パチンコを排除できない理由 ― 2009/06/08 08:20:57

韓国や台湾には、その昔に日本と同じようにパチンコやスロット店があったのだが、現在ではどちらの国も禁止されており、 その面影すらない。禁止した理由は簡単だ。国民が働かなくなり、多重負債者が相次ぎ深刻な問題に発展したからだ。 歴史も浅ければ、やめるのは簡単だ。
日本の場合はどうか?それは簡単にやめられない背景があることだ。 台を世の中に出す際に、健全化の目的という事でホ通協に検定を依頼する。この機関は表向きは警察に装置を納品する際に基準に適しているかを検定する独自審査機構なのだが、実際はパチンコやパチスロの検定を主としている。高い検定料と厳しい審査で、体力のないメーカであればここで挫折するだろう。
そして、この機構は天下りの構図となっており、元○警とかの受け入れ先にもなっている。天下りといえば、大抵大手メーカは元○警などのキャリアを入れている。おおやけにはされていないが、物言いさせないための対策だ。退職金も2重でもらえたりさぞ良い待遇だろう。
パチンコ店は色々な業者で成り立っている。不動産に始まり、ホール維持のための設備、客へ出すドリンク類、景品、リネン、製造、部品、流通、広告にいたるまで、これらがこのパチンコ業界にぶら下がっているわけだ。そのまま簡単にパチンコをつぶすという事は、歴史がこれだけ根付いてしまった以上は簡単にはできない。
他にも色々あるのだが、とにかくこういう理由で簡単にパチンコ、パチスロを排除できないのである。
韓国では禁止しているパチンコもメーカーとして介在しているものもある。理由は売れるからだ。だから政府が介在してやらんとならんのだが。。。
私も昔パチンコやスロットをやっていた事があるが、なんであんなものにお金を使えたのかを考えると、一種の病気になっていたのであろう。高校まで無菌状態で育った人間が世の中に出るとき、一番はまりやすいと思った。
最近のパチンコやスロットは、アニメやドラマをテーマにした物が多く出回り、テレビのCMにも平気で出るようになっている。自粛する気配はまったくないようだ。昔ヒーローだったキャラクタを使い始めたあたりから、「ああ、おわってんな」と思い始めた人は多いのではないのだろうか。
小林よしのり氏が「パチンコひとつでガタガタ言うような匿名のカスなど眼中に無い!」 などと発言して某大手掲示板ではにぎわっているが、俺からみれば何をいっているんだと逆にがっかりしてしまった。
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※写真はフリー素材を使用しました。 http://eyes-art.com/pic/
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