今更ながらDS Liteを1.4倍にクロックアップしてみた ― 2009/10/04 23:08:11
英語漬けを例として動作の動画も取っておいた。手元で確認したのは以下の通り。
動作確認:ぷよぷよ15th、テトリスDS、英語漬け、もっと英語漬、DS-10PLUS、DSブ ラウザ
動作不可能確認:TOEIC TEST DSトレーニング、DS-10、DSテレビ
※ソフトのバージョンなどで条件が異なります おまけ。初めての分解で上部パネルへのハーネスに傷が入っていた。不良にならなくて良かったが、細かい端子だな。黒いラッチを起こして、これを差し込んでから、ラッチを水平に戻すのだが、入れるのに20分も掛かってしまった。
DSiでもクロップアップは出来るという事だが、難易度やリスクがDSやDS Liteよりも大きい。なので改造するにはDS Liteがオススメになる。 DS Liteはこのようなゲーム養成ギブス的な使い方も出来るので、DSiを購入してDS Liteの使い道を考えている方は、チャレンジしてみても面白うであろう。
※後日談(10/8)
やっぱり、水晶発振子を並列に付けた改造では、動作が安定しない。そりゃそうだよな。こんなに電線引き回せるわけがない。たとえ動いていても途中で止まったりする。水晶発振子によっても動作しない物が多くて、この改造で動かない人は多いと思われる。今回はそれを修正した。
変更は、
・DS liteに搭載されている発振子を取り去る
・クロックは、外部発振回路を設け安定した発振を供給する
これで一番難易度の高い部分は、発振子を取り去る事だ。周りのパーツがさらわれたりしないように、まずはX1の周りをマスキングして、電線をくるりと巻き、ハンダを十分流して暖め、ピンセットで取り除いた。この水晶は、使いまわす。オーバークロックの水晶にTC7S04Fなどのインバータを使って配線。この部品はマルツあたりで扱っている。無ければ74HC04Fなどでも良いだろう。クロックはX1-1は空きピンにして、3番にクロックを入力する。 この回路を組み込み、熱収縮チューブに収めた。 電源の取る位置やクロックの取る位置はこちらを参考にした。これで全く問題なく動作させる事が出来るようになった。 コンデンサや抵抗は調整が必要になる。こちらで実験した結果では、C1、C2は無し、R1も無しで動作した。またインバータの出力から直接X1-3に入れてもうまく動かない場合は、0.1uFのコンデンサを間にいれると動作する場合がある。
※以上の記事は改造についてを保証するものではありません。
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