来月12月3日~4日に行われるMAKE Tokyo Meeting 07に出展する際、小さいMIDIキーボードがあったら便利と思い、先日amazonで注文していたMIDIキーボードが届いた。
原産国は中国。日本からはプロ・オーディオ・ジャパン株式会社からの販売。
いつも使うMIDIキーボードは4オクターブに対して、今回のは2オクターブ。電池は内蔵されておらず、電源は外部からACアダプター9V(別売り)を使うか、USBバスパワーを利用する。
大きさもパソコンキーボードより少し大きい程度の面積。
USBを挿し込むだけでwindowsのUSBオーディオ標準デバイスとして認識されるため、特別なドライバーは不要だ。動作確認は、今まで使い慣れているcakewalkで動作確認をした。
付属品は、これ以外にUSBケーブルとAbletonのLive liteというユーティリティソフトが付いてくる。
このソフトは、使い方がよく分からないので取り敢えず保留。インストールして使用する時アップデートの確認がなされる。そしてDVDに記載されているオーソライズコードを使ってアクティベーションを行う事になるが、これは1台のパソコンで2回までしか出来ないので注意が必要である。これを行わない場合はセーブが出来ない。また2台目のパソコンに同一オーソライズコードは使用出来ない事も注意。
KORGのmikro keyや標準鍵盤のAKAI Laptop Performance Keyboardを検討したが、両者ともパソコンのUSBでのみの接続で、レガシーMIDI出力をしていなかった。
また、ゴム素材で巻き取れるMIDIキーボードも検討したが、レビューがあまり良い事が書いていなかったので、このALESIS社の鍵盤にした。
レガシーMIDIとUSB MIDIが同時発音してくれる。また、サスティンペダルを入れることも可能だ。
お決まりの分解写真。ネジは6本で止まっている。隠しネジは無かった。
鍵盤の構造は、しっかり作られている。鍵盤を強く打鍵するとバネの音が出る事がある。
ヤマハ辺りの高級な鍵盤と比べると、バネ一つ一つに共振しないようにウレタンとか入っているのがあるが、この値段にそこまで求めるのも酷だ。
キーセンス部分。鍵盤メカをばらそうかと思ったが、バネが全部外れそうだったので今回はパス。
リアパネルのコネクター部分。電源コネクターはがっちりと樹脂で固定されている。結構トラブルが過去にあったのだろう。
ピッチとモジュレーションホィールも備わっている。端子はホットボンドで固定されている。やや固めの操作。
スイッチ部分。赤LEDが光るようになっている。ややストロークが深め。データーエントリー用のスライドボリュームは、よくやるホコリよけのフェルト処理が施されていなかった。ちょっと残念。
これがメイン基板。相当小さく纏められている。サスティンペダルコネクターだけ、メイン基板に実装されている。
この基板で2つの仕向に対応しているみたいだ。単純に2オクターブバージョンと4オクターブバージョンに分けていると思われる。
裏面は部品実装が無い。
最近のCPUは高性能なものが出てきたので、基板が単純に出来ている。
この値段でMIDIキーボードが手に入ったのは満足だ。49鍵でも7000円でお釣りが来る。
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