ストップウォッチと歩数計で、とりあえず実用レベルになったので、身の回りを色々測定している状態である。ただ、もうちょっと便利に使えるように、ユーザインターフェース回路を考えてみた。
マイコンを使って以下の事を行う。
電源のオンオフ
時間計測(10分、1時間)
歩数計カウンター出力バッファリング
LEDの演出
カウンターはキャラクターLCDなども考えたのだが、体積の小さいD3372のガイガー管なので、あまり複雑にせず、そして歩数計を使用したほうが消費電力も抑えられるのでシートベルト表示でなく、単純にカウント値をだそうと考えた。
100均で売っている歩数計は、高速パルスが来た場合は取りこぼすので、一旦マイコンでバッファしたものを、歩数計がカウントできるパルスにバッファして出力させる。マイコンは、割り込みを使って処理。LEDは割り込みが入ったら即反応させるようにする。
スイッチのオンオフはモーメンタリーボタンで行えるようにする。PICで行うと、待機電流は0.1μアンペア程度なので十分だろう。
そういうわけで引いた回路図。最終的にこの回路にならないかもしれないが、叩き台ということでブレッドボードあたりで実験してみようと思う。
電源スイッチは、モード変更や長押しオフに対応させる。ガイガーパルスがいっぱい来て、カウンター出力が間に合わない状態になるということは、危ない状態なので、単に警報を出すようにすれば良いだろう。
起動させて10分間動作させ、電源を落とせば、10分間の結果が歩数計に残るので、それを10分の1にすればCPMが読める。10分では不十分であれば、電源を更に投入して継続測定すればよいだろう。
相対的な測定ではあるが、実用上十分なレベルまで持っていけそうだ。
あの筐体に組み込んだら、とりあえず完成ということになる。ガイガー管は品薄で手に入りにくいので、次作るのはフォトダイオード式で行う予定。
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