第54回東京高円寺阿波おどり ~ 二日目 ~ ― 2010/09/05 23:59:39
高円寺阿波おどり2日目(2010/8/29)は純情通り商店街の入り口からの観覧だ。
去年も2日目は雨が降ってしまったが、今年は2日とも晴れた大変珍しい事である。
桟敷席の位置が変わり、高い雛壇から3段程の低いものに変更された模様だ。
写真は全部で50枚。18:00スタートから20:45頃までを撮影した。
年号は結成時の年号で、ホームページやパンフレット紹介などから引用、または計算して掲載している。もし間違いがあったら、是非コメントで指摘していただけると有難い。
※参考文献
NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会 高円寺50周年記念誌 「踊れ高円寺」2006年8月
第54回東京高円寺阿波おどりパンフレット
各連WEBページ 他
カウントダウンから5:30ジャストに、純情商店街から「若駒連」登場。
この連は全体としてバランスの取れた連で、特に女踊りは見所である。
紫と黄色、ピンクのグラデーションが美しい。人数は多い方である。
組み踊りがダイナミックかつ美しい連の一つだ。高円寺阿波おどりには欠かせない連の一つ。
新しい連であるが、中々どうして、見ごたえのある踊りを披露してくれる。
手堅い男踊りが実にいい。高張ちょうちんの上に飾られたほおずきと、ぞめきの三味線の狐のお面が印象的だった。
高円寺では、もはや常連連であり、安定した手堅い踊りがよい。
結成は新しい方であるが、本場徳島への参加を毎年果たしている実力連。やっぱりこの女踊りは絶対みたい。
小金井も阿波踊りは盛んである。地味な様でも、この独特の着物が印象的だ。
出ました!江戸っ子連。この組踊りは何度みてもサイコーだ。本場徳島の阿呆連の姉妹連でもある。
高円寺の阿波おどりの中で定番。幼児から小学生までのちびっ子連である。意外にも歴史は古く、純情商店街支援の連でもある。
徳島の歌舞伎連が姉妹連である。
淡路徳島の新のんき連の東京支部として、今年初参加の連だ。初参加といっても、よく踊りこまれた男踊りには感心する。
こちらも阿波おどりの盛んな小金井市の連である。女の男踊りが見所。徳島の娯座留(ござる1989)の手ほどきを受けているとの事だ。
高円寺阿波おどりを毎年見ている人ならもう御馴染み。
高張提灯は殆どの連は竹で出来ているのだが、この連は違う。重量感あるこれをグルグル回してしまうのだ。そしてそれを投げて別の人に渡す。このダイナミックさがたまらない。
この連に近いといえば、天水連だな。うむ、まだ説明が出来ない私であった。
とにかく、この音を聞けば3つの連のどれかという位ドラムなのだ。
白石建設の連。白を基調とした乱れない女の男踊りが特徴だ。
子供が中心となった連である。
キター しのぶ連!これを観ないで高円寺の阿波おどりは始まらない。
安定したおどり、特に女おどりはとても良い。
しのぶ連の女おどりの着物は2種類ある。このグラデーションが綺麗にかさなって、組おどりがとても素晴らしい演出をするのだ。
男踊りだって活気があってカッコいい。キャッチフレーズいい男、いい女の連。鳴り物もとてもよく、全体的にバランスの取れた連だ。お勧め連。
パル商店街の代表連。阿波踊りの本場、娯茶平流を伝承している由緒正しい連。この男踊りのコシのが独特でいい。
後で分かったのだが、真ん中の方は、徳島阿波踊り協会所属「娯茶平」の連長だったのだ。よくよく調べると、姉妹連だったのか。
女おどりがとてもきれいだったな。
とても古い連であり、本場のうずき連との流れを継承している。女おどりと男踊りのハーモニーが格別。男踊りの方は本当に生き生きとした表情で踊っている。観ている方も引き込まれる。
あれ?2007年で解散した花の木連の半天を着ている方が?
インターネット情報によると、花の木連の継承連という事だ。
このおじちゃんのボケたおどりが面白く、観ている人たちに笑みがこぼれた。
阿波踊りの構成で、このひょっとこおどり(酔っ払ったおどり)も欠かせない。
今年初出場?高張ちょうちんには「わせだ」。若い方々が踊りを継承するというのは素晴らしい。是非続けて頂きたい。
こちらも超有名な連。女性の男踊りに女らしさを感じる不思議さがある。ひょうたんをぶら下げた人が交じりながら踊る演出もよい。
白と深い赤の着物が印象的だ。これから注目したい連。
新しい連だが、男踊り、女おどり、鳴り物の基本がしっかりしている。また躍っていている方々がとても楽しく躍っている印象を受けた。注目連。
もはや説明不要。高円寺阿波おどりには絶対欠かせない存在連の一つ。毎年妥協しない組おどりを披露している。先駆者といっても過言で無いだろう。
杉並区視聴覚障害者協会が手話サークル「杉の会」のボランティアで参加している連。
参加歴史は古い。上の2枚の写真では、女おどりの人と観ている人が親指と小指を突き出しているが、これは手話で「ヤットサーヤットサー」とやっているのである。一生懸命踊っている方々に胸を打たれた。
うちわ踊りに特徴がある連。誠連は今年も元気だ。
高円寺ではおなじみの連。紫を基調とした衣装がよい。若い女の男踊りがダイナミック。
高円寺南口ルック商店街商店主を中心とした連から始まった古い連の一つ。
楽しみながら躍る基本がここにある。
うぐいす色のカラーで美しいおどり。
落ち着いた感じに阿波おどりの基本が見えた。
本場の葉月連との姉妹連を結んでいる。シンプルな色使いの衣装とは裏腹に、力強い男踊りが印象深かった。
高円寺純情商店街「びっくり市」が名前の由来。一般参加者としての唯一の連。
幼稚園から中学生が活躍している、歴史ある連。
写真が撮れなかったのは、電池が一度切れてしまい、交換にまごついてしまったため。
志留波阿連より手ほどきを受けているそうだ。男踊りの着物と女おどりの淡いサクラ色の着物が組み合わさった踊りの綺麗さは例えようのないものだ。
独特な色の衣装で、正当な踊りを披露してくれる。女おどりが見所。
三鷹阿波踊りでも見てきたが、ダイナミックな踊りに寡黙な鳴り物。鮮やかな色彩で演舞場を彩る。
粛々とした感じの鳴り物にぞめきが心に響く。
毎年そうなのだが、この美踊連の男踊りがカッコいいのだ。表情も良くて観ている方も引き込まれる。
その後、国分寺連、だむだん連と続いたのだが、デジカメの電池が無くなりラスト15分前まで観ていた。今年も本当にいい物を見せて頂いた。
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