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超小型16チャネルUSBロジックアナライザ logic16を買ってみた2013/03/20 17:37:29



前回「秋月電子で扱っている気になる測定器」で紹介した、超小型16チャネルUSBロジックアナライザ logic16だが、とうとう買ったよ! (・∀・) iPodとか意識した化粧箱入り。



早速オーポン! 中からはビニールに包まれたケースが出てきた。このケースは頑丈な作りで、私がいつも使っているデジカメのZEROSHOCKと構造がよく似ている作り。



ぱかっとな。 ちなみに、上にあるのはおまけのプローブ。これが後で役に立つ。



中身は本体と接続コード、USBケーブル、スタートアップガイドの厚紙が入っている。



これが本体。材質がアルミなのだ。


秋月ロジックアナライザ logic16

裏側はラバーっぽい素材でできている。



重さが意外とあるので、ケーブルの引っ張りで負けて本体が動くとかがないだろう。ただ、使う時はケーブル番号を見ながら使うので、裏側にして使ったほうが便利そうだ。



USBと接続する前に、予めソフトウェアをホームページからダウンロードしてインストールしておく。
Windows XPやMAC OSが使えるのがいい所。
私はXPなので、XPを例に説明しておく。ールが終わったら、そのフォルダを指定する。




ソフトのインストールやドライバーのインストール中に警告がでるが、続行しインストしている。



これでインストール作業は終わりだ。



このアイコンをダブルクリックして起動すると、



本体のLEDがアナログチックに点滅を始める。これで使えるようになったわけだ。


起動直後の画面。操作アイコンが一切見当たらない、まるで最近のandroid端末の様なシンプルな作り。何となく使い方が分かりそうな雰囲気。



早速なにか信号でも見てみるか。今回は手っ取り早くPICkit3に搭載されているSPI EEPROMの25LC256の信号を観測してみよう。



アナライズの項目は色々なフォーマットに対応している様だ。



電圧区分設定。



チャンネル設定。チャンネルは少ないほど速いサンプリングになる。


SPIにして、トリガー条件ををEnable信号にして観測。おおっ! 捕れた! (・∀・)
 (まあ、ロジアナの機能なので当たり前だが・・・)



PICkit3を動かすためMPLABXに付属のPICkit3スタンドアロンツールIPEを動かしている。
Readをすると、波形がキャプチャーされる。プロトコルに応じてデータの数字やACK/NAKの観測が一目で分かる。オシロスコープでは手で波形を数えていた作業から開放される。



16チャンネルもあるので、複合でのデータを取り込むことが可能。スクリーンショットでのpng形式のセーブにも対応。波形の状態もセーブできる。CSV形式などのテキスト出力に対応していないのは残念だが、元々は目で見るツールなので、私の場合は十分満足である。もしかしたら次世代アップデートで対応するかもしれない期待もあるw この部分がパソコンの強みだ。

ちなみに本体が無くても、Start simulator をクリックすれば、デモモードとして動作し、ダミーの波形が出現するので、セーブ機能やメジャー機能などを購入前に確認することができる。




さて、秋月電子で購入すると、なんと1本600円もする超小型クリップが4本も付いてくるという特典があるのだ。2400円分のプローブをつけるなんて太っ腹だね (・∀・)



まずは付属品クリップ。ごく一般的なクリップだが、開いた幅が2mmある。DIP型のデバイスには問題なく足をつまめるが、SOPはチョット危なっかしい。



こちらが、超小型プローブ。開いても1mmちょっと。これはSOPでも楽勝だ。



上の2本が超小型クリップ、下が付属品のクリップ。太さの違いがお分かり頂けるだろうか。
面実装の部品はこの超小型クリップを使うことになるだろう。4本しかついてないといっても、SPIやI2Cバスをみるには十分である。



さて、私は悪い子(?)なので、 手元のT-5特殊ドライバーで開けてみるの巻 (・∀・)



