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KORG monotron Duo/Delayが回路図が公式公開2012/03/19 08:29:03


KORG monotronシリーズ公式回路図公開

昨年末、コルグよりmonotronに2機種追加されてから3ヶ月。カオシレーター等と共に既にDJやサウンドクリエイターから高く評価されているが、何と追加2機種も公式で回路図を公開したのだ!


そもそも製品の内部回路を公開することは決して目新しいことではありません。
数十年前のブラウン管のテレビの多くは、背面に回路図が記載されていました。しかし今やそういった製品は少なくなり、ブラックボックス化した製品が普及する現代では、当時の人々が共有していた“ハードウェアを所有する”という価値観は薄れつつあります。しかし、こと楽器においては、その価値観は非常に重要なものです。内部回路の公開は、その価値観を喚起するきっかけになるでしょう。
もちろん、全てのコルグ製品で同じように回路図を公開することはできません。公開できるものでも、安全性や保証の免責事項についてユーザーの方々 にご理解いただく必要があります。ただしmonotronなどの製品は、その中身が極めてシンプルであるため、必要な技術的知識のハードルは低く なっています。


ついこの前のmonotribeのアップデート方式といい、もはや電子楽器業界を凌駕する異端児コルグ。考える事がとても柔軟。柔軟過ぎる。

実のところ、タケダノヲトMonotron Duo 分解してみたの情報より、korg USAで登録すれば、条件付きダウンロードが出来る事をは知ったばかりであったが、日本サイトでもダウンロード出来ることは本日知った次第だ。


※著作保護のため縮小しています

こちらはmonotron Delay。私のサイトでも一度分解しているが、予想通りの回路図だった。


※著作保護のため縮小しています

そして、こちらがmonotron Duoだ。こちらは未購入だが、予想を反してマイコンが搭載されているのだ。それも高性能16ビットマイコン、テキサスインスツルメンツ社のMSP430G2231
回路図をみると、リボンコントローラ等の値を管理している様だ。midi化や同期化させるのにはおあつらえ向きな回路に仕上がっている。マイコンだから、新品マイコンに張り替えて独自の事をさせるとか夢が膨らむ。コルグはマニアの気持ちをよく分かっている。

monotribe schematic download (analog interface only)




最後にmonotribe。こちらも去年11月に音によるバージョンアップで、フリークを沸かせた。
Version2になった故、隠し機能がパネルを見ただけでは分からず、ユーザーがスイッチ部分に追加機能ラベルを貼り付けるなどして工夫を凝らしていたが、対応が早いコルグ様の事、monotribeoverlayとして、パネルデザインを公開した。
PDF形式とイラストレータ形式でダウンロード可能だが、楽器店でも配布している所がある様だ。

まさに独走状態のコルグ。これからも楽しみな楽器メーカーだ。

→カテゴリーmonotribe(モノトライブ・モノトロン)
→カテゴリー楽器・機器



KORG monotron DELAY (コルグ モノトロン デイレィ) 到着2011/12/13 21:49:30


KORG monotron DELAY (コルグ モノトロン デイレィ) 到着

こちらで紹介したKORG monotron DELAY (コルグ モノトロン デイレィ) が到着。
待ってましたあああ。
早速ブリスターパック開封。電池付き。




大きさは前作モノトロンと同じ大きさだ。
この製品の最大の特徴であるディレー音がとても心地よい。色々とツマミを回して幻想的な音に酔い浸る。ヘッドフォンを差し込んで電子ドラッグ。
AUXに音を入力。iPodなどのプレーヤーと繋げてダンスミュージックを鳴らしてもよし。
筐体にブラックライトを当てると、デザインが光り輝くので、ライブパフォーマンスでも目立つ。



大きさやジャック、ボリューム位置などは、モノトロン無印と一緒。ラベルがシールになったのが唯一の変更か?モノトロン無印は日本製だが、これはベトナム製だった。



所有コルグ製品全部入り! 演奏者だけが分かる快感。時間を忘れ、いつまでも弾いてしまう。届いてから既に2時間以上遊んでしまった。




やっぱりさ、エアーバリアブルはやるんだよw

    
∧_∧
    ( ゚ω゚ )分解は任せろ
バリバリC□ l丶l丶
    /  (    )やめて!
    (ノ ̄と、   i
          しーJ




開けちゃうよ。スピーカーはコネクターでなくて、直接半田付けしている。コスト削減ですね。
左から2つ目のツマミの上は、ツイッターによると恐らく熱結合をしているのではとの事だった。
拘るねぇ。さすが楽器メーカーだ。




