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大腸がん検査に行ってきた2012/11/05 21:39:15



前回特定健康診断を受けてから、3週間後に結果が届く。
身体測定をはじめ、血圧、血中脂質、肝機能、尿検査、貧血検査、心電図、そして追加検査の胸部X線、大腸がん検査の結果が記載されている。

ほぼ問題なく数値はクリア。例年通りの数字である。ただ一つだけ引っかかった項目があった。大腸がん検査の便潜血検査の項目。2回中1回が陽性。
あれま。というわけですぐに病院の予約をとって再検査受診手続きをとる。



10/26朝に内科へ。この病院、数年前からすべて時間予約制になったので大して混んでいなかった。まずは問診。既往歴等を訊かれる。潜血は痔でも陽性になるそうなので、大腸がんの発見は内視鏡による検査になる模様。腸検査は10年以上前に検診で直腸検査をして以来。
検査日を決めて、今度は看護師から準備の説明を聞く。
うわっ、何か大変な手順だ。18時間は絶食状態になるのか。昔なら浣腸と下剤だけだった様だが、大腸一回りを全部検査して癌を調べるので、全部排泄させる最近主流の方法らしい。


大腸がん検査

それで、貰ってきた薬たち。前々日より食事を軽め&アルコールを採らず、日曜日は全部うどん。



夜8時頃に下剤を飲む。滴下式の下剤なのだが、これを前日にコップ1杯に全部溶かして飲む。え?全部飲むの?効き始めたのが夜中。下剤は辛いぞ (´・ω・`) ゴロゴロシャー



そして、朝7時起床。薬液を作る。ムーベンというネーミングがなんともコアだ。
これを2リットルの水に溶かして2時間で全部飲み切るのだ。2リットルの水なんて夏場でもそうそう全部飲めるものではない。レモン味と書いてあって、ポカリスエ◯トとか爽やか系をイメージしていたのだが、



一口飲んで、うわああああああ (´・ω・`) 

_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ

 まずい! バリウムの方がマシかもしれんw
味は塩水に変なレモンの混じった味。しかも独特のヌメリっぽいのが感じられる。
飲まないと検査出来ないので、ネットサーフィンで気を紛らわしながら2時間掛けて飲んだ。
トイレは10回以上行って、お尻がヒリヒリだ。トイレタイムは外出ギリギリまで続いた。
ひりひりは、誰でもなるそうなので心配無いそうだ。
外出も気が気でないな (´・ω・`) シャー

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  そして検査の午後
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病院に到着。まずは着替え。下半身はスッポンポンになって、お尻が割れている群青色の不織布製の下着を身に着け、ガウンぽい水色の検査服を着る。

次に座って生理食塩水点滴100ml装着。脱水症状の緩和と、検査中の鎮痛剤投入のバイパスになる。そのまま10分ぐらい待つ。

さて、点滴棒と共に検査室に入る。装置はオリンパス製だ。ベッドに左向きに向いて寝る。左腕は点滴と脈拍計のセンサー、右手には血圧計が装着され、絶えずモニターされるようだ。

先生は、前回問診と別の方が出てきた。これから行う説明をしながら、2本の鎮痛剤などを点滴のバイパスコックから注入していった。この薬の注入後10秒~1分位は鼻の感覚がなんだか変だった。

さて、肛門よりファイバーを差し込まれるのだが、息を吐いてと言われた時にぬるッっと差し込まれる。差し込まれて、一旦抜いて更に差し込んでるので、潤滑剤でも注入したのだろう。
差し込まれてから少しして、部屋の電気を暗くされる。

既に左手上の液晶モニターには私の内臓が見え始めている。最初は大腸の最初まで巧みにファイバーを入れていき、ファイバーを抜き取りながら検査していくとの事。
入れている最中、数回お腹が張った違和感を覚える事があったが、激痛が走るわけでは無かった。途中で体制が変わり、完全仰向けになって更にファイバーが挿入される。仰向けといっても、右足を組んで天井を見るような格好。

ファイバーには検体採取ができたり、内容物を吸引、撮影のための空気を送る、患部を焼き切る装置が備わっている。モニターが写す大腸をみていたが、内容物は全然見られない。あの薬が体中のものを全部出したのか。

先生がファイバーを抜き取りながら、要所要所を撮影。デジカメのシャッター音みたいのが聞こえる。もっとグロテスクなものかと思いきや、疾患ができている気配が見当たらない。結構速いペースで検査が進み、やがて直腸へ。肛門付近に小さなポチっとしたものがあったのは私でも分かった。そして、検査終了。時間にして大体10分程度だ。

先生から、
「この検査は大腸がん検査を目的にしているので、出血の理由を調べる目的ではないです。」
「検査結果は異常は無いです。」
「次回の結果の報告の予約に来院しなくて良いです。」

鎮痛剤などの効果がまだ続いている可能性があるので、その後15分程リクライニングチェアのある薄暗い部屋で点滴をしながら休む。チェアに使い捨てシーツを敷いてあるので、漏らしても水しか出ないからガスは遠慮せず出して下さいとの事だった。
おしぼりを渡され、「これでお尻を拭いて下さい。」と渡されて、着替えて終了。
空気が腸内にいっぱい入っているので、一日中お腹がゴロゴロしたりおならがいっぱい出る。

検査開始が1時半、終わったのが3時過ぎ。結構掛かった。内視鏡科には、私以外にも次から次へと検査する人が来て検査を受けていた。

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  検査結果は?
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というわけで、大腸がんは陰性。結果のレポートとかもらうわけでもなく、また送付されるわけでもなく、口頭で検査内容を告げられるに留まったが、これだけシッカリ検査したのは初めてだったので安心だ。チョット痔が気になるが、男女を問わず余り珍しくないようだ。



今回の検査は杉並区の胃がん検診と健康診断を受けて、更に大腸がん検査の詳細検査を受けたので、今年の合計は9550円。これを高いとみるかだが、検査をした安心感を考えると高くないと思っている。何はともあれ、健康維持がまず大事。

風邪をひいたら「自己管理がなってない」とか言われる人が多いと思うが、「偏食とか不摂生している貴方に言われたくないわ(´・ω・`)」と思ったりする事もあるだろうw
特に社員を管理している立場の人は、オウムの様に言うことがあるが、本当の自己管理というのは、事実を知り、こういう検査をも嫌がらず行う事なのかなと思う。

追記:
大腸がんについて、体験記を書かれている方のリンク。発見から術後の経過に至るまで事細かく記録されている。「自分は関係ない」とか「自分はならない」とかは思わない事だ。また、常日頃から家族親戚と連携を密にしておくことも大事。何かあって自分だけで解決なんて出来ない。



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