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ガイガーカウンター製作記 とりあえず完成!2011/07/14 23:56:42



前回では高圧電圧が生成できたので、パルスを取り出す回路を取り付ける。とりあえずガイガーカウンターが出来た。電源は100均で売っている電池2本を5VにするUSB電源で供給。




コイルやFETなどを変えて、100均で売っている万歩計を改造してカウンターとしてみた。万歩計は結構パルスに追従するので実験としては最適だろう。




102分後で227パルス。2.23cpm位だ。まあ部屋の中はこんなものなんだろうな。


ガイガーカウンター完成!

6月頃買ったお茶。ベクレル測定は試料を砕いて機械にかけるので、こんな計測器で分るとは思えないが、ちょっとやってみた。1分くらいでは分らないな。厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課発表の緊急時における食品の放射能測定マニュアル(pdf)にやり方が記載されていた。





マントルは良く回る。1センチ上において1分で29もカウントする。
このガイガーカウンターを屋外に置くとちょっと線量が上がるみたいだ。でもマントルを置いた時みたいなことは無い。




カソードのバネみたいなものの扱いは、穴に通して巻きつけるのか。間違った使い方をしてしまった。作り替える時直すとしよう。


ガイガーカウンター一般部品構成版0.4
※最終回路は変更する場合があります
2022/3/4追記
回路図に(C)ありますが、回路図の著作物は無効なので関係ないです。フリーでお使いください。


これが回路図。次の試作はこれを元に行う予定。これはまだ動作させていない。もし作る場合は、チャレンジするつもりで実践していただきたい。高圧も475V~600Vまで調整できる。このガイガー管なら、秋月ガイガーカウンター説明書から大体500~550V位あれば良いだろう。感電には注意。電源を切っても高電圧が保持されたままなので、回路を触る前に必ずガイガー管のアノードとGNDを5秒以上ショートさせて電荷を抜く。

実測では4V時3.28mA程度、5VUSB電源を使った場合の2.4V時の部分の電流は13mA程度だったのでそんなに電流が流れない。

コンデンサは耐圧100Vのは中々手に入らないので、耐圧50Vのを直列にして稼いでいる。この方法はブラウン管テレビの回路によく利用されたものである。ちなみに、これを電解コンデンサーでやると、分圧バランスが合わず容量抜けを起すので高抵抗を並列に入れる必要がある。


パーツリスト
Geiger counter circuit  Revised: Friday, July 15, 2011
http://www.ne.jp/asahi/air/variable/          Revision: 0.4
Bill Of Materials           July 15,2011      7:40:01 Page1
Item Quantity Reference Part
1 2 CN1,CN2 CON2
2 26 C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8, 0.22uF/50V
C9,C10,C11,C12,C13,C14,
C15,C16,C17,C18,C19,C20,
C21,C22,C23,C24,C26,C27
3 2 C28,C25 10uF/16V
4 1 C29 100pF
5 16 D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8, 1N4148
D9,D10,D11,D12,D13,D14,
D16,D17
6 1 D15 LM385Z-2.5
7 1 JP1 HEADER 2
8 1 LED1 LED
9 1 L1 10uH/1.96A
10 1 PH1 TLP521-1
11 1 Q1 2SK2962_TOSHIBA
12 2 Q3,Q2 2SC1815
13 14 R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8, 5.6M
R9,R10,R11,R12,R13,R14
14 1 R15 10K
15 2 R18,R16 1M
16 3 R17,R20,R22 100K
17 2 R21,R19 220
18 1 TP1 HV_OUT
19 1 TUBE1 D3372_HAMAMATSU
20 1 U1 74HC14
21 1 U2 LMC6482
22 1 VR1 500K(B)


この回路の部品は、一般的な部品だけを用い、ガイガー管以外は秋葉原で全て調達可能としている。特に、マルツ電波・秋月電子通商・千石電商の3店で部品が揃えられる。
また、コッククロフトウォルトンなので、トランスの入手などの不安もない。フィードバック電源なので、電圧が安定していて、電圧調整も高圧プローブがあれば正確に調整が出来る。




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