これはモノトロン。モノトロン無印と良く似ている。モノトロンの基板はこちらでレポート
モノトロンデイレィの部品の殆どはモノトロン無印の共通部品を使用して作られている。
主要なオペアンプはLM324だった。



ツマミ位置もスイッチも同じ位置。同じ金型を使っていると思われる。




基板の裏面。



よく見ると、モノトロン無印と同様、改造ポイントがある。さすが世界のコルグ様だ。




これが、カナメのPT2399というディレーICだ。よくこの筐体に収めたなぁ。
基板をざっとみると、モノトロン無印に、このディレーICを詰め込んだ形だ。これが入る事で、魅惑の音が出るようになる。値段も手頃、むしろ安い位。KORGは本当に凄いよ!
また回路図を期待してしまうよ。





【monotribeを無線MIDI化してみた】MTM07質問まとめ2011/12/06 00:01:05

monotribeを無線MIDI化 質問まとめ
【monotribeを無線MIDI化してみた】
●どれくらいの距離が飛ぶ?
XBee自体は見通しで数十m~1km飛びますが、今回の使い方は信号を流しっぱなしで飛ばすので実質数メートルが実用範囲。

●1対複数に飛ばせられる?
実験はしていませんが、恐らくIDをあわせればいけるかと。課題とします。

●遅れ(レイテンシー)は?
15~80msec程度です。後ほど再評価する予定です。

●XBeeは何を使うの?
XBee シリーズ1を使います。Proシリーズはmonotribeに入れるとき消費電流の問題でオススメしません。またシリーズ2は、実験でうまく動作させていません。

●ライブでも使える?
趣味で使用する事を目的としています。電波を使用し、MIDI速度で送っているので再送などのエラー訂正をもっておらず、データロストによる障害が発生する場合があります。monotribeは有線でMIDIを取り出す事も出来ますので、確実に動作させたい場合は有線接続で行います。

●monotribe以外でもつかえるの?
MIDI機器であれば大抵使用可能です。

●基板提供や販売は?
検討します。

KORG monotribeをMIDI無線化した装置一式 読み物(MSワードをzipで圧縮)
http://www.ne.jp/asahi/air/variable/archives/KORGmonotribe_RF_Midi_20111203-021740.ZIP

【速報】KORG monotribeアップデーター公開→monotribe version22011/12/02 12:00:00

KORG monotribeのアップデーター公開
2011年5月末にKORGから新製品monotribe(モノトライブ)が発売されてから久しいが、さっき何気にツイッターを覗いたら、


何のことだ? 新しい機能?ふたでも開けるのか? それでKORG monotribe version 2のページへ行ってみた。
アナログ・サウンドにこだわったmonotribeは、アップデート方法もアナログ的手法にこだわります。過去、パソコンのデータをカセット・テープによってロードしていたように、monotribeでは音声を用いたアップデート方法を採用しました。 アップデートするためのシステムをオーディオ(WAV)ファイル形式にエンコードして用意しています。そのオーディオ・ファイルをSYNC-IN端子へ入力することでアップデートを行います。ファイルの再生はパソコンやスマートフォンなどのWAV対応デバイスをご使用下さい。
な、何と、SYNC INからデータを入れる事でアップデータが入力できるのだ! それもwaveという音声でw マイコンベーシックマガジンとか知っている世代なら、カセットインターフェースのあの「ピーギャアアアア」という音を知っているだろう。その音でアップデートするという奇抜な発想だ。
KORGの技術者は、どれだけやわらかい頭を持っているんだよ!もうビックリだお( ^ω^)

という訳で、monotribe version2になると、
シーケンサー
シンセ・パートが8ステップから16ステップ対応
シンセ・パートのボリューム・オートメーション
各パート毎のアクティブ・ステップ設定
ドラム・ロール演奏
ゲート・タイム・ホールド・モード
シンセサイザー
LFOのサンプル&ホールド(S&H)モード
シンク
連結シーケンスで、monotribe複数台での輪番再生
ハーフ・テンポ・モード
ショートカット・キー
シーケンス・クリアなどの一括操作

