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PIC32MXワンチップテレビゲーム「○ックマン編」レビュー2013/02/04 23:59:37


PIC32MXマイコンだけであの懐かしいゲームが!

以前にPIC32MXマイコン1つだけでオリジナルビデオゲームが動くのを紹介したが、その作者がまた驚きのものを出してきた。1980年台初頭に流行ったビデオゲームを、たったひとつのマイコンだけで動かすというものだ。過去にはFPGAで再現したりするものはあったが、秋月で買っても220円しかしないマイコン一つでやってしまうという脅威。



早速ブレッドボードで作る。作るといっても、前回作ったブレッドボードがそのままだったので、キースイッチを増設しただけである。製作部分は、前回のが参考になるだろう



私のテレビでは作者の回路図に、100Ωの抵抗を接続して映った。この部分はお使いのビデオ入力によって調整が必要かもしれない。
映像出力の5本の抵抗についても、前回同様に近似値を使用。細かいことを気にしなければ問題無いだろう。
120Ω→100Ω
300Ω→330Ω
640Ω→680Ω
1.2KΩ→1KΩ
2.4KΩ→2.2KΩ



すぐに完成。半導体はPIC32MX220F032B1つだけだ。



ちなみに、当時の業務用パックマンの基板はコレ。沢山のICが散りばめられ、電源も5V6A以上と大掛かりなシステムだが、当時ではごく標準的なボード構成だ。



それに近い動作を、コレひとつがやってしまうというのだから、インパクトが大きい。



今回は、予めHEXファイルが同梱しているので、PICkit3を持っていれば、書き込んですぐに動作テストが可能だ。MPLABXをインストールすると一緒にインストールされるMPLAB IPEというPICプログラマを使うと簡単。使用方法はこちらのページの後半でMPLAB IPEについて説明している

またソース・コードも公開しているので、自分で手直しして再度ビルドも可能。前回MPLABXを使用した手順を紹介しているので、こちらも参考になると思う。





さて、実際に動作させた動画を作ってみた。
一言、すばらしい!! このチップでサウンドを出しながらビデオ出力し、ゲーム性も損なわれていない。よく、昔のIO誌だかベーマガの裏広告あたりにPC8001にニデコ製拡張PCGを載せてやっとパ○クマンが動作していたとか、MZ80Kではピンホール的に見せたバグファイヤーとかあったが、そのハードを凌駕するPIC32MXマイコンの脅威と可能性をさらに感じさせたものであった。
専用基板作ってみようかな。


コメント

_ R4000 2.2 ― 2013/02/06 00:39:28

オリジナルちゃんと触ったことないですけど、まんまモノホンに見えますね。

_ air_variable ― 2013/02/06 02:32:08

移動単位が8ドット(1キャラクター)単位ですので、業務用の1ドット単位の移動の滑らかさや、キャラクターが小さいですが、ARMコアでストレスなく動いていました。
これを10年前にやろうとしたら、数万円以上の投資となったと思いますw

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