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レトロ鍵盤 YAMAHA PSS-140をレストアして音源を換えてみた2012/07/01 17:22:27





最近、にわかに人気になってきたFM音源。iPadでもiYM2151なんてあるくらいだ。そういうわけで、レトロシンセ、しかもFM音源で、なおかつ安い値段を狙って物色中。 



半月以上前にYAMAHA PSS-170をヤフオクでゲットして、改造しようと思ったが、あまりにも美品だったので、もっと改造してもいいような一つ下のランクのPSS-140も喫茶店でちょっといいコーヒーでモーニングを採れる位の値段でゲット。



外側はさほど汚れていなかったが、中を開けるとかなり汚れており、さすがに全部水洗い。結構ホコリとか色々出てきたよ。



さて、半日程して乾いたので、作業再開。音源がYM2413かと思っていたのだが、中を開けたらYM2420という音源チップ。ん?これはYM2413と何が違うのか?

どうやら、ショルキー(SHS-10)もこれを使っていた様で、ヤマハ製品以外には使われていなかった模様。数少ないこのサイトでYM2420を知る。なるほどデータシートが手に入らない訳だ。

YM2413はMSXや色々なゲームに使われたので、グーグルで調べたら、すぐにデータシートは手に入る。

CPUはXE562B0でYAMAHAオリジナルの42PIN600mil DIP。



アンプは松下AN7140と、PSS-170と同じだった。音量調節はソフトウェアだけで行なっており、チップのアッテネータパラメータだけで音量を制御している。音量を絞ると、ザラザラした音になる。
どこまでもコストを下げた結果なんだろう。



スイッチ基板の腐食とスイッチの劣化が激しいのでオーバーホール。



ボードインコネクター(いわゆる量産時電線を揃えて取り付けるハンダ端子)は色々改造してみたいので、丸ピンソケットに置き換えておく。



鍵盤への配線も、外せるように2mmピッチのメスコネクターにしておいた。



IC2個をICソケット化。これで色々できそうだ。PICでも換装しておもちゃでもできたらいいなと妄想してみる。



YM2420のパターンを追いかけていくと、YM2413とハードウェア的にはコンパチの様だ。ならば、



そのままYM2413に載せ替えてみる。




これが交換した結果。パーカッションこそ似ているものの、音程や音色は似ても似つかない音。
全く別のものと考えたほうが良いだろう。YM2420はYM2413よりポリフォニック数が一つ減っている様だ。(後日追加記事にて訂正)5分56秒後にはPSS-170にYM2420を実装して鳴らしてみている。
これはこれでサーキットベンディングとして面白いという方がいるかもしれない。



ということで、一旦全部元通りにしまい込む。回路図位は起こせそうなので、ちょっとチャレンジしてみようか。


YAMAHA PSS-140レストア

さて、どういうふうに改造していこうか。そのままタンスの肥やしとなるか・・・


2013/7/10追記


madscientさんよりコメントを頂き、解析によるとYM2420のF-number(周波数番号)のLSBとMSBがひっくり返った形で構成されており、それ以外はYM2413と同等の事。



この赤枠で囲った部分の9ビットで構成されているF-Num部分の設定と、Block(オクターブ)のレジスタアドレスが$10~18のD5~D7に割り当てられる。

という訳で、ここまで分かればマイコンを交換してますます挑戦したくなった。今後の課題にしておこうと思う。  ※情報を提供頂きありがとうございました。




第二種電気工事士 筆記試験合格 技能試験練習 No.52012/07/02 13:49:25


第二種電気工事士筆記試験合格

今日は、第二種電気工事士筆記試験の結果発表。自己採点では合格ラインだが、今日合格が確定。ひとまず安心。引き続き7/28に行われる技能試験に向けて練習。

工業高校や専修学校などで受けている地域もあるようで合格率にバラつきがある。
この試験は技能試験をパスして合格になるので最後まで油断は出来ない。


問題No.5

ということで、前回からの続き試験出題候補問題のNo.5(pdf)をやってみる。



複線図は大体5~6分で書けるようになったが、もう少しスピードが欲しい。



完成。かかった時間は31分。複線図と合わせて36分。配線や長さには自信があった。しかし、色々と問題が!まず、合格クリップがついている。これは軽欠陥を取られる。軽欠陥3つで不合格。