シンセパートの16ステップはぐっと来るものがあるし、ドラムロール演奏も演出の深さが更に増す。これは是非アップデートだ。アップデート方法は、ダウンロードしたファイルにPDFとして梱包されているので、それを読みながら行う。waveを再生させる為、当然パソコンは必須だが、こんなやり方でアップデートできるカラクリを作っていたKORGには敬服する。

さあ、手元のmonotribeをバージョンアップしよう! ナウいヤングにオススメ! 
  →KORG monotribe version 2サイト



追記:アップデート方法が公開された模様。

[PR]KORG monotribe (version2にアップデート可能)
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KORG monotribe改造記(7) XBeeをシリーズ1に交換してみた2011/10/23 23:25:19


XBeeをシリーズ2からシリーズ1に交換

前回では問題になっていた不安定さを払拭するため、一世代前のXBee(シリーズ1)と交換することにした。



いつものX-CTUを使用して設定。詳しい事はXBeeカテゴリーで。
赤枠で囲った部分を変更。MYが自分のアドレス、DLが相手のソースアドレスである。今回は双方の下16ビットを使うことにした。これならとりあえずダブりが少ないだろう。CHとPAN IDも変更。2ペア使うので、CHはCとDに振り分けた。終わったらWriteで終わり。シリーズ1の方がやっぱり使いやすい印象があるな。




お互い書き込んでディフォルトの9600bpsで通信できる事を確認して、MIDIの速度31,250bpsに設定。この操作はもたついているとタイムアウトになるので、+++を打ってOKが出たら手早く済ませる必要がある。ATWRさえしなければ設定されないので、ATBD7A12は慎重に。

AT
ATBD
ATBD7A12
ATBD




31,250bpsで設定出来た結果。



一つ分かったこと。X-CTU操作用の治具で12番(CTS)-16番(RTS)は接続しておいたほうが良い。ポートの設定で万一衝突しても問題ないように100Ωで接続しておいた。X-CTUでRTS/CTSを使用するに設定して、ボーレートを誤った場合への対応となる。

monotribeを無線で繋げる事を考えなければXBeeをこんなに使わなかっただろう。




まあ、ここから無傷で電線が出るんだけどね。




双方向ともシーケンサーとか繋いでも超安定している。XBeeの使わない側のDin(3ピン)は100KΩでプルアップもしておいた。XBeeとして贅沢な使い方ではあるが、マイコン要らずというメリットは大きいよ。

じゅんのなんでもD.I.Y.さんの所と合同で参加致します)




XBeeを色々いじってみる2011/10/10 23:59:57



YouTubeで、電線をこの電池ボックスの穴から電線を引き出す事が出来る事を知る。しかも蓋が閉まる。ここから配線すれば、monotribeに穴を開けなくても双方向のMIDI信号が引き出せる。

まあ、これで終わりでも良いのだが、monotribeの無線化を実用範囲により近づけたい。色々とデバッグ中。




この前作ったmini MIDI鍵盤が大活躍。大きな鍵盤を引っ張り出さなくても十分デバッグ出来るのだ。




思い出したように、自分が作ったLCDシリアル表示器を31,250bpsに書き換えて使用。すっかり忘れていた。灯台下暗し。31,250bps対応版はver1.33で公開中。表示があるのと無いのとでは、デバッグの進捗がちがう。

そういえば、PICkit2が見えているが、USBでシリアルや何かつなげている時は、出来るだけ外しておいた方が良いだろう。今の所ジョイスティックは相性が悪いのはハッキリしている。DSO Nanoもこうなる


取り敢えずわかったのは、XBee(XB24-ZB)設定で、それぞれ、
coordinator ATと rooter AT に設定していたが、不定期で00が連続で送信されたりするみたいで安定しない。

そこでrooterはendpointに設定しなおすと、安定して動作するようになった。もちろん新しいファームで行った。
動作は安定したものの、今度はスピードが遅い。電文を確認していると、近距離で鍵盤を叩く程度であれば、こぼすこと無くデータを送信しているが、その送信間隔が一定でない。
鍵盤で「た・た・た・た」と叩くと「たたっ・た」とかいう具合。これはそういう仕様か?

