PIC18F14K50を使ったキャラクターディスプレイを作ってみた ― 2012/02/01 23:59:24
前回紹介した、PIC18F14K50を使ったキャラクターディスプレイを早速動かしてみた。
2000年頃に秋月電子から購入したパチンコ液晶(絶版)+RGBコンバータユニットを押入れから見つけたので、これを使おう。
ソースコードとHEXファイルは、作者のサイトからダウンロードが出来る。
しかし、ソースコードのビルドをしてみたら、cgrom.hが無いというエラーになってしまったので、同梱されているntsc1.hexをPICkit2で書き込むことにした。
→2/3 追記:現在は同梱済み。但し、プロジェクトは個々で作成する必要あり。
PICkit2で読み込んだ時、ワーニングとして、幾つかのconfigが設定されていないので、標準設定にするというメッセージが出るが、書き込みは正常に行われる。
作者の回路図を元にブレッドボードで製作。FETはちょうどいいのが無かったので、2SC1815を使ってエミッターフォロア構成にした。写真ではベースの抵抗1KΩが映っているが、これがあると映像がなまってしまうので、トランジスタのベースとPICを直接接続した。
抵抗も、手持ちの関係で以下に変更。
50Ω→47Ω、270Ω→220Ω、800Ω→680Ω
セラロックの真ん中は配線の都合でプラス接地にした。
10分で完成w
さて、いよいよパチンコ液晶の電源オン! PICkit2の電源供給オン!
うっひょうー出た出た!キャラクター!! ( ・∀・) MZ系の懐かしいやつだ。
作者では5Vで動作させているそうだが、私は動作は3.3Vで行った。
最初画面がぼやけていると思ったが、ベース抵抗を外したら、
結構いいんじゃない? PICでキャラクター表示なんて、なんか嬉しくなってくるよ!
波形を見てみた。PDS5022SでAutosetを実行したら、NTSCとして検出。波形も0.6V/0.6Vと悪くない。映像の輝度を考えるとむしろ理想的じゃないかな。
それじゃ、今度は液晶テレビの映像入力も試してみよう。
うおおおおおおお
くっきり。適当に配線しているのでちょっとゴーストがかっているが、ちゃんと作ればきちんと表示しそうだ。
これくらいハッキリ読めたら、全然問題ない。このPICの中身ちょっと覗いたが、ルーチンはPICC18を使っているが、表示部分は結構アセンブラでゴリゴリ作られている。シリアルコンソールとして動作させるには、別のPICを繋げて動作させた方が手っ取り早い感じがした。
これは早く作りたいな。あと、作者さんにはcgrom.hの件を質問する事としよう。
PICでキャラクターを表示できるので、夢が広がったよ。
これと同様の機能が30年前に発行されたこの本では、
こんなにもデバイスが必要で、複雑だったのだ。それが、一つ数百円のPICと簡単な回路で実現できるのだから、世の中進歩したものだ。
→ 作者のページ 電子ブロック工房
→ 追記: シリアル版登場!
ストロベリーリナックスで注文した物が到着 ― 2012/02/02 23:59:01
ストロベリーリナックスで注文した品物が中1日で届いた。
これはPIC10F322評価用のマイコンボード。なんと価格が315円と安い!折角なので3枚も購入した。それにこの米粒マイコン、私のホームページでも紹介しているPIC10F222などのベースラインと違い、ミッドレンジPICの米粒マイコンなのだ。PWMファンクションも持っているので、簡単にPWMによる色LEDのグラデーションコントロールが可能。
PIC10F322を扱うときに、Hitech PICCのバージョンに注意。9.83を使わないとヘッダーが正しくないので、ビルドが正常にできないのである。(この情報はBBSで頂きました。)
デモプログラムが予め書かれており、ボリウムを回すことで、青色LEDが角度に応じた輝度で光る。結構早い点滅だから、ソフトPWMと違って振ってもちらつかない。
この応用はなにか考えてみるとしよう。
お次はWIZ820ioモジュール。LANコネクターの形だが、これひとつでプロトコル層が搭載されていて、簡単にTCP, UDP, ICMP, IPv4 ARP, IGMP, PPPoE, Ethernetを100BaseTで扱えるのだ。ちょっと高めの値段だが、これひとつでLAN接続できるお手軽さは結構いいと思う。韓国の企業。
接続はSPIバス。こちらは、よく巡回するこちらのインターネットラジオに触発されて購入してみた。
裏側。このデバイスはMACアドレスが定義されていないのでご注意。実験で使うには、使用しなくなったLANカードなどからMACアドレスを拝借するとか、秋月電子で扱っているMACアドレス書込済ROMを購入するという手があるだろう。