さらにスリーブのマーク。これは重大欠陥を取られて一発不合格 (´;ω;`)



正しくは1.6mm2本には○印。こんなつまらないミスを本番でしないように指差し確認位やったほうがいいかもしれない。

使用スリーブ 断面積計 マーク 組合せ
4m㎡以下 1.6x2
8m㎡以下 1.6x3~4
2.0 + 1.6x1~2
2.0x2
8m㎡<
16m㎡>
1.6x5~6
2.0 + 1.6x3~5
2.0x2 + 1.6x1~3
 
直径→断面積変換 ※但しφ1.6,2.0mm
1.6mm 2.0m㎡
2.0mm 3.5m㎡

早見表



もっと痛恨のミス!!! 防護管の入れ忘れ。メタルラス壁って書いてあるのに (ノД`)シクシク
バインド線は切るのがもったいなかったので、つなげて使っているが、2回回して、2回よじって切断が正しい。

いずれも是正時間が5分位かかったので、気がついてもタイムオーバー (´・ω・`)
技能は己との勝負だ (`・ω・´) 

実践は頭で考えているだけではダメだな。今週中に残り7課題を終わらせて1ターンさせることにしよう。


秋月「デジタル照度計 LX-1010B」を買ってみた2012/07/03 23:14:11


デジタル照度計 LX-1010B

秋月電子通商で売っているデジタル照度計 LX-1010Bを購入。



この値段で、性能は悪くない。



早速部屋の照度を。1.3mで141ルクス。部屋の蛍光灯は20Wが4本であるが、色演出の高い蛍光灯を使っているので、ちょっと暗い。



この前購入した27Wの蛍光灯を40cmの部分で測定、582ルクス。蛍光灯は点灯し続けるとどんどん明るくなっていくようである。



屋外で曇で暗いと思っていたが、メータはx10レンジで約3000ルクス。直射日光ならどれくらいなのだろう。曇でも蛍光灯より断然明るい。



やっぱり分解w 分解していないのは今使っているデジカメ位じゃないかと思うほど、大抵の電気製品は中身を見ないと気が済まないw



74HC4066のアナログスイッチ、OP07の低オフセットアンプ、4070BのXORゲートにダイボンディングのLSIが乗っている構成。意外とまじめに作られている。4066でゲインを切り替え、4070でスイッチのゲイン設定でもしているのだろう。調整部分は4箇所。うち一つは多回転。



スイッチ側。部品はスイッチ以外は無い。表示部分へのアクセスはピンクのゼブラゴム。



フォトダイオード。上には青っぽいフィルターがかぶさっていた。



謎のパッドがあるので、オシロスコープを当ててみた。



光が入らない状態はこんな波形。



光が少しでも入り始めたらこの様な波形が出力された。約58ヘルツ。何の信号なんだろうか。



早速ランチャー9改を測定。30センチで475ルクス。まずまずの明るさ。しかも広範囲で明るい。
光の輪の極限部分でも測っても220ルクスある。手元の探し物にはこちらが便利。



改造前のランチャー9。なんと、改造前よりも明るい737ルクス! しかし、光軸を数度傾けるだけで、70ルクスと一気に光量が落ちる。遠く部分的に光らせる用途向きだ。

頻度に使うものでも無いが、光の目安として手元にあるとちょっと便利。



午前11時頃の太陽も測ってみた。太陽光垂直で、ケタ違いの110,200ルクス。太陽すごす。



35ドル PC「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」予約してみた2012/07/04 20:53:16