おーぽん!(・∀・)
まあ、予想通りの作り。上からUSBブリッジ、電源、FPGA、保護ゲート群と続いている。
指紋があるのはご愛嬌。ただ全部コネクターが面実装品なので、無茶な応力は避けたほうがよさそうだ。



FPGAはXilinx SPARTANのXC3S200Aを採用。



USBブリッジはHigh-Speed対応のCypressのCY7C68013A-56PVCX。


秋月ロジックアナライザ logic16

これがあれば、今まで面倒だったI2Cやシリアル通信の電文をストレージでまとめて読み込めてデバッグ効率が上がるだろう。

◆特 長
・超小型USBロジックアナライザ。ポケットサイズ(約8センチ正方形・1センチ厚・74g)で
16チャネル対応。手のひらにおさまる高性能ロジアナです。
・最大100MHzサンプリング/各種プロトコル解析/ワイドな信号電圧レンジ
・マルチプラットフォーム(OS):Windows,Mac,Linux
対応ソフトはメーカーサイト(www.saleae.com)から無料ダウンロード
・USBバス給電で外部電源不要(動作時消費電流:約115mA)

◆主な仕様
・入力電圧範囲:-0.9V~6V
・入力信号電圧:1.8V/2.5V/3.3V/5V系
・入力インピーダンス:180KΩ、7pF typ
・サンプリングレート(最大):100MHz(@2ch)~12.5MHz(@16ch)
・サンプル数:1M(100万)~10B(100億)
・解析プロトコル※:I2C,Async Serial,SPI,1-Wire,CAN,I2S,
PCM,UNI/O,Manchester,DMX-512
※ソフトウェアVer:1.1.15(2013年02月現在)にて
・対応OS:Windows(XP-32bit),Vista-32/64bit,7-32/64bit),
Mac(OS X10.4/10.5),Linux(32/64bit Ubuntu等)
・セット容:Logic16本体、テストリード(9線)×2、ICクリップ×18、USBケーブル、
キャリングケース(ケースロジック社製)


  → 秋月電子 超小型16チャネルUSBロジックアナライザ logic16
  → saleae homepage


荻窪駅南口の「曙ステーキ」チャレンジ!2013/03/09 19:03:36



前から気になっていたお店、曙ステーキ。去年暮れにオープンしてまだ間もない。
噂では旨いステーキ屋と聞いていたので、知り合いと入ってみる事に。
曙と言えば、大晦日にボブサップの対戦が印象的だった。色々とロゴに64と書いてあるのは、
第64代横綱の意味だ。テーブルも綺麗にしてある。



間口の狭い地下を降りると、意外と広い店内。ざっと40名位は入れる。
お客さんは一組いた程度と寂しい。まあ、夕方6時過ぎなのでまだこれから入ってくるんだろう。



店内はテーブル席の他に一人がけできるカウンターも備え付けてある。ケータイの電波は普通に入っていたが、WiFi環境が無料で使えるのは嬉しい事だ。
まずは水。これはレモン水が効いた水である。脂っこい食べ物にさっぱりした水。



早速ビールを。ビールがとっても旨い! 飲食店の基本を知るにはビールを頼むとまず分かるというくらいビールは大事な店の顔。グラスの冷え具合や注ぎ具合はとても良かった。ウマー



サイドメニューでタコの唐揚げ。塩辛くなくまずまずのお味。
ステーキを注文して紙エプロンもらってスタンバイ!



