LaMetric Timeという、面白いデバイスがある事を知る。これは、小型のメッセージボードで、スマホやiPhoneから好みのメッセージを入れる事はもちろん、色々なネット上の情報をリアルタイムで表示することができるデバイスだ。接続はWiFiで行う。
また、Bluetooth接続により、外付けのスピーカーとしても利用可能だ。
開封してから動作するまでの動画。
という訳で、購入してみることにw 支払いはクレジットカードのほか、paypalでもOK。キャンペーンコードを使えば10%安くなる。
注文してから、発送前にもう一度住所等をメールで聞いてくるので、登録した内容を返信すればOK。注文してから半月後に到着。発送元は香港。
パッケージはこんな感じ。
梱包は至ってシンプル。本体にフィルムカバーがある以外は、ビニールなどの包装すら省いている。合理的だ。
これが本体。重さは279g。製品自体は、バッテリーなし$179とバッテリーあり$199の2種類があるが、移動の事も考えて少し高いバッテリーありを購入した。
内容物は、本体、取扱説明書、USBケーブル、ACアダプター、そして各国対応の変換プラグ2種類。日本ではこの変換プラグは使用しない。
取扱説明書がとても簡単に書いてあるが、これだけでは何をどうすればいいか分からないw
サポートページが分かりにくい所にあったので、リンクしておこう。
流れとしては、コンセントとUSBを使って本体を接続し電源ボタンを押して、スマホかipooneにアプリをインストールする。
ユーザガイド(英語pdf)を見た方がいいだろう。
このデバイスは、ユーザ登録が必要なので、あらかじめe-mailとパスワードを用意することと、WiFi必須なので、WiFiのネットワークパスワードを予め調べておく必要がある。最近のWiFi機器なんかは、WiFi装置のラベルにパスワードが書いてあるから、そんなに迷うことも無いだろう。
アプリをインストールしてWiFiに無事接続されると、基本ソフトの時計が動作する。一回目のみ、ファームウェアアップデートが必要になる様だ。
表示部分は左側が8x8ドットのフルカラーLED、残る29x8ドット部分は白色LED。すべてがフルカラーではないのは、メッセージ表示に特化させているからなのだろう。
裏面はマイクロUSB端子とヘッドフォン出力。インターネットラジオとBluetoothの音声を出力できるので、お手持ちのオーディオ機器につなげば、スマホから音楽を流す事も手軽にできる。応用は無限にあるだろう。
上部はボタンが3つ。真ん中は長押しと普通押しに対応する。アプリによって挙動が変わる。
裏面。ラバーが両面テープで貼ってあり、そこにねじがあるが、まだ分解はしないw
左右はステレオスピーカ出力で、左手が電源ボタン(長押し)、右手が音量調整スイッチ。音量調整はスマホやiphoneでもできる。
バッテリーインジケータは、USBを抜いたときと挿した時に数秒表示される。短い時間の表示であるが、スマホの画面からいつもどれだけチャージされているかを知る事ができるので、特に問題なし。
LaMetricは単独動作ができるのだが、ソフトのインストールは、スマホアプリ等で設定が必要。
スマホを使い慣れていれば、特に説明は要らないだろう。
基本アプリがあるが、それ以外に自分が入れたいアプリを入れる事も可能。逆に要らないアプリはいつでも削除できる。
BluetoothはいつでもONにすることができる。これを使えばスマホの音をスピーカから聴くことができる。そのときは、ラジオ機能の音が消えてしまう。
アプリについて、使用した感想を。
時計:普通に時計。アラームでネットラジオをオンにできるのは良い。アラーム音のバリエーションが少ない、コロンが点滅するので常灯するモードが欲しい。
天気:Ichibanchoとあって、東京となぜか青森しかない。海外製品だからまあ仕方ないといえば仕方ない。摂氏と華氏の切り替えあり。
Bluetooth接続:アプリ切り替えというより、本体設定の右上にあるスピーカアイコンをタップしてBluetoothをONにし、さらにConnectでl機器を接続する方法。
メール:Gmailのみの対応。Google+のログインで使用できるようになる。未読件数の表示には使える。日本語は一切表示されないが、誰からのメールアドレスで来たか位は確認できる。サウンドオンオフ設定あり。
ストップウォッチ:競技用に使えそうなのだが、なんとラップタイムが無い!ストップウォッチはラップないとちょっと辛いのでは?サウンドの変更はできないのと、アイコンは時間を表しているわけではなく、雰囲気を表しているので、12時方向に止まったからといって00ではない。
ラジオ:インターネットラジオであらかじめ5ステーションが登録されている。pianoなど適当な検索ワードを入れると更にステーションを追加できる様だ。選曲方法が1タップなのは、少々使いにくいが、かけ流し的使い方ならまあいいだろう。音量調節がBluetoothでないので、本体音量調節を使った方が便利。単独動作の場合は、真ん中のボタンを長押しで変更、音のオンオフは普通押しで対応。
とまあ、まだまだ発展途上な部分は多いが、アプリを自分で作れたりするし、それらのアプリが共有できる様になっているのは面白さがある。
レイアウトを色々考えた挙句、オーディオセレクターを通して、AV機器に接続した。この出力はとっても音がいい(・∀・) 思った以上の音質だ。これでテレビ、DVD、インターネットラジオやスマホの音のソースをオーディオアウトから出せるようになった。
LaMetric Timeには照度センサーがついているので、夜中にまぶしいということはないが、追加機能のDarkとLightを入れておいた方が良いだろう。Darkは文字通り真っ暗にしてくれるし、Lightは簡易照明として利用可能。
動画で紹介ビデオを作ってみた。スマホと本体が連動している様子が伺えるだろう。
LaMetric Timeは、Amazonなどでは購入できない。直販のみである。
もし、興味があれば手に入れて遊んでみるのもいいだろう。今後の機能拡張に期待だ。
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