35ドル PC「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」

RSコンポーネンツから販売される様だ。



RSコンポーネンツのページへ行くと、メールの登録フォームがあったので書き込んでおいた。
数日後、RSコンポーネンツからメールが届き、予約用認証コードが届く。



本体は一人1台のみ。アクセサリーも買えるので、ついでに購入。SDカードはOS入りのを選んだ。ケースは透明ケースが人気で既に売り切れ。白のケースも注文。

認証コードとe-mailアドレスでログオン画面を案内されるが、何度かアクセスすると、一定時間アクセス出来なくなるようなので、その場合は1時間後にアクセスすればOK。
注文はチェックアウトをクリック。ちゃんと本体がリストに入っている事を確認。アクセサリーだけ注文なんて事が無いようにw

大人気なので、納期が12週間。秋ごろに手元に届く。DSO nanoやquadもそれくらい待たされたので、待つのは慣れているwさて、これで何が出来るだろうか。ちょっと楽しみだ。

締め切りがあるのか分からないが、ガジェット好きには押さえておきたいアイテムだろう。
追記:今現在では認証コード無しで予約可能な様である



PICプログラムの小技 printf()を使ってラクラクLCD表示2012/07/05 01:02:16



この本は唯一生き残った私のバイブル。初版が昭和60年、私のは平成7年改訂3版第11版、そして今は改訂5版まで出ている超ロングセラー本である。
いきなりC言語の本の紹介から始まったが、今回は、そのC言語の標準ライブラリ関数である
printf標準関数を使ってLCD等を表示させる方法を紹介しよう。

PICでLCDの表示部分のプログラムは、私がよく紹介している方法を例に出すと、例えば0~255の数字を表示させる場合は、

void lcd_valueout8(unsigned char temp){	//ゼロサプレス対応
	if (temp<100) {
		lcd_putch(' ');
	}else	lcd_putch(((temp / 100)%10)+0x30);//100
	if (temp<10) {
		lcd_putch(' ');
	}else	lcd_putch(((temp /  10)%10)+0x30);//10
	lcd_putch(((temp      )%10)+0x30);//1
	return;
こんな感じでコードを書く。数字が2桁、3桁と色々なフォーマットが増えれば、その都度コードを書いていた。面倒ではあるが、容量が小さくなるメリットがある。

でも、表示部分は簡単に済ませたい所。C言語は普通printf()関数が標準ライブラリ関数として用意されている。これを使わない手は無い。


PICのソースコードの先頭でstdio.hをインクルードし、



putch関数を書き込む。



putchはprintfのフォーマットと関連付けされているので、LCDでなくとも、uart(sci.h)などにも応用ができる。シリアル出力にしたければ、sci.cなどで利用している1バイト出力をputchに定義するだけでokだ。



MPLAB XC8等をフリーモードで使う場合は、浮動小数点などが使えない制約があるが、大抵のフォーマットが使える。使用方法は、一般的なC言語の本を参考にするだけでOKだ。

//LCD display (Loop forever)
while(1){
	lcd_goto(LCD_LineNumber1);
	printf("Count(10): %05d",data16); 
	lcd_goto(LCD_LineNumber2);
	printf("Count(16):  %04X",data16);
	data16++;
	delay_10ms(50);//0.5s wait
}
例は10進数と16進数を0を含めて表示させているだけであるが、これを自前で書くと結構面倒である。printfなら、こんなに簡単に表示系を記述することができる。


printfを使うと簡単に表示系ができる

動作させた例。簡単な計数などには絶大な威力を発揮するだろう。プログラム一式はホームページにて公開している。



こんな簡単なプログラムでも既に1KW以上。製品版になれば最適化されるのでもっと小さくなるだろう。最近のPICマイコンは容量が増えてきているのが多いので、printfを使って簡単にプログラムしていく方が生産性は高いと言える。





秋月電子通商から部品調達2012/07/06 23:55:35


PIC32MXマイコン入手

秋月電子通商から部品をゲット! まずはPIC32MX。4種類出ているが、USBが使える一番高い(といっても220円)を購入。



あとは、安いシリーズ。これらも料理するぜ。



このピンソケットを使う時が来た。



CDS結合のフォトカプラもゲット。トライアックキットと組み合わせて果たしてどう出るか?