注文して10分位、やって来ました焼きたてステーキ!
ボトムサーロイン 200g 1,500円だ。和風ソースが付いているが、好みで備え付けの塩コショウでも美味しく頂けるとの事だ。


曙ステーキ

私は、がっつりとリブロース300g 2800円を注文。もちろんライス付き。さてアツアツを食べてみるか。おおっ!!!! これはウマイ!!! 焼き加減がミディアム・レアぽいが、なんという旨いステーキなんだ。この値段でこの味なら納得だ。300gは多いかと思ったが、ライスを含めてペロリと完食。いやあ美味かった。本格ステーキが食べられるのはいいな。

味はとっても良かった。ただちょっとだけ残念な事もある。従業員さんがジーっと見ていたり、食事中は仕事の話とは思うが、ヒソヒソと会話が延々と聞こえたり、コートを預けても、帰りは持って来なかったり、配膳が相手と逆だったのに失礼の言葉が出なかったり。飲食業のイロハなので、この部分が徹底されたら、もっと印象が良かっただろう。

とはいえ、これだけの美味しいものを提供しているのだから、是非是非頑張って欲しい店である。




22石トランジスターで作る555「ディスクリート555キット」を作ってみた2013/02/12 13:30:11



前回NE555の記事の時、個別部品(ディスクリート)で作る555キットを紹介したが、その後作ってみたくなったので早速楢の木技研より購入。

私くらいの年代の方なら経験があると思うが、昔のキットはラジオキットが多く、2石ストレートラジオとかトランジスター数を石(せき)という単位を使う事が一般的だった。当時は、多くても6石の表示だっただろう。このキットは、その石数をはるかに上回る22石なのだwwww



それでは、早速開封の儀。取説、両面ガラス基板、そして部品一式だ。部品は特別なものは一切ない。基板は熱が伝わりやすいパターンランドなので、初めてはんだ付けする人でも楽にはんだ付けができるだろう。

その他に必要な物は、
  はんだごて(セラミックヒーター式推奨)
  ヤニ入りはんだ(初心者は鉛入りのを使うことを推奨)
  ニッパー
  ブレッドボード(最後にピン足を整える時に綺麗に揃う)

動作確認で必要な物
  100μF、耐圧6.3V以上のセラミックか電解コンデンサ
  1KΩ、10KΩ、330Ω抵抗
  LED
  ブレッドボード2枚(もしくは適当な基板)
  配線材など
  


部品はひとつの袋にまとまって入っているので、検品を兼ねて仕分け。カラーコードはルーペなどで確認すると良いだろう。横着な私は抵抗を貼りつけたw

数は以下の通り
 抵抗4.7KΩ 4本
 抵抗5.1KΩ 3本
 抵抗6.8KΩ、100Ω 2本
 抵抗100K、820K、10K、3.9K、1KΩ 各1本
 トランジスタ2SC1815 12本
 トランジスタ2SA1015 10本
 ダイオード 4本
 ヘッダ8連結(あとで1ピン毎に分割) 1個
 基板 1枚



実装ミスのないように部品レイアウト図にマークやらメモやら書きこむ。水色部分は2SC部分。
この取説の裏には回路図が印刷されている。



部品実装はいつも通り厚手のスポンジを使って差し込んでいく。部品は背の低い部品から取り付けるのが基本。



スポンジが無いと、人差し指の腹で押さえながら、裏から一つ一つはんだ付けが必要になるが、スポンジがあれば、この様に表からはんだ付けが出来る。

欠点として、はんだが裏面まで染みわたりにくいので、基板の裏を覗かれたらはんだ付け不良じゃないかと言い出す人がいるかもしれないw




はんだ付け終わり。目視チェック後にスポンジから抜き取る。



余分なリードはニッパーでカット。



お次はトランジスター。一つ差し込んでははんだ付けの繰り返し。内側から外側に向かって取り付け作業をしている。これも同じく全部取り付けた後にニッパーで余分なリードをカット。



最後にピンヘッダーをニッパーで切って足をつける。コネクターを利用して足のフォームを整えてはんだ付け。ブレッドボードでも良いだろう。



裏側ははんだ付けしなくても表面ではんだされているから必要ではないが、見かけを良くするためはんだ付けをしておいた。



完成!!! スポンジ式で約1時間で完成した。



22石は圧巻! 基板シルク印刷で機能が書かれている。オシロスコープががあればNE555内部の動作を確認できて勉強になる。



点滅テスト。ICクリップで配線してみたw おおっ!無事点滅できた。
これはあとでフィギュアケースに入れて棚に飾っておこう! 買ってよかった!!!