追記 → 後日ツイッターでendpointはパワーマネージメント必須のモードなので、スリープ状態になり動作が引っかかっているのではとの事。また、rooterの設定は合っているが、標準以外のボーレートで何か問題があるのではとのアドバイスを頂いた。(いずれも以降は未検証)



旧版のXBeeの方がキビキビ動く

写真右の旧XBee (XB24)では、反応がとても良く、そういうことは起きない。



そして、設定もピアツゥピアでDLとMYのIDをお互いのXBeeで設定しあえば終わりだ。

CTS信号も見てみたりしたが、シーケンサーに繋いでいるわけでもないので、バッファがいっぱいになるわけでもない。スリープ設定、ポート設定など色々やってみたけど新XBee(XB24-ZB)はこれといった結果が出なかった。



と、色々やっていたら、いつの間にか夜中になってしまった。うーむこれは悩む。

MAKEで展示したいと思っているが、保険として旧XBeeでのデモとして、出来たら新XBeeでの双方向をお披露目したい所である。


※XBeeを良く扱うようになりましたので、XBeeカテゴリを新設しました。


【動画】monotribeを無線MIDI化してみた(Wireless monotribe MIDI)2011/10/01 23:59:33

monotribeを無線MIDI化してみた

monotribeのピン解析から、スウェーデンのnitro2k01氏により解析が進み、monotribeがMIDI信号でやりとり出来る事が分かると、MIDI改造をどんどん行なうmonotribeユーザーが増えてきた。MIDIインターフェースが付くだけで、同期を取ったり、再現性の高いデータを作ることが出来るわけだから、アマチュアもプロも飛びつく話だ。

私の場合は、趣味で買った楽器。今ひとつ穴を開けてドイツ規格のコネクタをつける踏ん切りがつかない。かといって隙間もないし、開けっ放しは、何だかKORG様の設計したフォルムも生かせなくなるし。

MIDIの無線化には先駆者がいて、XBee radiosのサイトにめぐり合うことが出来た。私はXBeeでは一般的な固定レートが7種類しか選べないと思い込み、マイコンで異なるスピード間のやりとりを、マイコンでやろうかと考えていた。例えばTINY2313でUARTとMIDIの変換の記事の様なイメージ。




先駆者の内容ではXBeeをATコマンドで設定する事で、MIDIのボーレートである31,250bpsを設定できる事を知った。

楽器メーカが作るとなると、インテリジェントを持たせた方法で厳密に送るだろうが、そこはアマチュアの落とし所。1時間以上弾いて1回だけ通信がおかしくなった位で、打ち込みとかには十分使えそうだ。
 追記:通信の不具合は、XBeeをシリーズ1にすることで回避できた。

XBeeの空きピン処理などもやっていないので、その辺も影響があるかもしれない。改造するときに闇雲に色々接続して壊したくないので、monotribe内部の電流容量も調査してある

いずれにしても、monotribeに穴を開けずにMIDI化できたことは、更なる改造ユーザーが増えるかもしれない。


動画を作る上で参考にしたサイト
XBee radios
XBee radios current site
GAMEBOY GENIUS
タケダノヲト
Digi XBee

 → monotribe category

   ※改造は自己責任でお願いします (´・ω・`) 

10/18追記:なんとMAKE:Japanに取り上げられていた!


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KORG monotribe改造記(6) XBeeでMIDI入出力装置の作成2011/09/22 23:59:59



まとまった時間が出来たので、一気に製作。レイアウトはこんな感じ。秋月B基板は端面ギリギリまで有効に部品が置けるのが良い。XBee同士の電波をなるべく干渉しないようにアンテナを一番遠ざけて、真ん中に電池のスタイルにしてみた。ACアダプターも考えたが、今回は手軽に動かすという目標で割愛。



3時間位悩みながら組み立て終了。回路はこちら。10uF電解コンデンサなど、図面に書いていない部品も搭載しているが、殆ど忠実に作成した。



裏面。電線を使わず、メッキ線だけで配線を施す。MIDI OUTのGND配線が抜けていたので、後ほど配線した。




配線チェックを行い、電源を入れる準備。搭載しているXBeeは、ループバックさせる為のテスト。


無線でMIDI IN/OUT成功!

