Hitehc PICC Proの情報 (windows2000の対応、最新9.70の問題) ― 2010/02/09 23:15:51
プロシージャエントリ ポイントSetDllDirectoryA がダイナミック リンク ライブラリ KERNEL32.dllから見つかりませんでした。という非情なメッセージ。上記のメッセージを調べると、どうやらXPにあって2000に無い関数らしい。インストーラとMPLABへのToolsuiteを何らかの方法で関連付けられたら何とかなりそうな気もするが、事実上はwindows2000が使えるHitechPICCのバージョンはhcpic_pro_9.60PL5.exeまでという事が分かった。 hcpic_pro_9.60PL5.exeは、windows2000上でも問題なくインストールできる。もちろんMPLABv8.43も使用可能だ。
所で、最新のPICC Pro9.70では、__delay_msと割り込みの関係にバグがあるという報告が出ている。こちらが、当BBSで質問された内容である。 microchip forumでも極めて近い報告があった。
Hitech社の製品は、Microchip社に買収後でも、最近までHitech社のサーバー上でサポートが行われていたが、今年からHitech社のBBSは一般の書き込みだけになり、Microchip社のForumの[Development Tools] グループ内に移管している。前はちょっとでも不具合があるとPL(パッチリリース)を出してくれてたのだが、移管後はPLが出る気配が無い。買収後に収束終焉する事にならなければ良いのだが。Hitech のPSoCも出来がよかっただけに悔やまれる。
というわけで、Hitech PICC Pro (lite mode)の最新である9.70は、ちょっと問題があるので、とりあえずはMPLAB8.43付属の9.65を使用する事をお勧めする。
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