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キャラクターLCDを4ビットモードで使う時の注意点2012/08/29 22:00:03


キャラクターLCDを4ビットモードで使う時の注意点

マイコンを動かすときに、良く使われるキャラクタLCDモジュール。最近では500円で買える様になってきた。私がPICを使う時でも、よく使うデバイスの一つである。



16桁2行のポピュラーなものから、色々な大きさと文字数のものが各社から出されている。これだけ多彩な形状や表示なのだが、その殆ど全てが、HD44780互換の動作である。
HD44780は相当古くから存在し、私が仕事で設計に使った1989年より以前から電子楽器などで盛んに使われていたものである。現在でも仕様は殆ど当時と一緒であり、あえて違う所を挙げれば、動作電圧が2.7Vから動作する様になった事位である。

初期化コマンドが少し面倒であることと、ユーザー定義用フォント(CGRAM)が、今でもたったの8種類と、機能の改良が殆どされずにいる反面、参考文献が多いので確実に動作させる事ができるデバイスである。



この部分の配線は8ビットとE、RS、R/W信号の合計11本で制御するようになっているが、大抵の場合は、マイコンのピン数を経済的に利用したい事が多いので、4ビットモードで行われる事が多い。更にLCDから状態などを読み出す必要がなければ、R/WをGNDに固定して書きっぱなしにしてしまえば、6本の制御で済む。

この時、昔のPICの解説本やマイクロチップのアプリケーションなどは使用しない部分の4本をGNDに接続しているものが多かった。実はこれが、良い結線でないのであった。
使用しない4ビットは、必ずオープンで使用するというのが結論である。




今では4ビットモードで動作させている紹介記事や書籍、Webなどでは、使用しない4ビットは何も繋いでいないのが殆どである。

疑問を持つというのが大切な事と改めて実感した。


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