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ユニバーサルI2CキャラクタLCDの製作 回路設計2012/09/29 23:55:44



昨日紹介した「有名I2CのキャラクターLCDの互換品を個別部品で作る」では、2種類の動作をファームウェアを入れ替えて個別に実現したが、これらを一つのプログラムにして、メニュー形式で設定出来たほうがもっと便利に使えるだろうと考えた。

回路の変更部分は、ジャンパー設定をやめて、代わりに押しボタンスイッチを3つにし、それぞれメニュー、値変更ボタンを2つ設け、マイコン内部のEEPROMに設定出来るように対応した。
これなら、使用出来るポートの縛りを最大限活かせる事ができる。

3.3Vでも使用できるようにチャージポンプ型の回路を搭載しているが、後々半固定抵抗無しにしてプログラムでコントラスト調整を考えているので、半固定抵抗と並行してジャンパー抵抗を取り付けている。


それと、これは実験用で使うことを想定しているので、電源の逆接続は十分考えられる。いくら注意しても逆に接続する可能性があるので、その対策回路を入れている。ダイオードでは電圧降下があるので、FETによる逆接続防止回路を入れている。これで電源が逆に接続されてもマイコンやLCDに電圧が印加されることがない。この回路はこちらでも既に紹介している。FETは2SJ377を使ったが、IRFのIRLML6402などのPチャンネルFETを使うと小さく出来るだろう。



製作開始。いつもはLCD工作に便利な秋月B基板で製作するが、細長い基板が在庫でいっぱいあるのでこれに組むことにする。この基板は有鉛ハンダメッキなので注意。


逆接続防止回路

逆流防止回路部分。この前作った乾電池2本から安定化3.3V電源を安心して接続できる。
手前に見える丸ピンは、ブレッドボードなどのジャンパーワイヤー用。



裏面。LCD部分を全ピン配線するので、結構配線量が多い。PICマイコン、LCD共に空きピンがない状態なので、電線がぎっしり。一見大変そうに見えるが、作業はニッパーとピンセットを使っただけ。ワイヤーストリッパーを使わないで出来る。方法は以前のブログの中程に書き留めている



電源配線はいつもはラッピング線を剥いて使っていたが、今回は0.6mmスズメッキ線を使用。意外とこちらの配線の方が引き回しなどを考えたので時間が掛かった。



完成後、PICkit3でプログラムを書き、既存のファームウェアで動作確認。さて、MPLABXでプログラムするか(・∀・)  完成までは少し掛かる予定。







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