22石トランジスタ555タイマーキット

モバイル端末が普及することでデバイスがどんどん進化し、ICやLSIがブラックボックスしていく中、刻み込まれたシリコンウェーハの原点はここにあると改めて認識させられるキットである。

また、故ハンス・カーメンチント(Hans Camenzind)氏が当時経営が悪化しているシグネティクス社から独立し、一番売れるICを作る約束で同社と契約、彼の人生の一番大変な時期に生み出され、そして全世界に名を知らしめたICでもある。wikipedia本人インタビュー動画参照)

NE555のICはセカンドソース品やCMOS版が格安で市場に出まわっているが、このキットは彼の功績を讃えるのにふさわしいキットだ。

敢えてトランジスタと抵抗で構成されたキットを眺めるだけで、彼の魂が伝わってくるようで、自分自身を元気づけてくれる良いアイテムと確信した。


  →ご購入は楢の木技研webショップ
  →楢の木技研ディスクリート555キットへ 
    購入は通常レターパックの他、格安で送れるメール便も使える。


待望のUS$35の「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ)到着!2012/11/22 23:21:21



いやあ~長かった。注文したのが7月上旬。既に代金は引き落とされているが、注文した事を忘れる位長かったw



何気にポストをみると、封筒が押し込んであったw 普通の郵便で来たのかw



内容物を確認。すぐに使いたかったので、アクセサリー類やOS入りのSDカードを購入して、送料込み$75.15。やっぱり安い。



これでLANついてHDMIで出力してサウンド鳴ってリナックスが立ち上がるんだよな。12年前のパソコン並みの力がある。


超小型パソコンRaspberry Pi到着

大きさはこんな感じ。これにLANケーブル、HDMIでモニターとつなぎ、マイクロUSBで電源を供給。
USBマウスとキーボード、マイクロUSBは自前の物を使う。USBハブは普通に使えるようだ。



電源スイッチは無くて、USBを差し込むといきなり起動w 各種設定があるのだが、
Power of Dreams 「Raspberry Pi 設定のサイトが、非常に分かりやすい。このサイトを見ながら設定すれば、まず間違いなく日本語まで導入できる。
インストール時は、ネットに必ずつながることが条件になる。

追記:expand_rootfsで領域の最大化使用は、イメージをバックアップするときに、2GBで作れるので、設定を終えた一番最後に行ったほうが良いようだ。一度領域を広げてしまうと、例えば8GBのSDカードを使っていて、イメージをバックアップした場合、同じ8GBのSDカードでも書き戻せないかもしれないし、当然それより小さいSDカードに書き込めないからだ。



こうして設定と再起動を繰り返して使える環境にもっていく。所々呪文を手打ちするので、スペルをよく確かめながら打ち込むのだが、1時間もあれば全部終わってしまうだろう。
私はintlをintelとタイポしてしまって、フォントが変なふうになってしまったw
再度コマンドを打ちなおしてやり直せばOK。



やっと環境が出来上がった。日本語で表示されて、日本語入力も可能だ。



簡単なゲームが付いているので、ちょっと遊ぶなど。



ツイッターもやってみる。速度的にちょっと無理がある様だw
さて、これを何に使おうか。



HDMI入力のできるのが、テレビを観る画面だけなので、パソコンとして使う場合はリモートアクセスが出来る方が便利かとVNCの様なものを漁って入れたら、パスワード以降開かなくなったw
ということで、インストールは2回行なっているw 折角OS入りのSDカードを買ったのだが、最初からダウンロードして、Win32 Disk Imageで書きなおしたw OSと Win32 Disk Imageはこちら

