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ヤマハ 音源LSI 『NSX-1』搭載、eVY1 Shield試食2013/10/30 21:56:51



ヤマハからとんでもないチップがリリースされた。
歌って、奏でる、次世代音源
「Real Acoustic Sound」と「eVocaloid(TM)」の2音源に対応
高品質でリアルな楽器音と歌声の合成に対応した新音源LSI
ヤマハ 音源LSI 『NSX-1』

実のところ、スイッチサイエンスのツイッターでいち早く情報を知っていたのだが、躊躇している間にすぐ売り切れたので、今度はすぐにゲット!



早速到着。スイッチサイエンスの梱包はいつ見ても洗練されているな。



開封!Arduino(アルドゥイーノ)のピンにすぐに差し込めるピン付きを購入。インターフェースはライン出力とマイクロUSBが出ている。



裏側は、亀の子実装できるピンになっている。



さて、早速動作させてみるか。これは単体で使用でき、パソコンと接続すれば、USBmidiデバイスとして認識。



デバイスマネージャではUSBオーディオデバイスが増えている。



こちらのページから、歌が発せられるmidi(現在2つのサンプルがDL可能)をダウンロードする。



ボードのライン出力にアンプを繋いで、普通にwindowsメディアプレーヤーで再生して歌った!!! 初音ミクだな。それにしても歌詞はどうやって入れているんだろう?



お次は、Arduino Duemilanove(初期の)を接続してみる。あれ?ピンが2本余る。



反対側は、2本余る上、電解コンデンサと干渉。仕方がないので、少しだけ曲げでコンデンサと当たらないようにした。Arduino Uno R3など、最新のArduinoでは、I2Cやリセットが増設された部分であるが、このボードを使用するに至っては特に問題にならないだろう。


歌うハードウェア、eVY1 Shield

早速接続。USBがArduino側に接続される以外は、特にジャンパーなどの設定は必要なし。



久しぶりのArduinoアプリの立ち上げ。10秒くらい起動に時間がかかっている。原因はbluetoothを導入するとこういうもっさりした動きになる機種がある模様。前回の通りrxtxSerial.dllを入れ替えて対処してArduino Duemilanoveでも無事動作確認OK。

ライン出力から、最初は「あ~あ~あ~あ~あ~あ~あ~」x2 カエルの歌で発音後、
「かえるのうたが きこえてくるよ」と歌い始めた。



ソースを見ているとどうやらエクスクルーシブメッセージでセットしておいて、チャンネル1に音階のmidiデータをノートナンバーで置いているぽいな。



サンプルのmidiファイルをcakewalkで見たら、ああやっぱり、エクスクルーシブで送っていた。
これは手打ちでデータを作るのは大変だw

それにしても、初音ミクがハードウェアだけでしゃべるようになったのは時代が進歩したものだ。
組み込みで色々応用ができそうだ。



今のところ、情報はこれだけ。ハードウェアは非公開。ただし、2013年11月半ばあたりから情報が順次公開されるとの事なので、楽しみに待っていよう。
Maker Faire Tokyo 2013では、ヤマハでデモを見ることができるそうだ。

追記:
ヤマハ 音源LSI 『NSX-1』搭載したeVY1 Shield、実際のピン接続は、ざっと見ただけであるが各電源とデジタル側の2番4番ピンで、ジャンパーを変えるだけの模様。つまりUARTのみ。音源チップとはレベルコンバータらしきもの(?)で接続されている。ピンは他のシールドの延長に機能する。(独自解析なので保障はありません)

更に追記11/3
アプリケーションが公開された模様




コメント

_ じゅん ― 2013/10/31 07:18:54

Arduino-UNO(R3)やArduino-Leonaldoのピン配列の割にはSPIの6ピンは接続されていないんですね。ということはSPIで通信してないかなぁ

たとえばDuemilanoveはSPIはデジタル11~13に割り当てられていますが、LeonardoのSPIのピンはデジタル・アナログポートには割り当てられておらず、SPIの6ピンから取るようになっています。

I2CもDuemilanoveはA4・5ですが、LeonardoはD2・3です。

UARTシリアルだと遅すぎるような気がするし、たぶんArduinoシリーズで使えないものが出てくるんじゃないでしょうか・・・

_ air_variable ― 2013/10/31 09:51:10

ピンをざっとテスターで調べましたが、デジタルピンの1(TX)とジャンパー切り替えで3、あと電源位しか接続されてない感じです。
ピンの多さに多彩なインターフェースを期待と思っていたら実はシリアル(MIDIボーレート)ということでした。

USARTはMIDIの31.25kで動かすようになっていて、MIDIメッセージをエクスクルーシブメッセージで送るだけの対応の様です。
発音データは、MIDI機材のPANやピッチベンドなどの連続した大量のデータから比べると、データ量は少ないと思います。

_ ききょうや ― 2013/11/01 10:19:41

私も早速ゲットしました。早速デモのMIDIデータとスケッチを覗いてみましたが、おっしゃるとおりエクスクルーシブで歌詞データを送っている模様です。ただ、デモのMIDIデータとスケッチでは歌詞データの送り方が違うのでいろいろやり方があるのだと推測できます。また、事前登録された歌詞データはNoteOnで発生されますが、歌詞の音節数よりもNote数が多いと歌詞がループします。なにはともあれ、正式なデータが公表されるのが楽しみですね。この程度のデータ量なら、PICとかの小さなマイコンでも充分制御できるので、EEPROMとかにデータを格納してジングル程度の曲を数曲さまざまなタイミングで演奏することもできそうで夢が膨らみますね。

_ air_variable ― 2013/11/03 07:31:16

なるほど、細かい部分で違っていましたか。
確かに、エクスクルーシブを送った後にシーケンスを止めてピアノロールなどでノート情報を入れると、歌詞がくるくる回りますw
データ公開が楽しみです。エクスクルーシブは一般的に使いにくいデータですので、作曲ツールが出てくれるとありがたいですね。

_ ききょうや ― 2013/11/06 12:42:28

ヤマハから仕様が公開された模様です。MIDIファイルとスケッチで歌詞データの送り方は当初違うのかと思っていましたが、同じだったみたいです。失礼しました。
にしてもふるさとのMIDIデータではピッチを変えてハモらせているみたいで、MIDIデータフォーマットが公開されたので仕組みがわかりました。結構楽しめそうです。
とりあえずご報告まで

_ air_variable ― 2013/11/07 01:23:34

この仕様書ですね。策定日が10月31日とか出来たてですねw
http://yamaha-webmusic.github.io/nsx1-apps/specs/ANMW820A-001-10-j.pdf
midi入力とかできそうな気がするのですが、基板外へ出力されていない様なので、もう少し調査してみようかと思っています。

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