荻窪 鳥もと2号店で刺身など2012/07/07 17:31:49


荻窪 北口 持ち帰りも出来る焼鳥「鳥もと2号店」

身辺を色々整理していると、そういえば高校生の時に取った危険物の免許ががあったなと思い出す。20歳位に紛失してから、ずっとそのままであった。あったからといっても大した事に使えるわけでもないのだが、国家資格であるので無いよりあった方が良い。ネットで検索し、電話でうろ覚えの情報を手がかりに台帳から登録されていることが確認出来たので、再発行出来るとの事。

そんなわけで、必要な書類を取り寄せたり手数料を送付したりするので区役所やら郵便局など訪問。杉並区役所荻窪出張所が、南口から、あの日本DEC→コンパック→HPだった荻窪一高いビルwインテグラル大林ビルの2階に移転していた事を知る。

帰りがけ、刺身が食べたくなったので、いつもの鳥もと2号店へ。
今日は暑かった。半袖で出かけても汗だくだった体に、最初の冷えた酎ハイは格別な旨さ。
ねぎま、とりま塩、シロで120x3、酎ハイはどれも350円。只今の値段710円。
チャージはないので、焼き鳥1本から注文可能。



やっぱり、刺身を食べたい。イサキの刺身を注文。ウマッ!これは380円。計1090円。
1階のこのカウンター、誰にも邪魔されず一人でボーッっとできる。ある人はiphoneで黙々とサイトを見ていたり、単行本を読んでいたり、音楽を聞きながら飲んでいたりと、お一人様の様々なスタイルで飲んでいる。

店内を見渡すと、レジ位置が変わって、冷蔵ネタケースが導入され、お持ち帰り用のウォーマーが設置されている。このお店は、お持ち帰りが多く、しかも大量に常連さんが買い付けているのを何度も目撃している。



ちょっと甘いものを飲みたくなった。巨峰サワー。ファンタグレープフルーツぽいティスト。
暑い日だからゴクゴク飲める。+350円、計1440円。



メニューが入れ替わって、私の大好物の真鯛の刺身があった。+380円、計1820円。
そして冷酒。刺身にはやっぱり冷酒。冷大+550円、計2370円。



う・ま・い (・∀・) サイコー この値段で出してくれるのは嬉しいね。



ちょうど、アスパラを茹でていたので、2本注文。一本150円。軽く茹でて下ごしらえしていたのか。アスパラは大好物。お酒をチビチビ、アスパラもいただき、ほろ酔いで〆て合計2670円。
自炊&家呑みしない私のささやかな贅沢であった。


ボーカロイド「初音ミク」を初めて歌わせてみた2012/07/08 23:11:12


ボーカロイド「初音ミク」で歌わせてみた

ある日、戸棚を整理していたら、2007年8月31日の発売初日に手に入れていたボーカロイド「初音ミク」を発掘。最初にちょっと声を出して遊んだ程度で、その後触る機会がなかった。ずっと初音ミクのリスナーになっていたが、折角なので歌わせてみようと思った。



このパソコンにインストールすらしていなかった。ああ、思い出した。今のパソコンは2008年1月に購入したもの。(過去ログの68番)一世代前のパソコンでは、一旦インストールしたものの、重くて使う気も起きなかったから、完全放置していたと思った。と言うことでインストール。アクティベーションキーも問題なく通る。



ディスクトップミュージック(DTM)を離れてから10年以上。新しく楽曲を作るにしても、色々環境が古いものばかり。今まで作った曲から選ぶことにした。

今回は1996年制作の「アクセレーション'96」。とあるライブのイベントで、実際にボーカルとその時作って使用した音源である。歌詞は提供していただいた。

当時のDTMでは動画として標準のMIMPI形式のファイルも制作。T-MIDIというMIMPI形式再生可能なプレーヤーとSC-88があれば再生できる。現在はMIDI音源など使わず、DAWと言われるツールで作るのが一般的のようだ。



早速ボーカロイドエディタを起動。まずは、主旋律部分を作る事に。音符をいちいち書いていくと大変なので、元データからボーカル部分を抽出。その後、漢字やアルファベットは全てひらがなに変換して歌詞データを音符に流しこむ作業を繰り返していく。