やれやれ、やっと再インストール終わったよ。折角なので、バックアップを。ファイルでバックアップが取れないので、バックアップユーティリティを使ってバックアップする。



DD for windowsと辞書ソフトに似た名前だが、これを使えば、SDの素のイメージをファイル化できる。SDカードは念のためライトプロテクトを掛けておいて、適当なファイル名を決めて読み込みすると4GBで10分弱で終了。 追記:これを使わなくてもWin32 Disk Imageだけで出来る。



これをWin32 Disk Imageで書き込む。このユーティリティは起動すると必ず一度エラーが出るようだ。容量が大きいSDカードに書いても、使用出来る容量は変化しないが、その後コンソールで sudo raspi-config 起動、expand_rootfs を設定してリブートすることにより、容量が最大まで増える。expand_rootfs を行う前にバックアップしておくほうが良いだろう。



これで、ファイルが動かなくなってもバックアップしてあるので復帰が楽になる。
SDカードはフォーマットしなくても使えたが、念のためSDカードを物理フォーマットするユーティリティを使うのが良いかと思う。



この超小型パソコンの活用は何をしよう。ポートの入出力が直接できるので、独自の組み込みもできる。おもちゃとしてもとても面白い。



HDMIのディスプレーが地デジモニターしかないので、膝にキーボードとマウスで操作していたが、不便さを感じてきたので、遠隔操作できるVNCを使用してみる事に。

追記:最初にこれをインストールした方が、その後のインストールをリモートでできるので作業しやすい。

まずはRaspberry Pi側で、コンソールから2行を打ち込む。

インストール(最初のみ)
sudo apt-get install tightvncserver

起動(以降電源を入れた時に起動させる)
vncserver :1 -geometry 1280x1024 -depth 16 -pixelformat rgb565
これは最初の一回目だけパスワード設定になるので、
パスワードを入力してenter、確認で同じパスワードを入れる。次のビュワーのパスワードは特に必要なければ「n」enterで設定で完了だ。
Raspberry PiのIPはsudo ifconfigで調べておき、後ろに:5901と付けたのが、アクセスコードとなる。

windows PCにはリアルVNCをインストールしておく。フリーでもライセンスコードが必要なので、登録してコードを取得しておく。
windows側のVNC viewerを立ち上げると、サーバー名を入れるところがあるので、
そこにIPアドレス+:5901を入力してConnectする。



パスワードは、Raspberry Piで入れたパスワードを入れる。



警告が出るのは、フリーモードを使っているので暗号化されていないからである。個人で使うには特に問題ないだろう。



windowsでRaspberry Piがアクセス出来るようになった。HDMI経由で表示している内容とはまた異なるタスクで動いている様だ。



IBUSの常駐が切れているので、システムツールからIBUSを起動して、日本語入力を有効化スルことで、日本語が使用出来る。



これで、2つの画面を交互に見なくとも、windowsのパソコン画面から操作が可能だ。一つのマウスとキーボードで複数のパソコンを操れるのは便利。リアルVNCの使用方法はこちらが詳しい


2013/1/10追記:


有志によるマニュアルが公開された模様。ゲームをドット絵から作ったりする記事だったり、手取り足取り書かれたマニュアルだ。



なんだかマイコンベーシックマガジンを彷彿させる内容。オーナーは是非ダウンロード!(pdf)


  →Download Raspberry Pi OS + Win32 Disk Image Raspbian “wheezy”
  →リアルVNC


エアカウンターSを誤動作させてみる2012/06/27 01:02:29



以前に分解して紹介したエアカウンターSは、今ではスーパーやドラッグストアーでも手に入る身近な線量計となった。これだけ一般の方にも手に入る様になったのだが、測定方法の注意として、どんな事をしたら誤動作(誤カウント)してしまうのか、具体的に実験してみた。



まずはインバーター蛍光灯。



この部分にインバーター制御部の基板が内蔵されている。



私の部屋は0.05uSv以下なのだが、この上で測定すると、電磁ノイズの影響で誤カウントが認められる。インバーター蛍光灯に類似するのは液晶テレビやパソコンもそうだろう。



