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NTT docomo ワイヤレスイヤホンセット02 レビュー2010/06/05 16:36:55


ドコモオンラインショップから注文した品物到着

NTTドコモのポイントが貯まっていたので、色々注文してみた。
バッテリー単体、卓上ホルダ、そしてワイヤレスヘッドフォン02というブルートゥースで接続する機器だ。

それぞれの中身

中身はこちら。ヘッドフォンの音質は、まあこんなものかな。この手の付属するヘッドフォンは、大抵音質は期待していない。


充電専用の卓上ホルダはコネクタの差込のわずらわしさから開放

卓上ホルダは、早くから買っておけば良かったと思うほど便利。データ通信なんてそんなに頻繁にやらないからな。

ネジを一切使っていない

ネジを一切使っていない作り。マイナスドライバーで簡単に開けられる。

ハンダ付けもなく、カシメて組み立ててあるだけ

電線も全部圧着カシメで接続。コネクターも電源専用に特化した作りだ。これで600円なのだが、材料費なら恐らく30円~50円位といった所か。もちろん中国製。電線が無駄に高級感があるのは気のせいか?ちなみに、100均で売っている充電ケーブルは、これでもかという位細い電線が使用されている。


NTT docomo ワイヤレスイヤホンセット02分解

そして、今回の目玉、ワイヤレスヘッドフォン02だ。
外出用でなく、部屋にあるオーディオシステムの音声ソースとして使おうと考えた。

早速使ってみたが、音は良くて、映像と音声の遅延は無い模様。携帯電話以外にも、パソコンとのブルートゥース通信としても使え、ヘッドフォンとヘッドセットとして認識し、ウインドウズメディアプレーヤーの早送り、巻き戻し、再生停止が出来る

充電ケーブル

電池はリチウムポリマーが内蔵されており、上の専用の二股ケーブルを使って充電する。しかし、こんな変なケーブルを作らないでUSB miniコネクターにしたほうがよっぽど気が利くと思うが。

充電時間は2時間30分で、連続再生時間は5.5時間。外出用としては問題ないが、今回の自分の用途としては、ちょっと短い。

なんとこれは充電しながら動作が出来ないのだ。ううむ、取り扱い説明書をくまなく読んでもこの事はどこにも書いていない。

ケータイ電話に入っている音楽を手元で操作して、部屋のオーディオ機器にワイヤレスで飛ばせても、電池が5時間強で充電しないとならないのが不便だな。まあ、暫くその方法で使ってみる事にしよう。

クリップの裏に銘板がある

ヘッドフォン以外にも、マイクが内蔵されており、ハンズフリー機能が使用できる。あと、リダイヤル機能もあるが、最後にかけた電話番号のみであり、正直使えない。それどころか、そんな機能は誤発信の元になるので、是非取り外して欲しい機能である。※携帯電話側で設定できる項目がある模様。P-09Aは搭載。

音量調節が、たったの8段階(※取説上)っていうのもどうかと思う携帯電話やソース側でコントロールできるからという理由だろうが、せめて16段階は欲しいと思う。

※携帯電話では固定音量なので、実質8段階。PCであればオーディオミキサーで音量調整が可能。
6/7追記 音量調節は、実際は15段階位ある様だ。そりゃそうだよな。なお、ボリウムをminにしても無音にはならない仕様である。


と、まあ色々レビューしたが、早速





    ∧_∧
    ( ゚ω゚ )分解は任せろ
バリバリC□ l丶l丶
    /  (    )やめて!
    (ノ ̄と、   i
          しーJ

【警告】
ブログ内容で製作・改造・分解記事について、研究や学術の目的のために公開しているものです。十分な電気工作の知識を学習の上、全て自己責任で行ってください。


と、毎度ながらの事を書きつつ、


やっぱりここに隠しネジか


この手の装置は、隠しネジがある。予想通りアルミのカバーを剥がすと、ネジ2本が見えてきた。黒い部分は恐らくマイクの防振ゴム。


バラバラにしてみた


フタをあけたところ。アルミパネルは当然だが、ぐにゃぐにゃになって、買ったばかりの面影がなくなり、とっても (´・ω・`) な気持ちになる。

   (´・ω・`) 一応ドライヤーで暖めながら剥がしたのだが、ガッチリ貼られているお。

メーカはパナソニック製。炊飯器の時もそうだったし、自分のもっているレッツノートW5も一部貼ってある部分がある。パナソニックは貼るのが好きだな。

これは電池交換も考えて、せめてこんな機構には、して欲しくないんだけどな。まあ所詮、分解野郎のたわ言だwww


スイッチ面側


防振ゴムを外すとコンデンサーマイクが見える。右側のモスバーガーぽいマークはミツミのマークだと思うが、電源ICか何かだろう。


裏側には電池が入っている


裏側に電池が収まっている。

基板の裏側


裏側は銅のシールが貼られたプラスチックフレームで覆われており、それを外すと主要コアと、メモリー、ヘッドフォンアンプが見える。右端の鉄板はアンテナだろう。


アンプ部分はアナログ結合っぽい


アンプ部分の拡大。デジタルオーディオインターフェースかと思ったのだが、
コンデンサや抵抗の入り方から見て、どうやらコアから出力されるアナログ出力を貰って、アンプしている様だ。メーカは不明。パッケージはTQFN16。この手のアンプは大抵100dB位のS/Nは取れるからな。D級アンプかどうか、出力をオシロスコープでみたが、恐らく普通のアンプっぽい。


電池は絶縁紙に包まれて、さらにシュリンクされている


電池は、紙で包まれて、更に透明な帯状のプラスチックシートが巻かれている。


0.60w/h


0.60Whと書かれているパッケージ。


20.4x30.8x3.5mmの大きさ


大きさは、20.4x30.8x3.5mmの大きさのリチウムポリマー電池が使用されていた。

この電池の代わりに3.7Vを接続したら連続使用できると思うが、これはこれで使うとしよう。
それにしても、今じゃbluetoothオーディオレシーバーが安く手に入るんだな。


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