その他、ユニバーサル基板に直接差し込めるDCジャックとプログラマブル・オシレータ 16kHz~133MHzも買ってみた。
ユニバーサルに直接差し込めるDCジャックは確かに便利だ。ブレッドボードにも差し込めるとあるが、ちょっと太め。ユニバーサル基板に接続した場合は従来品より強度が落ちるが、三点で半田付けされるし、グルーガンなどで補強すれば問題ないだろう。
部品を買って注文して、夢が膨らんでいる時が実は一番楽しくて、このうち、何点かの部品はコレクションとなるのは毎度の事であるw
インスタントラーメンを豪華に ― 2012/02/03 23:59:04
インスタント麺は、夜遅くに帰宅したり時間の無い時にたまに食べる。
常備しているいつもの定番はサッポロ一番なのだが、西○で安売りしていたので買ってみた。5食218円、一食44円と安い。安すぎる。
子供の頃はインスタント麺は体に悪いと教えられてきたが、現在は栄養分析表示もしており、バランスの取れた非常食という印象である。
日清食品の創設者、故安藤百福氏も、96歳まで必ずチキンラーメンを一日一食食べ、ゴルフをしていたというから驚きだ。
これをそのまま作った結果。さみしい。実にさみしい。卵でもあればと思う程さみしい。
OEM元が書いていないが、味は何となくサッポロ一番塩ラーメンに似ている。調味油がついておらず、容量を減らした感じ。おやつにはいいが、主食になりえない。
そういうことで、事前にトッピングを作っておいた。
はくさい1/8を適当に刻んで、
炒める。
魔法の調味料たち。今回出動したのは、クレイジーソルト、ギャバン、ごま油。
豚肉の細切れと一緒に炒めて、後のせしてごま油を少し掛けて完成。
コスト 細切れ60g 50円、白菜1/8で 50円位、麺が約50円で150円でラーメン○郎を超える。
え?ここまでやるならご飯炊きなさいってか?
私はインスタントラーメンが食べたかったのだ!えっへん! (ヲイ
別の日のアレンジ。インスタントなのに手が込んでいる。
これ、でも簡単。いんげんを2分ほど茹で、いんげんを取り出したお湯に卵を入れて、10分放置して余熱でゆでたまごにして、ラーメンを茹でる時、白菜とウィンナーを一緒に茹でるだけ。
工夫すればちゃんとした食事になる。
インスタントラーメンの事なら、i-ramen.netが色々と書いてあって面白い。
激安テスター「METEX P-10」をシリアル出力に改造+「METEX P-16」技術情報 ― 2012/02/04 23:39:26
以前、激安テスターとして紹介した「METEX P-10」は、趣味の電子工作で重宝している。
電源を入れる時に、気になっていた表示があって、
RS232という表示。これは何かの流用LCDなのだろうと思ったが、ツイッターで姉妹機のP-16がシリアル出力できるという事を知り、これも例に漏れないのではと思ったのでネット上で色々調べたら、「PライダーのBlogPinをプラスでRS232テスターだ」で紹介されていた。随分昔に解析されていたんだな。
早速分解。FS9711_LP2であった。先ほどの紹介記事によればLP3である。私が購入した時は恐らく2001年位。URLがチップに書いてあるが、現在ではアクセスできない。
追記:URLが変わった模様。http://www.ic-fortune.com/eng/index.asp?Lang=U
それでも調べると、
残念ながらFS9811_LP2のデータシートは見つからなかったが、それの後継機と思われるFS9721_LP3のデータシートは見つかった。この枠をクリックすればダウンロード出来るようだ。
追記:本家からダウンロード可能。
なるほど、確かにRS232を有効にするポートと、TXDをLEDで飛ばしている。
RS232Cの厳密な意味とちょっと違うが、シリアル通信と言う意味は理解できる。
この部分をGNDとショートさせるとシリアル出力出来る。
そして、この部分からシリアルが出力。図面ではLEDを付けてプラス側に動作させているが、このポートの出力はトーテムポールなので、GND基準で取り出す事も出来る。
何はともあれ、さくっと配線。
LCDを固定する穴を利用して下側に電線を引き出す。GNDは別のテスターで測って、ピエゾの赤がGNDだったので、そこから取り出す。
合計3本をステレオミニジャックに配線。この手のジャックは挿し込む時に信号同士ショートするので、保護として100Ωを入れておいた。音で言う右がRS232スイッチ、先端の左がTX出力とした。これで、モノラルケーブルが差し込まれたら、GNDとRS232の信号スイッチがショートするので、プラグを差すだけで出力が開始される。
位置は色々悩んだが、この部分につけてもテスターリードが収納できるので、穴を開けて配線。
電線を通す切れ込みをニッパーでカット。暫くテスト運用するので、ホットボンドを使わないでおこうと思っている。