お次は、扇風機。


エアカウンターSを誤動作させてみる

モーターの近くでは、カウント値が最大まで達した。誘導ノイズで誤カウントしている。



ドライヤー。このドライヤーは20年位使っている気がするが。



送風モードにして計測。やはり誤カウントする。

写真には無いが、電動歯ブラシのモーターに近づけてみても、カウントが振りきれた。モーター全般は全部ノイズの影響がでると考えたほうが良いだろう。

その代わり、電動歯ブラシで、エアカウンターSを振動させてみたが、こちらは問題なし。
測定するときはメーカーの取扱説明書の通りに、ノイズ発生源から十分離して行うことである。




実験を動画にしてみた。最後の方で音量が大きい部分があるのでご注意を。



秋月で販売している「ゴールデンパワー単4アルカリ乾電池」の注意点2012/06/22 16:22:48



秋月電子で扱っているゴールデンパワー単4乾電池(LR03)タイプは1本20円と安価でありがなら、容量も高いので良く使う電池である。今年2月頃から青色のパッケージからゴールドパッケージに変わったと思う。フラッシュライトを作る時などは箱で購入していた。



手持ちのラジオの電池が切れたので、交換。あれ?音が鳴らない。良く見ると、プラス極が微妙に電極と接触していない。同じ種類の別の電池を入れたら動作した。



こちらは別の電池。これは問題なく動作する。



MP3プレーヤに使ってみる。これも動作しない。これもよく見るとプラス側が僅かに外れている。
普通の単4よりプラスの出っ張りが低いのでは?


ゴールデンパワー社単4電池のプラス側に注意

というわけで、他の電池と比べてみた。確かにゴールデンパワー社(左)のは、他のよりも出っ張りが小さい。



真横から比べてると、その高さの違いがお分かりいただけるであろう。ノギスで計測したら、0.8mmのでっぱり。エネループを初め、他2つは1.5mmも出っ張っている。



電池は工業規格で決められているはずなので、代表的なパナソニックの資料(pdf)を拝見してみる。高さの最小が規定されていて0.8mmであった。と言うことは、ゴールデンパワーのはかろうじて最小ながらも規格に入っている事になる。→その後調べたら、外皮の部分の厚みの程度によっては、規格より短くなることが判明。不良品の分類だ。

動かない機器が多発しており、更に安価な電池ボックスなどでは、成形品の精度が良くないので、不具合がもっと多発するだろう。現にフラッシュライトに添付した単4電池は、半分近くが接触不良に陥ってしまった。仕方ないので電池ボックスを削って対処した。


この電池はこの様な問題もあることを知っておいた方が色々とトラブルにならなくて良いだろう。せめてピップでも出ていれば良かったのだが。プラス側の形状をエネループや他のメーカと同じ1.5mmにしてくれたらと期待する。→直して欲しい所である。

対処方法は、アルミ箔や銅箔テープなどで高さをかさ上げする方法や、電極を曲げる方法、電池ケースを削る等があるが、一般的には値段が高くても、コンビニあたりで売っている有名メーカを使った方が、なにかとトラブルから避けられそうだ。

今回の結論は、秋月で売っているゴールデンパワー単4乾電池(LR03)接触不良になる機器が多発しているので、おすすめしない。(この紹介機器以外でも更に使えないのがあった)

9/22追記
対策方法の一例


こちらの記事でも書いたが、乾電池のプラス側をハンダ付けでかさあげすると対策できる。



電池はハンダ付けすると良くないのだが、アルカリ電池は電池のケース側の部分がプラスなので、パッキンなどの熱に弱い部品が近くにない。ハンダ付けはプラス側だけなので、手短にハンダ付けすれば問題無いだろう。(電池のハンダ付けは加熱されるので、推奨されない。)



