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パソコンキーボードに麦茶が! 色々キーが使えなくなる→修理OK2012/09/04 18:09:41


キーボードに麦茶をこぼした!色々キーが使えない!

ついうっかり、パソコンのキーボードに麦茶をこぼしてしまった。急いで拭き取り、水分を振り落として切ったつもりだったのだが、暫くしたら、シフトキーが押されっぱなしの状態に。これはいかん。

ついでなので、分解掃除。分解掃除は以前の方法と全く同じ、ジャブジャブ水で洗った。見かけは綺麗になった。メカ部分を乾燥させている間、キーボードのフィルムを点検。



シートには麦茶が毛管現象でパターンの間に吸い込まれていたようだ。麦茶の電気抵抗だけでも導通するようだ。濡れた布で拭きとって、良く乾かしてみる。



接点のメンテナンス。前回のは別のキーボードで行ったが、今回は私のキーボードでも同じ事を行う。鉛筆はマークシート用の太いのを使ったから楽だ。



キッチンペーパーで余分な粉を拭き取る。ティッシュよりも、キッチンペーパーの方が毛羽立たないし、指紋取りなどに最適だ。キムワイプのある家庭は少ないだろうw



基板。なんとなく掲載。



接点部分も鉛筆でこすって、ペーパーで拭き取る。



部品が乾いたので、一旦全部もとに戻す。押さえつけるゴムがへたっていたので、隙間テープを使ってかさ上げする。



キーボードを使う前は、必ずチェックした方がよい。全部のキーが使えるからこそ快適に使えるわけだ。チェックするソフトはメモ帳などだとファンクションキーやシフトキーなどがチェックできない。
そこでキーボードチェックができるものが必要だ。

今回私が使ったのは、Microsoft IntelliType Pro Software Version 5.2 に同梱されているmskey.exeを使った。これがすごく便利。このソフトは、マイクロソフトキーボードのドライバーインストーラーなので、使っていない人は間違ってもダウンロードされたITP5_2Jpn.exeを実行てドライバーをインストールしないことだ。結構厄介な問題になる。

ちょっとトリッキーであるが、ダウンロードファイルの拡張子をcabにしてexplzhなどのCABファイルが解凍出来るソフトでmskey.exeを取り出してくるだけでOKだ。

なお、お使いのキーボードがMSインテリキーボードやインテリマウスを使っている方なら、ファイルを指定して実行でmskey.exeと打つだけでこのツールが使えるはずである。


適当なフォルダにmskey.exeを入れておいてダブルクリックすれば動作する。
使い始めに上図の様に設定しておくと「→」や「ALT」キーも普通に見れるようになる。



ミュートやボリュームなどの未定義キーが押された場合は何も反応しないが、それ以外のFキーや全角キーなど殆どすべてのキーを調べることができる。

さて、それでキーボードを調べたら、いろんなキーが使えない。これはどうしたものか。
テスターで丁寧に調査したら、原因が分かった。スイッチ側パターンがどうやら断線してしまったらしい。何らかの方法で接続すればいいが、これはハンダ付け出来ない素材。さすがに鉛筆でパターンも復活は不可能だ。



手持ちに捨てずに取っておいた固着したコンダクティブペンがあった!後ろのほうをカッターで切り、爪楊枝を入れたら、まだ使える成分があった。このペンの値段は安くない。



見かけは切れているように見えていない部分だが、茶色く変色して、テスターで導通の無かったこの箇所に溶剤をぬってドライヤーで乾かす。



念の為、ポリイドテープで保護。



復活! このキーボードが使いやすいから中々手放せない。ただ、色々とガタがきているから、今度壊れたら、買い換えるかな。調べたら結構いま安く買えるのね。


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