ジャックにモノラルプラグを差し込む。おお、表示がRS232に変わった。
オシロスコープで確認。2400bpsで約3V位出る模様。
テスターなので、GNDを絶縁して使ったほうが良いかなと思っている。
注意として、この改造を行った場合、絶縁されない部分が突出するので、高電圧や商用電源に接続しない事。くれぐれも自己責任で運営されたし。
オートパワーオフになるのかとかまだ検証しないと分からないことがあるが、1000円テスターでの新たな可能性が増えた。
受信は後日作ろうと思っている。
ソフトウェアは、このソフトが使えるらしい。こちらも後日試す予定。
→「PライダーのBlogPinをプラスでRS232テスターだ」
→FS9711の後継機FS9721_LP3デバイス資料ダウンロード
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追記:
折角なので、P-16についての情報も書き留めておこう。
但し、製作例などは述べない。激安テスターといえどP-10同様、改造すると危険測定領域のCAT IIが失われるのを御承知願いたい。
使用しているチップはES51986(会社は台湾の会社http://www.cyrustek.com.tw/)
ピンの引き出し位置は45ピン=RS232、94ピン=SDOの2箇所。但し、このLSIはマイナスVCCであり、GNDを基準として-3Vで定義される。
通信プロトコルも、ちょっと特殊で、7ビットパリティ付き、公称値19.2kbpsである。
そして、電圧も0VでHigh、-3VでLow定義なので、インターフェースを組むときは注意。
試してはいないが、先に紹介していたこのソフトをM-6000M に設定するとP-16に使えるそうだ。
というわけで、興味があったらDIYしてみるのもいいだろう。
おまけ。P-16も持っているが、ちょっと動作が遅いのと、すぐにパワーオフするので使っていなかったが、
このアイコンが、どうやらオートパワーオフの様で、
MIN/MAXボタンを押しながら電源を入れると消えて、電源がずっと通電するようだ。
P-10もSELを押しながら電源を入れる事で同様になる。
「えいご漬け」卒業 ― 2012/02/05 23:04:47
2007年の春からトーキング以外、殆ど毎日欠かさずやっていた「英語漬け」であるが、教材の役割として十分に活用させてもらった感じだ。
えいご漬けを始めたいが為に、当時品薄のDSを色々探して買った事を思い出す。懐かしい。
今ではSとかAAとか出せるようになった。この判定はコツがあって、
・書きなおすを押さない
・聴くを押さない
・書き間違えたら待っている
・30秒以上残す
と裏技あり、丸暗記してもできるので評価がちょっと妖しいが、それなりに聞こえるようにはなったということだろう。
最初は、耳で聞かないで日本語を英語に訳する所からはじめ、2年くらい前からはイヤフォンを装着して日本語訳を出さないで学習。全く英語がダメな私でも、単語を色々覚えることが出来た。
ただ、バーバラは要らない子だったなw
スタッフクレジットも出現。
これを使っても話せる様になるわけではないが、手書きによる単語の特訓や、構文はかなり勉強できたと思う。次は全然起動していない「もっとえいご漬け」をやることにしよう。
えいご漬けの方がテンポ良く出来るのが気に入っていたが、もっとえいご漬けは演出がくどくて、時間辺りの学ぶ量がちょっと少ない気がするが、折角買ってあるのでちょっと使ってみる。
英語は人と話せてナンボのもの。私に足りないのは会話だな。質問ができない。そこを重点的に行うとしよう。
ロゼッタストーンは1ヶ月以上やっているが、それなりに効果が出てきている。私は人より数倍も努力しないと覚えられないことを分かっているので、時間が取れたらできるだけ勉強していこうと思う。
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JALクレジットカード→マイル有効の年会費無料JALマイレージバンク ― 2012/02/06 23:31:11
手持ちのJALクレジットカードを2年間全く使っておらず、2100円の年会費が取られているだけだったのと、航空会社を選びなおせば、マイレージ以上にお得なので、去年の暮に、今年1月で更新されるJALクレジットカードを解約予約していた。
そしたら、今日マイル有効の年会費無料JALマイレージバンクカード(JMBカード)が送られてきた。そういうものがあるのか。ホームページを見ただけでは分からなかった。なんだ、それならずっとクレジットカードを温存している事も無かったな。この事を知らない人は結構いるかも知れない。カードを含め、無駄になっている所を見直すと良いかも。
Arduino上で動くインタプリタ言語「iArduino」の紹介 ― 2012/02/07 23:46:07