幾つかの書き方に注意する所があって、例えば、「わたしは」を「わたしわ」に書き換えたりする所がある。このソフトは英語読みは対応していないので和製英語の様に書きなおす必要がある。英語はかなり苦戦した。このエディタ、お世辞にも使いやすいとは言えない。オクターブを変えるトランスポーズが無いのがかなり不便だった。

何日間かかけて完成。全部で6時間以上は掛かったと思う。まだまだ直す部分があるが、まずは妥協。このツールだけでWaveが作成できる。



次は、MIDIデータを音源化する作業。MIDI音源を直接波形データーにする。Cakewalk2.0を使って若干の音のバランスを修正。旋律抽出もこのソフトで行なっている。今更なCakewalkであるが、一番慣れ親しんだソフトなので、私にとっては便利である。今ではSonerシリーズか。



曲録音はウェーブレコーダーの「仮面舞踏会」(フリー)を使ってMIDI再生しながら録音。このツールは長時間パソコンのウェーブを録音出来るツールで、更にMP3に変換する機能もある。ネットラジオの録音などに最適のソフトだそうだ。


ボーカロイド「初音ミク」で歌わせてみた

ボーカルの音加工には、Wave Paseri(フリー)を使った。かなり古いソフトで、アンドゥも1段、癖のあるユーザインタフェースではあるが、エフェクト機能が満載なので、たまに使っている。ノーマライズ(波形の最大値をレンジの最大にする機能)とエコーはこれを使った。



音源は揃った。あとは映像。映像はT-MIDIで再生している動画をアマレココ(フリー)で動画キャプチャー。同時に音声も撮れるが、今回は映像のみ利用した。



映像と音源が揃ったのでトラックダウンできるソフトを探したら、この前購入した動画編集ソフトのLoilo Scope2を使う。ユーザ・インターフェースが簡単で、編集も比較的楽。Youtubeへダイレクトにアップロードできる便利なソフトであるが同期が前半と後半で微妙にずれるとか、カットした部分にノイズが乗るなど、DAWの代わりとまではいかない。ここまでの作業を手持ちソフトやフリーソフトで駆使して制作したが、ここらあたりが限界。Loilo2のTipsをついでに見つけたのでリンク





というわけで、トラックダウンした動画。一連の作り方は大体理解できた。
16年前の曲を初音ミクに歌わせた自分の曲は、なかなか感慨深いものがある。
初音ミクを自由に操っているボカロxxxp(プロデューサーのP)がどんどん初音ミクに魅了するのも良くわかった。次に作るときはDAWソフトを導入して制作してみたいものである。

探したら、無料DAWソフトがあるそうだ。Reaperというソフトで無料版が0.999。お試しでこれで作りなおしてみようかな。




ソニー、オールラウンドカセット 「HF」シリーズ7/20発売開始2012/07/09 22:36:19


ソニー、オールラウンドカセット 「HF」シリーズ7/20発売開始

ソニーからカセットテープが新発売になるらしい。クロームやメタルはなく、あくまでもノーマルのカセットテープ。一定の需要があるんだろうな。10分100円で買える時代。





そんな話題が出たもので、物置からゴソゴソとカセットテープとデッキを出してみる。
これはソニーAHF。中森明菜のファンタジーが収録。音移りとか最初の部分の音のフラつきがでていて、正直音は良くない。当時のノーマルポジションカセットのS/Nは45~55dB位だから、こんなものなのだろう。



手元に残っているテープは約10本。一時期200本以上もあったが、ほとんどは処分。

私の18歳までの思い出は事情で殆ど手元に無い中、高校時代に書いたレーベルやアルバムの絵だったので残してある。今は茶色く変色してしまっている。

カセットにとっていても、今ではお金さえ出せば当時以上の音のものが手に入るし、Youtubeやニコ動などでストリームとして観られるものが殆ど。中学・高校時代に録音した自分のトランペットの練習や自作曲が手元にないのが悔やむ所である。



