最近はMPLABXに移行していっている。昔のMPLAB IDEよりもはるかに強力な機能があるので、もう昔のツールには戻れない位魅力的な機能が満載だ。
例えば、Ctrlを押しながら変数名をクリックしたら、その部分にジャンプするとか、TABでいちいち整形していたソースコードもCTRL+AしてALT+SHIFT+Fすれば簡単に直ったり、ここでは伝えきれないほどの機能が満載だ。日本語のマニュアルもあるし、動画もある。
ところで、最近MPLAB Cコンパイラ、XC8の Version1.20が公開されていた。ほぼ同時期にMPLABXもv1.85になっていたが、MPLABXは新しくするには古いのをアンインストールする必要があるので、手っ取り早くCコンパイラだけインストールしてみた。
PIC16F1827で作った
LCD VUメータのソースを使って、どれくらい最適化されるかみておくか。
XC8 V.1.12では約95%のメモリー使用量。ギリギリであった。
XC8 V.1.20では、何と81%に減っている。フリーモードなのに随分と最適化できるようになったな。
MPLABXの最適化オプションをいじると、更に最適化できるらしいと、
掲示板の方で情報を頂いたが、ASMレベルのソースコードを持っていないので確認が出来なかった。
やり方が違うのかな?
最適化オプションを全部無効にしてからビルドしてみると、
おお、95%になった。と言うことは、最初から最適化が効いた状態が標準設定の様だ。
その他に、RAMの表示なども改善されているようで、通信バッファをRAMにとっても表示されなかった使用エリアが、きちんと表示されることも確認した。フリーでもここまで使えるようになったCコンパイラである。
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