はんだ付けの前にヤスリがけをオススメする。はんだ直後はフラックスの皮膜ができて通電しにくい状態になっていることがあるので、ヤスリで削るか雑誌などで表面を擦る。高さ調整もやすりで削って簡単に調整できる。



切れ味軽くてよく切れるハサミ「プラス フィットカットカーブ」2012/06/09 00:01:50



ネットを徘徊していて、これはよさそうなハサミと思って購入。プラスのフィットカットカーブというハサミである。



切り始めから切り終わりまで同じ角度で切れるので、綺麗に楽にカットできる。
歯はフッ素加工されており、テープなどの糊がつきにくいのが特徴だ。



切り始め。普通のハサミはいきなり直角から入って、約1/4あたりからこの角度になるが、これは最初から角度は約30度から切れるように設計されている。



中盤。角度は常に一定。



最後の最後まで一定。



手持ちのいつも使うハサミと比較してみる。左側のは糊付きの物やテープを切っていると、決まって歯に糊成分が付着するので、マメに溶剤で拭きとっている。



最後のほうを見てみると、確かに一般的なハサミは角度が小さい。



切るときの力も軽いのでスイスイ切れていく。



普通のハサミは、布やビニールなどの柔らかい物を切る時、こんな状態に挟まることが多いが、



これは、どの位置からでも綺麗に切断できる。


よく切れるハサミ「プラス フィットカットカーブ」

あと、細かな工夫がされており、小指に当たる部分にすべり止めの樹脂(おそらくエラストマー樹脂)が使われていて、連続作業にも疲れにくい工夫がされている。



残念ながら、鉄板や電線用ではないが、手芸をする人やハサミをよく使う人には、この切れ味をぜひオススメする。




7/2追記 特徴を分かりやすく説明している動画を紹介。




激安イヤホン「ステレオヘッドホン EHP-XPIN100」到着2012/05/31 18:20:26



amazonといっても、マーケットプレイス商品であるので一般ショップからの販売だ。



ブリスターパックに普通に入っている。緑でも悪くないデザイン。1円とは思えない高級感。



パッケージから取り出す。1.2メートルのコードにφ3.5のステレオプラグ。マイクがあるので極数が4つある。

早速音を聴いてみたが、まあ、予想通りw カナル型なのに低音が出ていない。ただ、ちょっと聴く程度であれば、こんな音質でもいいのかもしれない。なにせ1円なのでw(購入当時の値段)



カナル(外耳道)型のイヤホン。案外しっかりした作り。


amazonの1円イヤホン到着

イヤーキャップを外した状態。



シリコン製イヤーキャップは4種類付いている。良心的だ。



中継部分。スイッチが付いている。本来の使い方は、ここで着信応答、通話終了のボタン。


内蔵マイク。右側のコードに入っている四角い部分は、コード分岐の長さを調整する部分。



端子を解析したら、このような状態。聴くだけなら、大抵のオーディオ機器にも使えると思うが、稀にMIC端子側がGNDの機器もあり、その場合は真ん中の音が抜けて聞こえる。
スイッチを押してみて音が変わる様であれば、改造すると使えるようになるだろう。



この中継部分は、カッターなどで端に隙間を入れるだけで、





特別な道具がなくても簡単に分解できてしまう。接着剤で止まっているだけの様だ。



分解直後。スイッチのプラスチックはどこかに転がっていくと小さくて見つけるのが大変。
コードはハトメで抜けなくなっているのは、比較的良い作りである。



基板の裏側。イヤホン側の配線部分。



表側。部品はコンデンサとダイオードらしき物が、マイクと並列に入っている。2極コンデンサマイクは電源バイアスを与えるのでダイオードはツェナーかもしれない。
スイッチは、マイクをショートする形で配線されていた。

マイクやボタンを使わなければ、φ3.5のコード側の青い部分(MIC/SW)をGNDに共付するだけでよいだろう。XperiaでマイクとGNDが反対であれば、青と透明の電線を入れ替えれば良い。