twitterを見ていたら、面白そうな情報を発見。なんと、Arduino上で動くインタプリタ言語、「iArduino」という物があるではないか。飾りと化したアルドウィーノ デミラノヴ(イタリアの発音は難しい)を使ってみよう。
私の使っていたプログラムは0.18と古かったので、最新の1.0にプログラムをアップデート。
相変わらず起動が数十秒かかるので、前回紹介した方法で対応の通りrxtxSerial.dllを交換したら治った。
作者のページからソースコードを入手して、コピーアンドペースト。スケッチのコンパイルと転送を行い、無事書き込めた。
アルドウィーノのポート13とGNDにLEDを差し込んでおく。まあ、ボードに黄色LEDが実装されているので必要ないが、雰囲気でも盛り上げるために付けてみた。
このアクリルはArduino専用のアクリル(スナップオン・エンクロージャ)というもので、共立電子でも扱っている。
作者の説明の通り、サンプルプログラムで動作確認を行なってみた。
スケッチのコンパイルをしないで動作させられるので、例えばプログラムのインストール制限のあるようなパソコンでも、シリアル通信だけで利用できるので、ポートを操作したい時などは、結構便利に扱えるのではないかと思う。
今日の夕食 ぶり大根 ― 2012/02/08 01:00:27
落し蓋は、サイズの小さいガラスフタだが、今度ちゃんとした落とし蓋買っておこう。
料理時間は全部で約1時間近くかかるが、味がよく染みこんでウマイのだ。
大根はかつらむきしないで使うと、その食感がとてもいい。
やっぱり旨い!ついでにオクラも添えてみた。オクラは塩で板擦りしたのだが、寒くて適当にやったので、毛が残ってしまった。でも好物なので無問題。
切って煮込むだけの簡単料理なので是非どうぞ。
あと、日曜に買った食材を全部冷凍加工。これをしておけば、使いたい時にすぐ使える。
もやしは安いけれども、すぐに悪くなってしまうので、炒めて保存。結構便利に使える。
エステー 「エアカウンターS」を買ってみた ― 2012/02/09 20:30:40
荷物が到着。
私のブログでも紹介しているエステー「エアカウンターS」が届いた。Made in Japan。福島の工場で製造されているそうだ。こちらがパッケージ。企画・開発プロデュースはタカラトミーアーツ。
値段も6000円前後だったので、自作ガイガーカウンターの校正目的で購入した。
パッケージを開くと製造年月日が出てきた。出来てからまだ2週間しか経っていない新しいものである。
内容物は本体と電池、取説、冊子(放射線の基礎知識)。購入後すぐ使用可能。
連続使用で60時間だが、1時間でオートパワーオフとなる。
大きさは17cm直径2.2センチと、太いマジックよりちょっと長めの大きさ。
先端には、ストラップを取り付けられる穴が開いている。電池は外筒を少しひねって引き出す事で電池ボックスが見える。どこにでも手に入る単三電池1本で動作できる。もちろんエネループもokだ。
電源を入れると、35秒カウントダウンして、線量測定が開始され、その後暫定線量を表示し始める。最長約2分で線量測定確定値が表示される仕組みだ。
線量を検出した時のブザー音のオンオフが可能。ピンフォトダイオード式なので、1分間に5~10回程の検出量。浜松フォトニクスのD3372よりはカウントしているが、ガイガーカウンター程ではない。精度を出すには数分~数十分の測定をする。
測定の注意として、ケースに振動を与えたり叩いたりすると、検出が上がってしまう。センサー部分をツメでコツコツ叩くだけでも誤カウントしてしまう。また机の上に直に置くと、振動が伝わって正しく測定ができない。手で持つか、柔らかい布などに置いて測定するべきだろう。
この製品は、とてもお求めやすい値段になっているが、何よりも感心したのは、この30ページに及ぶ放射線の基礎知識が、図解入りでとても分かりやすく説明されている事。
放射線とは何と思う人にとっては、1から分かりやすく説明してある。知識も一緒に身につくのでオススメする線量計である。
仕様とセンサー位置。
原発事故が起こってしまった以上は、長期に渡って放射線を気にする事になってしまったが、一般の人でも安くて精度の良い線量計が手に入る様になったのは、放射線に不安を抱えている方々への助けにはなると思う。
追記:仕様の部分の表示数値と誤差について、こちらのサイトが詳しく説明しているので一読する事をおすすめする。
マントルで反応の実験。マントルはα線だが、微量にβやγも出している。実測値で0.5~1.2マイクロシーベルト位。
家でモニタリングしているガイガーカウンターと比べてみたら、ガイガーカウンターの方が高め。私の部屋で30分測定したが、0.05~0.08μSv程度であった。
