100円ショップで売っているUSBから電源をとるLEDフレキシブルライトを組み合わせるだけで、実用スタンドの完成だ。


100円均一のUSB充電器とUSBのLEDライトを組み合わせる

これで約80~90mA(実測値)なので、仮にマンガンの1000mAhの電池としても11時間、アルカリの2000mAhなら22時間以上の連続使用が可能だろう。このユニット、電池の総容量がトータル0.6Vまで使えるので、実際はもっと点灯しているだろう。ニッケル水素なら完全に放電しきるまで使えるので、充電電池がよい。

なお、使用しないときでも1mA程度の無駄な電力を消費するので、小まめに電池を抜いた方がよい。


100均マイクロUSBケーブルでAUスマートフォンIS01の強制充電ケーブルを作る2010/11/18 23:55:22

100均のケーブルを改造してIS01充電できる

※追記 この改造は、IS01,IS03,XperiaなどのマイクロUSBを持った携帯端末に強制充電が出来るようにするための市販ケーブル改造記事です。普通はパソコンと接続し、IS01設定のシステム→USB設定→USB充電を選べば充電ができます。
電源オフ時の充電対応、またはUSBで単に電源を供給する装置からの充電を行いたい場合の改造です。改造後のケーブルはデーター通信が出来なくなります。ご理解の上、実施願います。なお、改造は自己責任にてお願い致します。
---------------------------------------------------

AUスマートフォン「IS01」が巷では投売り状態となって、8円端末とかで一気に品薄になり、阿鼻叫喚となっているが、同僚はなんとか郊外店で手に入れたようだ。

OSが1.6から2.0にアップデートしないとニュースでも出たわけだが、GPSと無線LANが付いているAndroid端末だから、SIM速攻抜いて使いたがる人多発で、話題になるのも無理はない。

その人が、市販のマイクロUSB充電ケーブルとUSB充電器で充電しようとしたが、充電ランプが点灯しないとの事。どれどれ。



100円均一で売っているマイクロUSBのデータ、充電ケーブル
裏面

物は100円ショップで最近売り出されたコレ。こんなものまで100円で売ってるのか。
100円ケーブルでは御馴染みエービット製。100円ケーブルだからダメなのかと思ったが、


kindleは改造しなくても充電可能

私の持っているkindleでは普通に充電できるし、データ通信もOK!
色々調べた所、IS01まとめサイトwikiなんてあって、その説明ではデータラインのD+とD-をショートさせる事で、強制充電される様だ。

補足:パソコンとUSB接続して、IS01側の方で充電を許可すれば充電は可能。



マイクロUSB側はつめを起こせば簡単に分解

それでは、早速改造。毎度の事だけど、くれぐれも改造は自己責任で!
マイクロUSB側のカバーを精密ドライバーなどであける。ちょっとコツがいるが、接着されていないので、比較的簡単に開くだろう。



マイクロUSB

ハンダ端子になっていて、表2つ、裏3つの端子が出ている。
20111/1/28追記 裏と表を繋いでいる黒の電線ガ省略された模様。今回の改造には支障なし。



この赤い部分と

3つ端子側の真ん中と、


この部分をショートさせる

2つ端子側の白い電線部分をショートさせて、パソコン側へのUSB配線はカットすればよさそうだ。
白と灰色のケーブルの色がそうだ。ケーブルの色はロットで変わるかもしれないので注意。

加工

なるべく楽に改造するために、3ピン側の灰色のケーブルを利用して、できるだけ長く残してケーブルストッパーの根元でカット。白はハンダを外して、灰色にショートしない程度に段差を設けてカット。こうする事で、難易度の高い3ピン側の真ん中のハンダ付けをしなくてもジャンパーが出来るからである。


ハンダコテをあてて被服を溶かす

マイクロUSB側に残した灰色ケーブルは、コネクターが華奢なので、ワイヤーストリッパーを使わないで半田ごてをあてて被服を溶かし半田メッキ。


白線のあったところへハンダ付け

これを、先ほど外した白のケーブルだった所の端子へハンダ付け。あとは元に戻すだけだ。


完成!

