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ブログ更新の休止中と、再会予定日告知2016/04/02 00:00:00


ひよどり

いつも訪問していただいている方、ありがとうございます。
諸事情により、暫くの間更新をお休みいたします。
ブログの更新が暫く滞っており、楽しみにしている方には、大変失礼しております。


更新予定は4/17以降を予定しております。
また、活きのいい記事を書きたいと思っております。

それまでは過去の記事をお楽しみください。






洗濯機の水位センサーは意外な方法だった2016/04/23 16:09:22


※洗濯機の内部写真があり、お世辞にもきれいな状態ではありません。クリックで拡大して見る場合、ご注意ください。



最近、洗濯機で脱水時にエラーを出すようになってきた。年代物の洗濯機だからそろそろ買い替えを検討している。その前に自分で修理できないか調べてみた。


洗濯機の水位センサー

ネットで調べると、水位センサーの故障が多かった様なので調べてみる。水位センサーは上側についている事が多く、ダイヤフラム式が一般的の様だ。東芝の洗濯機はこんなユニット。



ピンク色のチューブは洗濯槽から伸びている。



ユニットを外してみた。




わりと簡単な構造。



ホースつなぎ口からエアーを入れると、



先端がにょきっとのびる仕組み。



センサーはコイルばねと、コンデンサーが2つ配線されている。ホール素子かなにかと思ったが、動作による抵抗値は変化なし。



インダクターメータでその動作がコイルのインダクタンスを利用しているということが分かった。



更に調べてみると、なるほど、インダクタンスの変化による発振周波数の変化をマイコンで監視していたのか。これならメカ的要素がなく、故障は殆どないだろう。水位コントロールが細かくできるのも、この仕組みのおかげ。少し古い洗濯機は、可変抵抗式があった様だ。

一応、オーバーホールして元にもどしたが、やっぱりエラーは出る。排水時に時間がかかってタイムオーバーエラーになっているのが原因。
排水弁を点検したけど、部品が摩耗していて、移動量が少なくなってきた様だ。

という訳で、洗濯機を買い替える決心をしたw


追記:


まだ点検していない排水弁周りを診てから、それでもダメなら洗濯機を買い替える事にした。
水槽まで分解する位なら、買い替えるw

まずは排水弁。グーグルの画像検索で「洗濯機 東芝 排水弁」とか入れると、結構情報がでてくる。それを元に排水弁を外しオーバーホールしたり、弁のシリンダーもねじ一本で外れるので点検。特に問題がない。

余談だけど、この排水弁はモータでウインチの様にワイヤーを引っ張る機構になっていて、同時に水槽のモータブレーキの解除も担っている。洗濯機の構造は、水位センサーといい、色々面白い構造が詰まっている。



元に戻すも、やっぱり排水が流れない。ん?もしや?と思って、排水ホースに水を勢いよく流すと、なんと色々○×■#ぐちゃー(写真自粛)が出てきたw なんと、排水ホースが経年で色々詰まった結果、排水困難になったオチだったw 

幸か不幸か、洗濯機の全体メンテナンスができて、今以上に調子が良くなったので、暫くは持つだろう。でも夏までには買い替えたいな。



スキャナー「Scan Snap S1300」を修理してみた2016/04/24 14:25:30



2010年に購入したスキャナー。もう6年も経つのか。今までの累計枚数は4880枚。ピックローラーの交換時期が10万枚、パッドが1万枚の事を考えると、スキャン枚数としてはまだまだ稼動できる枚数である。



最近絵を描くようになってスキャナーをよく使うようになった。たまに、縦に線が入ったりすることがあったが、その時は大抵汚れだったので、センサー部分を清掃するだけで良かったのだが、最近は、汚れを取り去っても、消えない線が出てきた。

これがCISユニット(コンタクトイメージセンサーContact Image Sensor、つまり密着センサ)の不良と思ったので、とりあえず何とかしてみようと思った。

方法は3つ

1.CISユニットは上下についているので、使用頻度の少ない上のCISユニットと交換
2.CISユニットを分解掃除
3.諦めて、設定で原稿を上向きにセットするにチェックして上側のセンサーをメインとして使う


できればリスクの高い2はやりたくないがw まずは分解してみるか。
警告
この記事は、研究や学術向上の目的のため公開しています。この記事を見て、分解をしても当方は一切の責任を負えませんのでご了承ください。

  (´・ω・`) そうなんだ、しつこいんだ。すまない。 


スキャナー「Scan Snap S1300」分解

まずは裏蓋のタップねじ4つを外して分解。ここまでは、以前にも行ったことがあるので楽勝
(・∀・)


基板からハーネス類をすべて外す。



ここからが未体験の分解だ。色々とツメの位置などを調べていく。サイド2つのパーツはこの爪を押し込むと取れる。



背面の銀の可動カバーは少し弓状にしならせて外した後、黒い筐体を外す。これが結構難しかった。この爪を押し下げる。



これらは合計3か所。慎重にやらないとすぐ爪が折れそう。



ネジはタップビス2本と、このフレームグラウンドをとっているM3のねじがある。合計6本のタップビスと1本のM3ネジだけだ。



このカードエッジは差し込まれているだけのもの。この信号がCISユニットだ。ここまで分解すると、金属のフレームカバーが外れる様になる。



更に、小さい金属パーツを外して、CISユニットの4か所のツメを内側に押し込みながらコネクター部分を押して、4隅同時に外すイメージでCISユニットを外す。ここまで来るのに40分位かかっている。



これがCISユニット。ガラス側の傷などは認められない。



さて、最初の計画で、上下のユニットを入れ替えようかと思ったのだが、なんとこれ別の部品なのだ。なので単純にユニットの交換はできない。残念。
という訳で、上側CISユニットの分解は行わなかった。(簡単に分解できそうになかったのでw)

※黒く無数に見えるのは、等倍結像レンズと呼ばれるもの




さて、禁断のCISユニットの分解だ。精密ドライバーで4か所のねじを外すと素子が見えてきた。透明な素子に無数の金線が接続されている、とてもデリケートな作りだ。手で触るだけでもアウトだろう。この基板、片方ではんだ付けされていて、完全に外すことができない。



この状態でセンサー部分やユニットにエアダスターを吹いておいた。あと、ユニットを軽く机の上でトントンと叩いて、ホコリ等が移動するのを期待する。



さて、組み上げ(これも結構時間がかかった)てから、チェックしてみるか。

キタ――(゚∀゚)――!!
結果、見事あの忌まわしきラインが消えたではないか!分解掃除した甲斐があった。




メーカのPFUでは、エアダスターでのメンテナンスはNGと説明してある。エアダスターにより、内部にチリやホコリがまわり込む可能性があるとの事だ。

そういえば、最近エアダスターをこのスキャナに使った覚えがあり、おそらくその時以降にそうなったかもしれない。今度から無水エタノールで掃除しよう。







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