前回のブログで紹介している、グルーポンに登場した「キハ」であるが、最終的に3日間で1377人分のチケットを売りさばいた模様だ。これはグルーポンの中ではトップの分類。
さて、早速プリントアウトして行くとするかあ。今回は同僚一人を巻き添えwww
チケットはプリントアウトが基本だが、グルーポンナンバーさえ分れば何とかなる模様。
到着。いつもの踏み切り型看板が目をひく。
看板の隣に看板w 電光表示板に、ドアの上の表示を彷彿させるサイン。右上の「酒」イカス。
さて、早速店内に。実は私たちが一番乗り。中に入ると、
「毎度ご乗車ありがとうございます」と共に助役登場。準備に慌しいのか、いつもの帽子姿ではなく、ノーネクタイ。まあ、一番乗りだからな。グルーポンチケットを助役に手渡す。まずはシステムの説明。グルーポンチケット受付が昨日から開始で、弁当系の一部売り切れがあった模様。
グルーポンでの説明以外に分った事。現地での説明では、
1500円の酒・ツマミ代 + 弁当700円分
1500円の酒・ツマミ代は、500円ごとの紙チケットが発行されるので、それを使い切る形で。
お通し代300円は必ず払う事になるが、お通し以外の300円相当の物でも可能。
700円分の弁当代は、酒ツマミ代として使用する事も可能。チケットは無いので使い切る。
という事だ。弁当を食べないでひたすら飲んでいたい人には、こういう選択肢もあるという事である。状況に応じてこれらの内容が変るかもしれないので、利用する場合は各自確認されたし。
とまあ、来た以上は楽しんでいかないとな。1階は
前回紹介した雰囲気と殆ど変らない。こんなに変らないのも安心感のある一つだろう。
私たちは焼酎とかんづめ、ソーセージや弁当を注文後、早々と2階へ。温めた缶詰や弁当は、後で配膳してくれるとの事。
前回と全く変らないレイアウト。ここまで変っていないのもむしろ凄さを感じる。DVDなどはもちろん鉄道系のだけを放送。店内BGMは、各地方の発車ベルだ。
同じく模型も展示されていた。Nゲージは整備中との事で、展示のみである。混んできて、場所が無くなって困っていた女性2人組が助役さんに訊いた所、模型のアクリルカバーをテーブル代わりに使用しても良いみたいだ。断ってからならそういう使い方も出来るようだ。
おもむろに上を見上げれば、パンタグラフの給電部も飾ってある。鉄道ネタが満載だ。押入れには、列車時刻表がいっぱい並べられている。
まずは、ベンチに座って手元にあるソーセージをかじりながらワンカップ焼酎をゴクリ。不思議な感覚に襲われる。机がなければ、これは一昔前の常磐線かってつっ込みを入れたくなった。
この机、ちょっと背が高いので、立ち呑みにはいいのだが、座るにはちょっと使いにくい。というわけで、電線リールの机に移動。
少しして、缶詰が温められて登場。さばの缶詰の暖ためたのはもしかして初めて食べたかもしれない。意外にもウマイ。キャンプとか応用が利きそうだななんて、立ち呑み焼酎でイカレた頭で思考している自分がいた。結構アルコールが回るんだな、これがw
おや、これは列車によくある非常通報ボタン。これで呼べるのか?
ぽちっとな おいwwwww
あああああああ スイッチが戻らないーーー
装置の裏の電線が切れているので通報はされなかったが、復帰を元に戻さなくてはw
フタを開けると、リセットスイッチがあるんだな。メカ式のシーソースイッチで、黒ボタンを押すと赤が復帰する仕組みだった。スピーカーは普通のコーン紙。
注文してから30分、神戸駅「淡路屋」監修 たこ丼登場!レトルトではあるが、盛り付けが綺麗にされている。何気に300系のスプーンがw。これで本物の蛸壺の容器ならいう事なし。味はまずまずである。
相方は臨時のカレー丼だったのだが、結局オーダーして1時間掛かる。うーむ、混雑に慣れていないのか、フォローが弱いし、ちょっと時間掛かりすぎかな。唯一残念な所。
ベンチタイプの席も埋まり、みな会話が鉄道をモチーフにしたネタで杯がすすむ。途中回数券を買い足していたお客さんの姿も。夕方7時頃、2階に車掌(女性)登場w 車掌なのだが、日本○堂の業務もこなすw お客さんにご挨拶をしていた。
更に、写真を一緒に撮るサービスも! 結構人気者だ。
時間は8時を回った。今日は木曜日なのに、座る席と電線リールテーブルは満席。気が付けば私たちは雰囲気にのまれ、チケット+500円分のお酒を頼んでいた。
更にお客さんが入ってきたので、入店して2時間経った事だし、「キハ」を後にした。
今回の感想として、700円の弁当以外にも酒つまみ券として使用できるので、うまく使えば安い。そもそも、こちらによく来る方々は、クーポンを使わなくても固定客はいるので、高い安いという価値観で来ている訳ではないと思う。
でも、ここは辛口の意見も書いておこう。
グルーポンで来た一見さんが、このシステムをすぐ理解できるのかという事、安いお酒が外の看板では300円と書いてあるのに、店の説明では500円のお酒という説明の食い違い、弁当を売りにしているのに、その到着がかなり遅かったという所で、客との問題が起きない事を祈るばかりである。ソーセージ一つとっても、剥きやすくするために、切れ込みを入れるとか、ちょっとした心遣いがあるといいんだけどな、とか思った。
しかし、こういうニッチで、どこもやっていない店というのは面白い。ずっと営業して欲しいお店である。是非がんばって欲しい。
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