都内某日某所、私の飲み仲間にLEDランタン見せたら、触発されて自作したとの事で、早速その装置を拝見することに。夜の部なので、ホッピーを飲みながらですよw
かっこいい!!
1Wの秋月のLEDを良く収めたなぁ。コンパクトに収めたなぁ。それも格安ライトのアルミ筐体をちゃんと利用している。これ、100円ショップで売っているとの事。驚いた。有名なジェントス製にも引けを取らない作り。
点灯。うわっ超眩しい!!
美しくスタイリッシュに自分のものにするというのは素晴らしい。
建築用のシーリング材などでやったり、マスキングテープやリップクリームのワセリン代用品を利用して防水パッキンを作るなどの話が尽きず、いつの間にか2時間程話していた。
彼は自転車乗りなので、ライトは夜中の峠などのサイクルに必需品なのだそうだ。彼の目的は、いかに明るくて持続時間の取れるライトを探す事にあり、私の制作したLEDランタンからヒントを得たとの事だ。
課題は、もっと明るくならないかとの事。このLEDの実力で100ルーメンなので、出来ればそこまで光らせたいが、放熱などが課題。回路でDCDCコンバータ化して効率を上げるなど、まだまだ研究の余地はありそうだ。
このライト、単4電池を3つ使用していて4.5Vで動作。抵抗も10Ωを並列接続で2.5Ωで光らせている。電池持続時間は約5~6時間との事だ。
これによると400mAで動かした時、3Ωで1.6W。設計は若干オーバーしている。
4.5VをLEDの電圧降下分約3.3Vで1.2Vとすれば、I=E/R = 1.2V/2.5Ω=480mA であるが、新品のアルカリ電池をつかって実際測ると電池の内部抵抗などで大体350~400mA程度で光っている様だ。
アルカリ電池の内部抵抗は大体1.2~1.5Ω程度であるそうだ。ニッケル水素電池は殆ど内部抵抗を持たないのだが、その分電圧が3.6Vになるので問題ない。
どのみち電圧も落ちて内部抵抗も増えるので、2.5Ωは妥当な設計値と言えよう。抵抗値について、この1Wのタイプはこれが限界だろう。もっと明るくしたい場合は
3Wタイプにして、もっと抵抗を並列化してやることになると思う。
また、別の方から
今度個展をやるので、なにか良い光源が無いかと打診されている。LEDランタンが呼び込んだ人のつながりは大きな反響を生んだ様だ。
LEDは秋葉原へ行けばいっぱいあるよと彼に話したのだが玉砕。それもそうか、私が魚の名前も分からずに築地で買い物をする様なものだ。彼には色々お手伝いをする予定である。
電気についての知識を補完する意味で、分かりやすいサイトを紹介しよう。
ルネサスエレクトロニクスの公式サイトなのだが、はちゅねみくやリン・レンなどのキャラが登場。
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