去年の2月にMPLABXを紹介してから1年半も過ぎてしまったが、バージョンが1.3になって、CコンパイラがHitech PICCからMPLAB XCコンパイラに完全移行されたので、そろそろ使ってみるとしよう。
一緒にMPLAB driver switcherなるものもインストールされるが、ICD3などの高機能デバッガの環境変更に使われるものなので、特に何もしなくて良いはずだ。
起動直後の画面。初回の起動だけ1分近く起動に時間が掛かったが、2回目からは数秒で立ち上がるようになる。最初のこの画面からクイックメニューなどがあるが、今回は移植なのでこのページを左上のタブのxをクリックして消してしまう。
何もない状態。FileメニューからNew Projectを選択。
6ステップのセットを行なっていく。Stand aloneプロジェクト→使うデバイスは今回PIC16F1827を選択→ツールは繋がってないがPICkit3を選択→コンパイラはXC8 Ver1.01をハイライト。
最後の画面。Project Nameを先ほど作ったフォルダーから.Xを取った名前を入れ、Locationは、上記フォルダの存在する部分をBrowseで指定。
Encoding という部分があるが、これは日本語に対応させるためShift_JISを選択する。これを行わないと、コメントが漢字のファイルが文字化けを起こす。以上の設定が終わればFinishをクリックで生成完了だ。
なお、これからも日本語に対応させるために、Tools→Optionsで最初からShift_JISに設定しておくと、次回からこの手間が省ける。
出来上がり直後のプロジェクト。ファイルは無いからこれから読みこませる。
そして、プロジェクトツリーを右クリックして、Add Existing Filesを選択。
*.cと*.hを全て選択してselectをクリックすると、
適当な位置に読み込まれる。
ここでチマチマとソースとヘッダーにドラッグドロップして仕分け。ハンマーみたいなアイコンがビルドのボタン。それを押すと、普通にビルドが完了。\dist\default\productionにhexフォルダーが生成された。main.cをダブルクリックすると、ソースコードを見ることができる。
画面設定を消してしまったりツールバーがどこだか分からなくなってしまったら、Window→Reset Windowを選べば元に戻る。
気がかりと言えば__delay_usがUnable to resolve identifier delay_usに警告がでるのと、
__EEPROM_DATAの部分が Unexpected tokenと警告が出ること。なぜそうなるのかは、これから調べるつもりである。
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