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KORG nanoKEY を分解してみた2010/04/26 23:49:37


KORG nanoKEY分解してみた
モノトロン以外にも、前から買おうと思っていたKORG nanoKEYも購入してみた。
家にも49鍵のmidiキーボードがあるが、これは、手軽に扱えるmidiキーボードだ。

小さくて軽いので持ち運びに便利
軽くて小さい。USBを差し込むとドライバーなしで、windowsが認識してくれる。尤も、nanoKEYの内部パラメータを変更するときは、専用のドライバーがマストなのでネットからダウンロードしてインストールすることになるだろう。

また、m1 leのソフト音源がネットからダウンロード(要登録)出来るが、アクティベーションコードが同梱されているので、間違って捨てない様に注意しよう。
それと、TypeA-miniBのUSBケーブルは別売なので別途用意する。
 →(追記)
箱に入っていました orz 下から開けたので気が付かなかった。 コメント頂けなかったら、一生気が付かなかったかもです。コメント感謝致します。
 

ノートPCと併用で省スペース作曲環境ができる

ノートPCと並べても2オクターブでこの大きさは、持ち運びにも便利である。



キー入力部分は2箇所の接点部分がある

打ち込みやちょっとした旋律弾きには使える。キータッチは、小さいので仕方が無いのだが、もっさりした感触。リアルタイムで弾くなら標準キーボードを使えばいいだけなので、打ち込みの様な目的には問題がないだろう。

こんなキーボードなのに、タッチベロシティ(鍵盤の強弱検出)がある。キーボードは、ノートPCで広く採用されているパンタグラフの構造をしており、接点が内周と外周の2箇所に設けられている。



内側と外側に導通性の接点があり、この高低差で打鍵の強弱を生む

スイッチの外周と内周に、それぞれ導電ゴムが付いており、この高低差による時間の差を検出してタッチの強弱に変換する方式である。

ただ、私の場合はタッチベロシティをうまく使いこなせないので、ベロシティ固定で使用する事にした。そういった設定はnanoKEY単体では出来ないので、専用エディター・ソフト「KORG KONTROL Editor」をダウンロードしてきて設定することになる。ベロシティは、ケークウォークでマウスでグリグリ(ry


回路はAVRマイコン、USBブリッジ類で構成されている

回路部分を観察。キーボードも外そうかと思ったが、ネジ以外にもなにかで固定されているのか、取り外しが簡単でなかったので断念。基板だけの観測だ。

基板にはAVRマイコンATMEGA32(pdf)が搭載されており、そのほかにUSBバスブリッジ、74HC164などが載っていた。
ノイズ対策はしっかり施されている。

ちょっと打ち込みたいときには、これから活躍してくれる頼もしい奴だ。









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