無償のCADソフトウェア「DraftSight」の機能が凄い! ― 2012/08/01 23:55:35
前回ではGoogle Sketch Upを使って図面を製作したが、元々Visioみたいな使い方を想定しているものなので、複雑な製図には不向き。
フリーソフトではJW CADが有名で、こちらを使ってみたが、両方のマウスボタンを押しながらの奇特なオペレーションなので、1時間ほど使っても馴染めず挫折。
twitterでつぶやいたら、DWGファイル対応プロフェッショナル・レベルの無償CADソフトウエア「Draft Sight」を紹介される。な、何と!無料で本格的な図面が書けるというではないか。早速ダウンロードしてインストール。予想をはるかに超える機能で驚いた。twitterでの返事。(本当にありがとうございます。)
インストールして起動。
フリーソフトであるが、アクティベーションは必要との事。メールアドレスと適当な職業と国を入れ、送られてくるメールのリンクをクリックすることで、アクティブ化されて使用可能となる。この操作は1度だけ。それにこれ日本語で全部表示されている。
前回のテンプレートを開いてみる。レイヤーがちゃんと管理されていることが確認できた。
丸を書いてみる。左側のツールバーみたいな所でレイヤーを変更して、◯のアイコンをクリックしてから適当にマウスで図面をなぞると、丸が現れる。そのプロパティの数字を、24.6とダイレクトに直径を入れるだけで終わり。なんとも簡単だ。円周でも半径でも、エントリー出来る数字は何でも扱えるようになっている。
一つ作ったらコピーアンドペーストで増やすだけ。取説はまだ見ていない。ダウンロードして30分でこれくらいは出来る様になる。スバラシイ!!!!
プリントアウトは、色々な設定を予め登録しておけるので、サイズ別の印刷設定を作っておけばすぐに印刷ができる。印刷プレビューが強力なので、用紙を無駄にしないで確認できる。
印刷してみた。A4の紙にA5のワークを印刷してみた。24.5mm径の透明板を重ねるとどんぴしゃり!線幅もちゃんと指定できる。
出力も豊富なフォーマット群。DXFファイルフォーマットはこんなにフォーマットがあるのか。通りで開かないソフトとか多いわけだ。工房emage+ではR12 ASCII図面を選択。
確認で、一度セーブしたDXFデータを読みなおしても全く問題無し!!!
DXFの中身はこういうテキストデータだったのか。改めて知った。
取り扱い説明書は、なんと日本語。親切丁寧に書かれている。
読むと、色々多機能な製図CADだ。オートCADは十数万もするが、このCADはこんなに多機能なのに、無償でいいの?と思うぐらい良いものだ。是非ダウンロードして使って頂きたいツールである。工房emage+もオススメなCADである。
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