Thunderbirdを使っていて、docomoの携帯メールの送受信も送れるようになったので、便利に使っている。
携帯メールからパソコンメールに来た場合、絵文字が全部このような豆腐状の数字の羅列でしか見えない。もちろん、これを携帯で見るとちゃんと表示されている。
相手に顔文字を使わないでとも言えるわけがないし、相手の意図とする表現で確認ができないかを探していた。
ずばり、その答えがあった。
要は、絵文字フォントをdocomoからダウンロードしてきて、tteファイルをwindowsのフォントファイルにドラッグドロップしてできたEUDC(外字フォントのディフォルトのファイル名)というフォントを、Thunderbirdのフォント情報に追加するだけでOKだ。
では、早速そのやり方を。ここでの説明で使用したThunderbirdのバージョンは31.0の現時点での最新を使用している。
ページの中腹あたりにダウンロードするリンクがあるので、クリックして同意する。
このソフトを入れることで、今使っているメールに絵文字を送ることが可能となる。
インストールしたら、docomo.tteの場所を覚えておく。標準であれば、
C:\Program Files\imode\iemoji_j
となるはずだ。
このソフトは一旦終了してOK。
windowsキー+ Rキーでフォルダを開いておく。
コントロールパネル(デスクトップのコンピュータアイコンを右クリックし、プロパティを選択すると、左上側にコントロールパネルがある)を開き、フォントを開く。
先ほど開いたdocomo.tteのあるフォルダから、フォントのウィンドウにドラッグドロップするとEUDCという外字フォントが自動生成される。
フォントが出来上がっていることを確認。ここまでがwindowsに外字を登録する方法。
お次はThunderbirdの設定。右上にある三のマークをクリックし、オプションを選択。
その詳細→一般タブ→設定エディタとクリック。
レジストリエディタと同様な、かなり細かくカスタマイズできるようになっているので、設定間違いには十分気をつける旨が表示されている。続行で。
検索に"font.name-list.*.ja"と入力すると、
3つの設定名が出るので、それぞれダブルクリックし、それぞれEUDCを追加する。
font.name-list.monospace.ja
MS Gothic, MS Mincho, MS PGothic, MS PMincho,Meiryo,EUDC
font.name-list.sans-serif.ja
MS PGothic, MS Gothic, MS PMincho, MS Mincho,Meiryo,EUDC
font.name-list.serif.ja
MS PMincho, MS Mincho, MS PGothic, MS Gothic,Meiryo,EUDC
※赤い部分が追加部分
テキストウィンドウをクリックしてから、カーソルキーで右端まで持って行って確実に設定する。
全て設定したら、一旦OKで戻ってThunderbirdを再起動してから、絵文字の入ったdocomoメールを開いてみると、
ちゃんと絵文字が再現されている! 但し白黒ではあるが、いままで豆腐状になっていた文字が絵文字に変わっているので、とても便利になった。
ただ、タイトルだけは絵文字が出ないので悪しからず。
docomoメールで来たファイルを今更ながらみると、絵文字が無いと何の意味を伝えていたのかがよく分かる。
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