さて、早速テスト。

充電できたー

おおーーー充電ランプが点灯したあああああああああ。
よかったよかった。

当然、通信機能としてのケーブルではなくなるが、ケーブル自体105円で買えるので、通信用として別途買っておけば良いだろう。
現物は無いので何ともいえないが、恐らくIS03やエクスペリア(Xperia)でも使えると思う。

  → まあ、私も購入したわけで・・・・



2011/2/21追記:
最近、100均ショップでコアウェーブという所からも、同様の仕様のマイクロUSBケーブルを提供している模様。



これが外観と、裏面、そしてUSBを分解した姿。見た目は、エービット製と全く同じ。



エービット製の第2期バージョンと同様に、右側(ケースGND)への配線が無い。


210円+αで作るプローブ型温度計の製作(使用部品編)2010/10/31 23:17:47

前回は、使用部品を撮影していなかったので、改めてご紹介する。
これが105円円で買える温度計

これが温度計。この形の時計もあるので購入時にご注意を。


105円で買える3メーターコード付きイヤフォン

そして、前回と部品は違うが、イヤフォン。コードが3メートルもある。


熱収縮チューブがむき出しw

音は、ラジオ用なのでそれなり。コストを極限まで落とすため、熱収縮チューブがむき出しである。でも、これはマクサー電機という日本製なのだ。その証拠に、


ボイスコイル部分分解

電線が糸入りでしかも太い。この前使った単線とは大違いである。この電線ならセンサー延長につかえるな。


この基板と磁石を利用

その他、コイルを取り外し、磁石と基板を再利用すれば、ワンタッチで取り付けられるセンサーとなる。センサーはイヤフォン後ろ側のプラスチックと、エポキシ接着剤を使えば良いだろう。


センサーが変わった新しい温度計に対応

210円+αで作るプローブ型温度計の製作2010/10/29 01:00:55

2013年版の温度計に対応!


ある日、知り合いから
 「温度プローブって安いのない?」
と言われ、有名所の測定器とかを紹介したが、
 「いやいや、もっと安くていいし、大体分ればいいよ」
との事だった。自作パソコンなどでよく使われるマザーツールの温度計なども選択肢にあったのだが、ふと思いついた。そうだ100円ショップなら温度計があるよな。大抵あの手のものは、中がサーミスタ式だから、使えるんじゃね?とか思って買ってきたのがこちら。

100均で売っている温度計

こんなものが105円で手に入る時代なのだから脅威を感じる。パッケージをすぐに捨ててしまったので、型番を失念してしまったが、また購入した時にでも型番を調べる事にする。購入場所はキャンドゥ。



100均で売っていたイヤフォン

100円ショップでもイヤフォンは売っているわけで、これを延長ケーブルとして使おうというわけだ。しなやかなコードであれば何でもOK。モノラルイヤフォンの方が2メートルとか売っているのでそちらの方がお勧めだ。

まずは温度計を分解

早速分解。ネジは2本で止まっているだけだからすぐに分解。

空中配線部分がサーミスターセンサー

裏側にあったサーミスタ。温度に応じて抵抗値が変化する素子である。極性は無い。これを半田ごてで外してしまう。


取り外す

このセンサーを延長すれば良い訳だ。




電線が細い

さっきのヘッドフォンのコード。予想以上の細い電線。今回はプロトタイプ製作なので、これを使うが、出来ればもっと丈夫な線を使った方がいいかもしれない。




センサーをハンダ付け

センサーをハンダ付け。



不要になったボールペンの筒を利用して、エポキシ接着剤で防水処理

不要になったボールペンの先に取り付け、エポキシ接着剤で固める。


この2箇所をショートさせると2秒毎の更新になる

この温度計、サンプリングが30秒単位と、測定器としての使用は厳しいと思っていたのだが、なんと、この2箇所のパッドをハンダでショートすると2秒毎の測定ができる様になるのだ。
今回の用途としては、まさにうってつけである。
その他のショートパッドも色々意味があるようで、摂氏、華氏の選択、交互に単位表示などの設定が可能だ。


電源スイッチを付けるための改造

更新が速くなるという事は、当然電池の消費も多いので、使わないときは電源を切る様にしてしまおう。電源の配線部分をカッターで切ってしまう。



ケース加工

ケースはスイッチの穴をあけ、


電源スイッチ

温度計よりも値段の高いスイッチを実装だwww 測定周期を変更しなければ、電源スイッチは要らない。



接続

これで、使わないときはオフできるので、便利に使える。スイッチの部分が表から透過してしまうので、液晶の裏に白い紙を貼り付けたら意外と見やすくなった。



センサー部分のコード処理

センサーのコードを初めから開いている穴に通し、結び目を作っておく。



センサー部分の配線

外したセンサーのパッドに電線を取り付け、組み立てて完成。電線の極性は無いのでどちらもOkだ。



できあがり

まだエポキシが固まっていないが、硬化したら削って仕上げる予定。
精度はそこそこ出ている様で、簡易的な使用としては申し分ないだろう。電線を伸ばせば外気温度計とか応用が利きそうである。さて、これを来週渡すとするか。

 → 温度計の型番と3mコードの紹介

2013年版の温度計に対応!



