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TPS63060昇降圧電源キットで作るモバイルレギュレータの製作2015/07/01 16:04:41

※この内容は趣味の情報であり、実施にあたっては自己責任でお願いします。

以前に買ったMiixは、外出先でとても役に立っているWindows8端末。

単体でも一日ちょっとのバッテリーは持つのだが、喫茶店などでドキュメントを書いていたりすると、モバイルバッテリーを使いたくなる。でもこのMiixは充電電流が最大0.8A位必要な時があり、電圧降下でUSB経由でのバイルバッテリーが使えなかったりする。調べたら4.5V位まで落ち込む様だ。ダンボーのモバイルバッテリーは残念ながら使えなかった。ドコモのポケットチャージャはOK

さらに、どちらのモバイルバッテリーも、USBポートから充電しながらUSBが使えるケーブルでは充電不可。

充電できない理由が電圧降下なら、なんとかなりそうと思い、いろいろ調べてみた。

ココらへんの参考文献を読むと、5.25Vでレギュレーションさえすればいい感じだ。

というわけで、何かキットを探してみると、



ありました! ストロベリーリナックスのプチボードシリーズ
これは
 ・入力電圧範囲:DC2.5V~12V 
 ・出力電圧:可変型でDC2.5V~8V
と、とても自由度の高いスイッチング電源なのだ。これを部品を集めて作るよりモジュールを利用したほうが安上がりで早い。



早速ミンティアブリーズのケースに合うように基板を作成。秋月のマイクロUSB DIP化キットは便利だが、今回は電源用途なので、内蔵のリセッタブルヒューズをジャンパーバイパスにする。



このUSBのD+とD-をショートすると充電モードに対応する装置がある。
あとで、いかようにでも対応できるように、結局はスライドスイッチにした。



心配だった電源の立ち上がりで異常電圧が出ないかのテスト。各電圧とも、出力に意図としない電圧が出ることはない。安心して使用可能だ。



意外な労力だったのがミンティアブリーズのケースのシール剥がし。ドライヤーをかけ過ぎるとふにゃふにゃになるので、適度なお湯の中でゆっくり剥がすも、やっぱり糊が残るので、仕上げはアセトンが入っているフラックスリムーバで拭きとった。反してフリスクのシールの剥がれっぷりは偉大だw



ホットボンドで基板を固定。4.5V→5.25V1A位取ると結構熱くなるので、真鍮の放熱板を基板裏に貼り付けた。

入力電圧も知りたいので、例の電圧計を装備。確認するときだけタクトスイッチを押す方式にした。
もちろん取り付ける前に、テスターで電圧を校正済。


モバイルレギュレータの制作

このボタンは、ケースが柔らかいので穴を開けなかった。LED表示は黒ケースがいいあんばいで光を通すので、これまたそのまま。電源ランプは、ないと不便だったので、超高輝度LEDで0.5mA程度でつけている。



これで、USB分岐ケーブルを使用しても充電ができるので、モバイルバッテリーで充電しつつUSB機器が使えるのは便利だ。



ケースが目立たないので、外でパソコンをしても全く問題なし。




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