Arduinoは何かのインターフェースを動かすときに、他のマイコンと違って色々お膳立てされているので、使いたい時にすぐに利用出来るのが便利。私もたまに利用している。最新ではUSBがマイクロBになった
Arduino Leonardoが売りだされているが、依然価格の安いDuemilanoveやUnoが人気だ。また、発売してから普及しているのもDuemilanoveやUnoである。
arduino DuemilanoveやUnoは、USB Bタイプという大きいUSBケーブルで接続するのだが、このケーブルが太いので、arduinoがケーブルのヒネリに負けてひっくり返ったり動いたりして、色々イライラさせてくれるw
それに、このケーブルは滅多に使うものでないので、使いたい時探したりしてしまう。今は殆どUSB A(平べったいパソコン側)とUSB mini Bが使われている事が多いからね。
変換ケーブルでも作ろうと思ったが、さっと使うにもあまりスマートな方法でない。
もっと使いやすいようにUSBコネクターを交換してみることにした。当然物理的な大きさがちがうので、色々な細工を施して取り付ける。
ピン配置をみたら、なんとか取り付けられるイメージが見つかった。USB miniBの4番目の所はID端子として定義されているが、使用しないのでニッパーでカット。3,5番ピンを外した基板に直接ハンダ付けして、1,2番は電線で引き出す事にした。
外す時は、ハンダ吸い取り機があれば楽に外せるが、手元に無いので、USB Bコネクタと基板にマイナスドライバを差し込み、端子にハンダを盛りつけ、130Wに切り替えられるコテで十分暖めながら、ゆっくりこじって外していく方法を使った。
monotronのボリウムを外す方法とほとんど同じ方法である。20Wのコテでは恐らく外れない。スイッチ一つでパワー切り替えのできるコテが便利である。
外した直後の基板。外した直後のUSBコネクタはとても熱いので注意が必要。フラックスを洗浄剤で一旦綺麗に取り去る。オススメはキッチンタオルが毛羽立たなくてナイス!
スルホールを綺麗にしたが、ハンダが残っていても、これからのハンダ付けは表面でハンダ付けするので、ここまで綺麗にしなくても問題無い。
さて、メモ書き通りに配線。USBコネクターの下は電源パターンが走っている部分があるので、USBのケースが触れないように絶縁処理をほどこしてある。USBはハンダを盛ってケースを止めた。
安定に動作するようであれば、エポキシ接着剤で固定すると完璧だ。
また別の角度から。時代を先取りして
マイクロBを載せるという手もある。ただ、端子の配線難易度がきついかも(´・ω・`)
これならケーブルがPICkit2/3などで使っているケーブルがそのまま流用できるし、ケーブルがしなやかなので、基板が動くことが無くなる。とても快適である。普及している台数が多いのがDuemilanoveやUnoなので、この改造は需要があるかなと思っている。
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