追記:iphoneやipadあたりの配線は、GNDとMICがXperiaのと反対になっている模様である。実際に試したわけではないが、MIC/SWの電線とGNDを交換すれば改造できると思われる。
※写真はクリックすると拡大。




おまけ。イヤホンは聴いてみるまで良し悪しが分からず、随分買い直して、やっと見つけたのが、このイヤホン。MDR-ED31LP。高音と低音が程よく出ており通勤でも活躍していた。もう少し耐久がよければ最高なイヤホンである。残念ながら絶品。





【動画レビュー】コーヒーは1杯分だけをガスで沸かす2012/05/03 01:38:18


お湯を一杯分だけを沸かすと早い

柿の種とコーヒー。まさに名古屋スタイル。
食後や一息入れるときのコーヒー。随分昔は、いつでも飲めるようにと電気ポットで保温していたが、ここ数年はガスで沸かしている。電気ポットは一見便利そうだが、満タンに入れると沸くのに10分以上の時間がかかるし、保温する電力が無駄。お湯は必要なだけ沸かせば良い。




きっちり一杯分の水を量ってから沸かすと、全く無駄なく沸かすことが出来る。このマグカップで約1分40秒程。カップ麺でも3分以内でお湯が沸くだろう。インスタント味噌汁もお椀で計量。ポイントは計量して沸かす。これに尽きる。

何回かお湯を使うのであれば、魔法瓶を使えば良い。私の所はコンロが一つだけなので、食事の時はお湯を一旦沸かして魔法瓶に入れて、味噌汁に使っている。カセットコンロはこの時購入

電気ポットは1度壊れたので、新しく買い直したが、やかんで沸かすようになってからは、使うことがなくなり、結局廃棄した。もしかしたら、あなたの電気ポットも要らないものかもしれない。





今回の動画より、DMC-TZ30でフルハイビジョン撮影してみた。動画のテストも兼ねあってのレビューなのだが、従来使っていたEasy Media Creator 10 Suiteでは編集にパソコンの動作が耐えられず、14:9のエンコードは正常に行えない。

そこで、デジカメ付属DVDにあるロイロスコープ2体験版30日パナソニック優待版を試用。



編集は快適。チュートリアルで使い方は10分もあれば分かる。前のソフトのイライラするほど遅く、細かい部分のトリミングが出来なかったストレスが一気に解消。フリーの音楽素材もある



これ一つあればyoutubeまでアップロードしてくれる。
今回3分の動画を作ったが、私のパソコンで約30分のエンコード時間だった。フルHDならこんなものだろう。30日体験版は左下にロゴが出るが、機能制限がないので、暫く使ってみる予定。



初めてのHDマーク。



DMC-TX30の画質を確認する場合は、この解像度でフルスクリーン視聴すると良いだろう。





学習機能付きマルチリモコンを買ってみた2012/04/11 21:28:37


学習機能付きマルチリモコンは便利

通販で色々買い物のついでに、学習機能付きマルチリモコンを買ってみた。オーム電機製。



このリモコンの凄い所は、普通のリモコンをコード入力で一発設定できる他に学習リモコンモードも搭載。テレビボタンはシャープのアクオス(0115)、ビデオには家の照明、チューナーにエアコンのオンオフを、DVDは家の激安DVDリモコンを学習させた。
これ一本で、家電のリモコン全てをコントロールできるのでとっても便利。




さて、早速分解してみよう。まあ、リモコンなので大体予測は付いていたが、こんな感じ。普通のリモコンよりちょっと回路が込み入っている。



スイッチ側は、LEDの実装が独特で、スイッチパッドもユニークな形。スイッチゴムは、一体成型。



マイクロチップのI2CEEPROM(24AA16.pdf)が搭載されている。ここに学習された結果が保存される様だ。
学習時には赤外線を受信する必要があるのだが、どうやら赤外線LEDを入力デバイスとしても使用している様である。家電を分解すると色々見えてきて面白い。








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