とりあえず、MIDI INから入ったMIDIデータがXBeeを介してMIDI OUTに出力されることを確認。
電流は、2.6V時350mA程度流れる。この電池は1900mAなので、単純に計算して5時間。
これだけ持てば2回分の充電池で一日使えるだろう。




さて、お次はXBeeの設定。今回新規に4つ購入した。値段も随分と安くなったものだ。




XBee専用のマザーボード。対向通信テストも行いたいので、更にもう一台作成。前回紹介した手軽に動かす方法もいいが、専用基板にしておくと、これからも便利に使用できる。リセットスイッチは付けておいたほうが良い。




もう一台目は、XBeeを内側に一つずらす事で、更にすっきりした配線が出来た。中央にある2ヶ所の桃色の点線は、部品面上でジャンパーする。



こうして2つを使い、X-CTUで動作テスト。ここでトラブル発生!
なんと、前回通りの設定が出来ないのだ。



前回modemがXB24だったのが、今回はXB24-ZBと表示されている。always firmwareにチェックして、デフォルトを呼び出して書き込んだりリストアしてから、こちらの情報を元に設定が出来た。

ペアにするには、PAN-ID(Personal Area Network)を同一にするが、function set を上のダイアログに従って設定し、お互いのIDを登録することで初めて通信が可能となる様だ。また、Versionも古いと応答しない。

同じ設定で無い所が肝となる。単純に双方向でシリアル通信をやりたいだけなのに、解決するまで1時間位は掛かった。もう少し分かりやすい説明は無いのだろうか。

テストは、X-CTUのターミナルでお互い文字を送受信出来るか確認するだけである。これで、うまくペアが出来たら、ここで紹介したボーレート変更を行い、更にID違いのもう1ペアを作る。ATコマンドは、一定時間内に操作しないとタイムアウトするようだ。
ペアのXBeeモジュールはシールなどでグループ分けしておく。




さて、お次は、monotribeに内蔵する基板の作成。今回は秋月C基板を使用したが、出来れば2mmピッチで作るほうがスマートである。monotribeと同じPHコネクターにした。Lアングルは強引に広げれば、2.54mmの基板にも実装できる。




適当な配線であるが、この程度の配線で終わりである。




これをmonotribe内に固定することはスペースが相当厳しいので、厚手のプラスチック板で簡易ケースを作り、更に中で動かないようにするために、隙間テープを利用。




下は電池ボックスとスピーカがある。高さもスレスレ。



蓋の閉まる場所を見つけて、基板を固定。なんとか入れる事ができた。




さて、早速MIDIの同時入出力テスト。結果は成功だ。特に干渉して動作に不具合が出るといったことは無かった。電波は底部がプラスチックなお陰で、室内では2~3m離れても使用出来た。

注意として、シーケンサーソフトでMIDI thruがオンになってしまうと、音データーがループし、monotribeやシーケンサーがハングアップするので注意する必要がある。

さて、これをケースに入れたら完成だ。まずはmonotribeの無線MIDI化完結としよう。MIDI用のDINコネクター穴を空けないでMIDIが使用出来るのは便利である。



USB midi変換ケーブルを買ってみた2011/09/17 23:45:11


春は震災で中止だったので、1年以上振りの開催となる。出展の詳細は今月末に情報があるそうだ。実は、密かに参加を目論んでいたりする。正式に決まればまた告知する予定。




ところで、今はmidi関係の事をやっているのだが、手持ちのはSC-88pro STやら、nano KEYなどがパソコンと直接接続するタイプであり、midiインターフェースでパソコンとやりとりする物を探していた。ああ、あったあった。SCP-55。随分とまた古い装置でwindows95までのサポート。




ドライバーはバックアップが見つかったので、ハードディスクから起動するも、この有様。
今時フロッピーないわwww
windows XPでは動かなかった。windows98は動作したのだが、このカード、とても熱い。もう古い物と割りきってUSBでmidiが繋げられるケーブルを買おう。





というわけで、ヤマハのUX16を購入。付属ドライバーCDは飾りなので、すぐにサイトで最新のドライバーを取ってくる。

最初からコレを買ってきて繋げれば遠回りしなかったのだが、他人から見たら無駄な事を、最大限時間をかけて楽しみ、自己満足に浸る事が趣味なので問題は全くない。



USB midiケーブルを分解

ついでなので分解。さすがヤマハさん、専用のLSIを起こしている。



今では当たり前のメドインチャイナ。数字のフォントが、なんとなくそれ風。
このケーブル、インとアウトが分かり難いのが難点だが、この値段なら文句も言うまい。


それにしても、純粋MIDI出力キーボードのPC-180とか GZ-5とか国内で出している所が少なくなったなぁ。USBオンリーが増えるのはしょうがない事かな。








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