これは、2004年に上越新幹線脱線事故で、上越新幹線時325号が、あの地震でも人ひとり怪我せずに停止した記念に、勢いでヤフオクで入手したものだった。気がつけば、もう10年。早い。

MDよりカセットが長く残ろうとは。




秋月I2C接続キャラクタLCDモジュールをリカバリーできるファーム公開2012/07/11 23:59:02


秋月I2C LCDをリカバリするファーム公開

以前、秋月I2C接続キャラクタLCDモジュールをシリアル入力タイプに改造では、このLCDモジュールにはPIC16F689が搭載されていて、これを書き換えることで、I2Cのインターフェースをシリアルに変更出来る事を書いた。

電子工作においてLCDは、試作で使いまわされることが良くあるので、目的を達成したら、また買った状態に戻したいと思う事もあるだろう。

搭載PICはライトプロテクトが掛かっているので、同じファームウェアをバックアップ出来ず、PICマイコンを交換して書き込むという面倒な方法しかなかった。

いくら秋月にPIC16F687があるとはいえ、SSOPチップをハンダで交換するのはあまり簡単ではない。そこで、同じ機能に戻せられるプログラム(ファームウェア)を作ってみた。これなら、チップを交換しなくても、そのまま書き込めばOKである。

また、I2Cのデバイスを複数使う時、デバイスのアドレスが重なりあっていて、それが固定アドレスな場合でも、LCDの方のアドレスを変更が可能だ。このアドレス、24C04などのシリアルEEPROMのアドレスと同等の様であるから、変更したいニーズも多いと思われる。



内部回路図はLCD手前までは解析が終わっており、単純にPICのピンが外に出ている格好だ。
ハードウェアは16行2桁であるが、SC2004などの20行4桁など、各種キャラクターLCDに置き換えられるので、ハードウェアの互換が保てるという恩恵に授かることが出来る。



ACM1602NIのデータシートを見ると、フォーマットは意外にも明解。
アドレスは0x50、ライト固定でリード操作がない。続いてのデータはRS信号の制御。贅沢にも1ビットだけしか使用しておらず、bit7の状態がそのままRS信号となる様だ。最後は1バイトのデータで通信が終了。良くあるLCDイニシャライズやタイミング制御は、繋げる側が管理するので、一切不要。I2Cスレーブ動作だけ出来れば良いことになる。


秋月I2C LCDをリカバリするファーム公開

I2Cスレーブ動作は、きむ茶工房ガレージハウスこちらや、nobchaの電子回路日記こちらを参考に、コードを書いていった。そして、動作確認は、arduinoで行い、構想100年のサイトではarduinoの規律に則ったACM1602NIの専用ライブラリーがあるので、それを基準としてデバッグを進めていった。



パソコンにはMPLAB IDEと arduino IDEが起動と、なんとも滑稽なデバッグである。
余談であるが、arduinoは最近バージョンアップして1.0.1になり、日本語メニュー対応になった。
相変わらずシリアルのバグがあるが、対処方法が分かっているから特に問題は無かった。



これが以前にシリアル入力に改造したLCD。PIC16F687が張り替えられている。これに書いていきながらデバッグを行う。



最終的には、製品に手を加えていないACM1602NIに書き込んでテストする。
私が提供するHexファイルはPIC16F687であるため、ROM容量が倍の4KWあるPIC16F689に書き込むときは、一度プログラマでイレース処理が必要である。



追記 Ver.1.10では、ビルドし直さなくても、 ジャンパー処理だけでアドレスを変更できるように対応。通常使用では。アドレスは初期値と同様0x50(0xA0~A1)であるが、RXをGNDに落としながら電源を入れると別のアドレスが設定される。その時のアドレスは0x3D (0x7A~0X7B)になるので、一般的なI2CEEPROMのアドレス0x50を簡単に避ける事が可能となった。



ご注意:ACM1602N1の機能とほぼ同等の機能に回復になるが、全ての機能を検証しているわけではないので悪しからず。書き替えると元に戻せない。完全に購入時の通りに元に戻したい場合はチップを交換して対応。入手が容易なPIC16F687I-SSなどがある。








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