100均ショップで売っているFOMA-USB通信ケーブルと充電ケーブルをニコイチして、充電できる通信ケーブルに改造してみた2010/05/11 23:25:03


100均のFOMA-USBケーブルで充電しながら通信

最近では、100円均一ショップで色々な物を取り扱っている。今回目にしたのは、FOMA-USBのケーブル2種類だ。いずれも105円でゲット。

左が充電専用ケーブル、右がデーター通信ケーブル。そして俺が欲しいのは、充電しながらデーター通信が出来るケーブル。それがないなら作ってしまおう。

という事でニコイチしてみる。

警告
この製作記事は、研究や学術向上の目的のため公開しています。故障・ショート・発火・副次的な災害の危険、また工作時のケガの危険性があります。製作は十分な電気工作の知識を学習の上、自作の回路・装置として取り扱うことを前提に全て自己責任で行ってください。この製作記事による動作保障と安全保証はありません。当方は一切の責任を負えませんのでご了承ください。

  (´・ω・`) ごめん、しつこいんだ。

通信ケーブルの方を分解

以前にFOMAケータイを充電しながら音楽再生できるケーブルを作ってみたでは、純正部品を買ってきて組み立てたが、今回は210円で、通信+充電ケーブルを作る。ピンを利用できれば、300円で、音楽再生ケーブルも出来ると思う。

早速分解。分解は、波の模様の無い、コンパスの針が通る位の穴2箇所に針を刺し、外側へ曲げるようにすると、ケースが浮き上がるので、ゆっくりと開けていった。コツを掴むまでがちょっと難儀するが、分ればしめたものだ。

改造は、通信ケーブル側を使えるようにして、充電する側のケーブルは部品とり。充電ケーブルを分解すると、赤いリードが付いたピンがあるので、リードごと利用する。引き抜けば簡単に抜ける。

それにしても、この熱収縮チューブ、全然収縮されてないwww かえって作業が楽ではある。

充電ケーブルのピンを抜いて、通信ケーブルの空いた隣に差し込む

差し込んでみた。差し込むときは5番目の所に差し込む。ピンセットでしっかりと差し込む。

黄色枠が、拡張した所

差し込むと、5番目にピンが見える。ハンダ付けは、隣の4番とハンダ付けすればOKだ。

電子工作に慣れている人なら、技術資料はFOMA(フォーマ)に関する資料が公開されているので、FOMA(フォーマ) USBハンズフリーを利用するための技術参考資料 第1.2版(PDF)の5.2以降を見ると理屈が分るだろう。

増設したピンと隣をハンダ付け

4番とハンダ付けして、熱収縮チューブを元に戻し、元通り組み立てる。
ケータイと繋ぐ前には、くれぐれも注意だ。隣同士のショートチェックとかやっておくのが良いだろう。4,5ピンはショートでok

では、接続。
認識キター (これは当たり前)

キター ってこれは、買った本来のデーター通信機能。これが出ないと、なにかの不具合がある。

充電ランプキター 成功!

おおーーー充電ランプが灯いたあああああああああああああああ

これで、2つの機能が一つのケーブルで可能になった。


100円ショップの材料でプランター作り2010/02/27 20:29:00

100円ショップの材料でプランター作り
今日は、夕方までの用事を済ませ、その後買い物に。この前貰ったクローバーが何だか窮屈になってきたので、紙の箱だった事もあり、100円ショップの材料を見てちょっとしたプランターをDIYしてみた。
100均のアイテム3つで鉢を作る
木の鉢、茶色のコードバンド、ココナッツロープの3点、しめて315円。これだけでも、味のある吊り下げ型プランターができた。

100円DC充電器でUSBから6~15Vを作る2009/11/08 10:58:55

100円DC充電器でUSBから6~15Vを作る
前回は100円ショップで買い求めたUSBポート付DC充電器で降圧型の安定化電源を紹介したが、今回は、その逆の昇圧型にする方法を紹介する。
警告! 警告
この製作は、研究や学術の目的のため、メーカの意図と異なる改造を行います。製品の分解・改造はメーカー保証が無くなるだけでなく、故障・ショート・発火・副次的な災害の危険、また工作時のケガの危険性があります。機器を改造する場合は十分な電気工作の知識を学習の上、自作の回路・装置として取り扱うことを前提に全て自己責任で行ってください。この改造による動作保障と安全保証はありません。当方は一切の責任を負えませんのでご了承ください。この商品をメーカーの想定外の使用方法にて改造使用している関係上、メーカーへのお問い合わせは大変迷惑になりまので絶対おやめ下さい。
まあ、電子工作野郎なら、こんな事書かなくても(ry 

