コルグが新しいシンセサイザを発表した。何だすでに発売済のシュリンクされたMS-20 mini かと思いきや、なんとこれ組み立てキットでの販売だ。しかも、MS-20と同じ大きさ。
私のブログではKORG製品を分解している記事を書いたりしているが、だいたい楽器の中身は今までは門外不出なもので、メーカ自らがその内部をあらわにし、それをキットとして発売するのが新しい発想である。
楽器のキットと言えば学研かガレージキット位であり、更に遡ること30年以上前のアナログシンセ全盛の頃の1オクターブ1ボルトの時代にあったが、現代になって楽器をキットをとして販売するコルグ様には、只々驚きである。
前期型と後期型のフィルターが入っており、それをセレクトできる工夫がされている。また、組み立ては、ハンダ付けなどはなく、ドライバーやレンチで組み立てる方式。自作PCよりも手軽にできそうだ。MS-20miniと同様のMIDI IN端子とUSB端子を搭載。これは面白くなってきたぞ。
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