エアカウンタSで校正できそうなので、週末校正データを求めようと思う。
追記:ここ何週間は、ガイガーカウンターの線量が僅かに高いので、相対測定を続ける上で、校正処理は当面行わない事にした。
さて、
∧_∧
( ゚ω゚ )分解は任せろ
バリバリC□ l丶l丶
/ ( )やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
( ゚ω゚ )分解は任せろ
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【警告】
ブログ内容で製作・改造・分解記事について、研究や学術の目的のために公開しているものです。十分な電気工作の知識を学習の上、全て自己責任で行ってください。
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といつもの文章を書きつつ、
エアーバリアブルブログではお決まりなんだよね。分解w早速やってみるwww
真似して分解しても当局は一切関知しない。
ネジは2ヶ所。なんだ楽勝じゃん。と思ったが、よく見たらY字型。昔ニンテンドーDSを分解した時に使ったドライバーが役に立つ。
オーポン!電池の金具まで一体設計。電線はピエゾへ2本ハンダ付けされている。
LEDとセンサー部分。センサー部分は上下でがっちりシールドされている。
LCD裏にはコンパレータらしき物があった。それと、水没確認の赤ドットのシールも張り付いている。
センサーカバーを開けてみた。ピンフォトはDIP型で4個使われているっぽい。それぞれの駆動オペアンプがある。センサー側のシールドを外すかも迷ったが、折角の校正されたものなので、今回はこれ以上分解しない。
電源回路はSTマイクロ製。ダイオードとコンデンサが並んでいるのは、コッククロフトウォルトン構成。恐らくピンフォトダイオード用の電源生成でないかと推測。
電池端子近くに、KOUSEIとローマ字で書かれている。これに何か繋いで構成するのか?
ピエゾには後付の6.8KΩ抵抗が直列に配線されているって、
アッーーーーー ピエゾの黒の線、早速切れた orz
※すぐ直せる所なので無問題。
ゼブラゴム付きのLCDを外したら、下にはCPUが。テキサスインスツルメンツ社MSP430F4132。
アンプが、その傘下のナショナルセミコンダクタだらけだから納得。
16 ビット、超低消費電力 MCU、16KB フラッシュ、512B RAM、10 ビット ADC、USCI、アナログ・コンパレータ、56 I/O、LCD ドライバ。
こういう電池駆動にはうってつけなCPUだ。
スイッチ部分と、テストパッド群。
部品や基板全体を見て、よくこの値段で出来ていると感心する。やっぱりMade in Japanだけあって、中国製のよく見かける変なハンダ付けは見当たらない。
月電工業という福島の会社で製作しているそうだ。あの地震からよく生産拠点を復活したな。
線量計を購入する予定のある方、中国製など買わずに是非国産のこれを買ってもらいたい所だ。
追記:
前作のエアカウンターを分解した方のリンクを見ると、CPUがアトメル製のATMEGA169だったり、センサーもSMD型のが3つと全く異なっている。もし改良型を出すのであれば、ここまで部品や設計コンセプトは変えないだろうから、エアカウンターSは別の所で新規で設計したものと思われる。
追記:
RESETとSOUNDを押しながら、電源を入れて数秒すると、1.17と表示されるが、恐らく内部ファームウェアバージョンでは無いだろうか。数字はロットによって異なると思われる。
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【紹介】リアルタイムで航空機がどこを飛んでいるのか地図上で分かるフライトレーダー ― 2012/02/10 02:22:27
Gigazineの記事、リアルタイムで航空機がどこを飛んでいるのか地図上で分かるフライトレーダーという記事に興味を引く。
なんと、飛行機を24時間監視してリアルタイム表示するFlightradar24.comというサイトがあるというのだ。
早速アクセス。小さい飛行機が少しずつ動いている。グーグルマップを使った人なら拡大縮小や地図移動は簡単に行える。羽田や成田の滑走路に消えていく飛行機を見ていると面白い。
飛行機をクリックすると、飛行経路、出発到着と国、飛行機の種類などが分かる。
ヨーロッパは飛行機だらけ。よくこんなに飛行機が飛んでいてニアミスにならないんだな。
ちょっとした旅行気分を味わえる。
飛行機つながりで、The GE Showの3番で紹介している飛行軌跡を、特殊撮影で撮影している動画。これも中々のものだ。
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