昇圧回路図

※これは手書きを清書したもの

まずは回路図。メインICは、おなじみのMC34063A(pdf)。回路図中でアスタリスク(*印)がある部品は新規部品である。コンデンサや抵抗は、一部使いまわす所がある。この回路を元に、基板の部品を外したり、基板のパターンをカットしたりして改造していく。
 発振用コンデンサはマイラーコンデンサを使用したが、恐らくセラミックコンデンサでも良いだろう。
 多回転のポテンショメータは今回は10KΩである。前回の降圧型で使用した程調整がシビアではないが、できるだけ多回転タイプを使った方が良いだろう。
 USBのプラグは、マウスのジャンクから外して使用した。
 今回の回路ではパソコンのUSB側に大抵保護回路(ポリスイッチ)が搭載されているはずなので、それを当てにした設計にしているが、心配ならばヒューズやポリスイッチを使った方が良いだろう。
 生成できる電圧は6V~15Vまでなので、これまた便利に使えるだろう。リップルノイズは高い電圧になるほど大きくはなるが、12Vで400mV位なので実用範囲内である。
基板の加工方法。カットしたい部分にカッターで2箇所スジを入れる
基板のカット位置の具体的な説明は行わないが、改造の方法の一つの基板の加工方法を紹介する。何点かのカット部分が発生する。カットしたい部分のパターン部分にカッターで2箇所スジを入れる。カッターの扱いには十分注意しよう。
分離した銅箔の上から半田ごてを当てて暖めると銅箔が剥離する
分離した銅箔の上から半田ごてを当てて暖めると銅箔が簡単に剥離する。この方法で回路図を見ながらカットしていく。
裏の配線の様子
改造後の基板裏。180Ωの抵抗やショットキーバリアダイオードに熱収縮チューブを被せたもの、ジャンパー線などが見える。ポテンショメータは、調整中に曲がったりするので、エポキシ接着剤でガッチリ固定だ。
表の部品位置(参考)
表は、コイルの足を抵抗の足の余りなどで継ぎ足して伸ばして使っている。DCプラグは、端子を短くカットして、端子後ろをコンロで暖めてから、樹脂に圧入して固定したが、結構難しいので、普通に電線を出して配線した方が良いだろう。
今回は15Vに調整
配線ミスが無いかをテスターで調べてから、パソコンのUSBに接続。電圧をテスターで確認しながら希望の電圧になるように、ポテンショメータを回して調整する。
15V製品の秋月のライターもこの通り使用可能
15V製品の秋月のライターもこの通り使用可能だ。尤も、これは既に改造が済んでいるので私は必要がないのだが、TL499などで作るより部品が入手しやすいし、変換効率も良いので、今回の回路を使う方が良いだろう。
前回作った安定化可変電源を繋ぐと、USBから電源を使える
前回作った安定化可変電源を繋ぐと、USBから電源を使える。また、100均ショップは何でも売っているなで紹介した、乾電池2本からUSB電源を作る電池ボックスを繋げると、これまた様々な電源として利用価値が出るだろう。ちなみに、この電池ボックスで昇圧を試みたが、5V出力固定のため、今回のそれ以上に高い電源を作ることは出来なかった。
収納時
これをブレッドボードの保管している箱と一緒に入れておくと、便利に使えそうだ。
波形データー
参考までに測定も行った。波形データは、リップルの状態を表している。負荷は秋月PICプログラマを使用している。

効率について、15V/35mA時は5VはLED込みで256mA、無負荷時で5Vは29mAだったので、大雑把にLED分を引き算して227mAとすれば、

 効率η(%)= (5 * 0.227) / ( 15 * 0.035 )
  ∴ = 46%

効率はあまりよくないが、そもそもコイルなど、全部降圧用の部品で構成しており、最適化もしておらず、使用しているコイルなどを考えると予想通りの結果である。実験用の簡易電源としては申し分ない。

[PR] 送料無料新製品想定外究極の100Msサンプリング25MHzカラーポータブルデジタルオシロスコープフルセットPDS5022
[PR] 電気に弱い人にもわかるオシロスコープ入門―2現象オシロスコープの簡単操作ガイドブック
[PR] マザーツール パーソナルオシロスコープ HPS10




[][admin][mobile][Homepage][BBS][Blog][YouTube][asablo]