新しい炊飯器で米を炊いてみた ― 2010/04/10 17:08:14
もうそろそろ買い換えようと思ってネットを色々見ていたら、格安の炊飯器を見つけた。格安といってもパナソニック製。3合炊き位で十分なので、楽天でぽちった。
しかも今年製なのか。製造は中国製。電気製品が今時日本製なんてそうあるものではない。
内釜はもうテフロンが剥がれて、アルミの一部が見えている。95年から15年間も使い続け、少しおこげが出来る以外は今でもまだ使えるのだが、古い電化製品を使い続けるのは、安全上の問題があるので、引退させる事にした。
時計はコンセントに差し込まなくても動作している。
遠赤外線の特殊加工された内がま。
熱源部分。この炊飯器の蒸気の汁たまりは、周りの外周のくぼみに貯める機構だ。水を捨てる時は、お釜がコンセントから簡単に取れるので、そのまま流しで流せる。
内フタはもちろん外して洗える。
フタとカマを洗って、早速1合炊いてみることにしよう。米とぎは内がまで研がない様にと説明書には書いてあった。そうだったのか。しかし、不精して内がまで研いだw
炊飯中。水に浸ける時間から蒸らす時間まで含まれたタイマーになっていて、約1時間で炊ける。急ぐ場合は炊飯スイッチを2回押して早炊きもOKだ
今回は納豆と自家製おしんこで飯を食ってみる。
まあ、ガスと鍋でも飯はたけるしな 味は変わんねえだろう( ^ω^)
まあ、ガスと鍋でも飯はたけるしな 味は変わんねえだろう( ^ω^)
( ゚д゚)
( ゚д゚ ) う、うめぇええええええええええ
さすがはマイコン炊飯器だ。いつも食べている米がとてもうまく炊けている。炊飯器でこんなに米が変わるとは正直予想していなかった。
これで料理がまた楽しくなりそうだ。
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炊飯器を分解してみた ― 2010/04/10 18:46:35
ご飯を炊いただけじゃあ済まない、このエアーバリアブルブログwww
やっぱりお約束だよなwww
警告
この記事は、研究や学術向上の目的のため公開しています。この記事を見て、分解をしても当方は一切の責任を負えませんのでご了承ください。
(´・ω・`) まあ、お約束の文ですまないが、そういう事だ。
さて、ドライバー一本持ってきて裏ぶたを外す。あっさり取れた。ピンクのグラスウールがガラステープで固定され、熱に強いエンパイアガラスチューブで配線されている。
つうか、剥がすのかよこれ!
ネジが出てきた。修理泣かせだなwww
2本のタッピングネジを外すと、基板ユニットが外れた。
中国製造なので、「赤」とは書いてなく「紅」と表示だ。漢字は分りやすいよな。
中国製造なので、「赤」とは書いてなく「紅」と表示だ。漢字は分りやすいよな。
基板は高圧部と低圧部の2系統に分かれている。電解コンデンサはパナソニックの物を使用しているので安心だ。
基板の裏側。白いベタシルクを使ってコネクター部分を覆う手法は、ハンダ槽でハンダつけするときの、ハンダブリッジ予防の為である。
これがマイコン。マイコンが斜め45度に実装されている理由は、片面の紙エポキシやベークなどの基板に、このようなQFPパッケージを実装する時、ハンダブリッジが発生しないようにするノウハウである。民生の基板の面実装部品は予め糊付けしてから、そのままハンダ槽に流す事が多い。3箇所のコーナーはハンダ溜まり用のパターンである。これも生産技術のノウハウの賜物だ。
なお、高級グラフィックボードなどの斜め45度実装は、LVDSやHDMI、メモリーアクセスなど超高速で同じ時間に信号が行き交うようにする為の等長配線や、最短で配線するための意味合いであり、この意味とは別である。
このマイコン、どうやら8ビットだ。データシート(pdf)
クロックは2つ載っていて、値まで見られなかったが、8MHzと32.768KHzだろう。
なお、高級グラフィックボードなどの斜め45度実装は、LVDSやHDMI、メモリーアクセスなど超高速で同じ時間に信号が行き交うようにする為の等長配線や、最短で配線するための意味合いであり、この意味とは別である。
このマイコン、どうやら8ビットだ。データシート(pdf)
クロックは2つ載っていて、値まで見られなかったが、8MHzと32.768KHzだろう。
CR2450が基板にハンダ付けされている。マイコンのデータシートを見ると、通電しない場合は大体3年位は持つと思うが、電池をハンダ付けだと、電池交換のとき、
∧_∧
( ゚ω゚ ) 分解は任せろー
バリバリC□ l丶l丶
/ ( ) やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
をやらなければならないよなwww
説明書では、電池切れは修理に出せと書いてある。スーパーキャップとか選択肢は無かったんだろうか。
∧_∧
( ゚ω゚ ) 分解は任せろー
バリバリC□ l丶l丶
/ ( ) やめて!
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しーJ
をやらなければならないよなwww
説明書では、電池切れは修理に出せと書いてある。スーパーキャップとか選択肢は無かったんだろうか。
変わった部分では、インテリジェントパワーデバイス(MIP289 pdf)とか使われていた。左下にフォトカプラが見えるので、これでアイソレーションしていると思われる。回路を追っかけている訳ではないのだが、恐らく電子回路の電源オンオフをやっているのではないかと思う。
電源回路は民生品の場合、3端子レギュレータやスイッチングレギュレータなどは使わず、昔からトランジスタ+ツェナーダイオードを使われる事が多い。今では3端子レギュレータもスイッチング電源ICも、安いものが沢山出回っているが、昔の実績のある回路を使いまわし、大量に仕入れた共通部品を使う事で利益を出しているのではと憶測。
スイッチは、これまたタクトスイッチを延長棒で伸ばした構造。分解するまでは、メンブレムスイッチかと思ったが、あれは只のシールであった。
パワーリレーで接点が16Aと大容量だ。(jvn1a-12v pdf) これはヒーターの制御に使われている。しかし、まさかのリレー使用。トライアックやIGBTを期待したのだが、この値段で作るにはリレーが安いんだろうな。
温度センサーは、釜にアルミテープで固定。今まで使っていた電気炊飯器は、熱でキュリー点に達した磁石が外れて炊ける方式だが、これはマイコンで温度を管理して炊く方式だ。飯が美味く炊けるのもうなずける。
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