KORG monotron Duo/Delayが回路図が公式公開 ― 2012/03/19 08:29:03
そもそも製品の内部回路を公開することは決して目新しいことではありません。
数十年前のブラウン管のテレビの多くは、背面に回路図が記載されていました。しかし今やそういった製品は少なくなり、ブラックボックス化した製品が普及する現代では、当時の人々が共有していた“ハードウェアを所有する”という価値観は薄れつつあります。しかし、こと楽器においては、その価値観は非常に重要なものです。内部回路の公開は、その価値観を喚起するきっかけになるでしょう。
もちろん、全てのコルグ製品で同じように回路図を公開することはできません。公開できるものでも、安全性や保証の免責事項についてユーザーの方々 にご理解いただく必要があります。ただしmonotronなどの製品は、その中身が極めてシンプルであるため、必要な技術的知識のハードルは低く なっています。
KORG monotron DELAY (コルグ モノトロン デイレィ) 到着 ― 2011/12/13 21:49:30
( ゚ω゚ )分解は任せろ
バリバリC□ l丶l丶
/ ( )やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
【monotribeを無線MIDI化してみた】MTM07質問まとめ ― 2011/12/06 00:01:05
●どれくらいの距離が飛ぶ?
XBee自体は見通しで数十m~1km飛びますが、今回の使い方は信号を流しっぱなしで飛ばすので実質数メートルが実用範囲。
●1対複数に飛ばせられる?
実験はしていませんが、恐らくIDをあわせればいけるかと。課題とします。
●遅れ(レイテンシー)は?
15~80msec程度です。後ほど再評価する予定です。
●XBeeは何を使うの?
XBee シリーズ1を使います。Proシリーズはmonotribeに入れるとき消費電流の問題でオススメしません。またシリーズ2は、実験でうまく動作させていません。
●ライブでも使える?
趣味で使用する事を目的としています。電波を使用し、MIDI速度で送っているので再送などのエラー訂正をもっておらず、データロストによる障害が発生する場合があります。monotribeは有線でMIDIを取り出す事も出来ますので、確実に動作させたい場合は有線接続で行います。
●monotribe以外でもつかえるの?
MIDI機器であれば大抵使用可能です。
●基板提供や販売は?
検討します。
KORG monotribeをMIDI無線化した装置一式 読み物(MSワードをzipで圧縮)
http://www.ne.jp/asahi/air/variable/archives/KORGmonotribe_RF_Midi_20111203-021740.ZIP
【速報】KORG monotribeアップデーター公開→monotribe version2 ― 2011/12/02 12:00:00
何のことだ? 新しい機能?ふたでも開けるのか? それでKORG monotribe version 2のページへ行ってみた。
アナログ・サウンドにこだわったmonotribeは、アップデート方法もアナログ的手法にこだわります。過去、パソコンのデータをカセット・テープによってロードしていたように、monotribeでは音声を用いたアップデート方法を採用しました。 アップデートするためのシステムをオーディオ(WAV)ファイル形式にエンコードして用意しています。そのオーディオ・ファイルをSYNC-IN端子へ入力することでアップデートを行います。ファイルの再生はパソコンやスマートフォンなどのWAV対応デバイスをご使用下さい。な、何と、SYNC INからデータを入れる事でアップデータが入力できるのだ! それもwaveという音声でw マイコンベーシックマガジンとか知っている世代なら、カセットインターフェースのあの「ピーギャアアアア」という音を知っているだろう。その音でアップデートするという奇抜な発想だ。
KORGの技術者は、どれだけやわらかい頭を持っているんだよ!もうビックリだお( ^ω^)
という訳で、monotribe version2になると、
シーケンサー
シンセ・パートが8ステップから16ステップ対応
シンセ・パートのボリューム・オートメーション
各パート毎のアクティブ・ステップ設定
ドラム・ロール演奏
ゲート・タイム・ホールド・モード
シンセサイザー
LFOのサンプル&ホールド(S&H)モード
シンク
連結シーケンスで、monotribe複数台での輪番再生
ハーフ・テンポ・モード
ショートカット・キー
シーケンス・クリアなどの一括操作
シンセパートの16ステップはぐっと来るものがあるし、ドラムロール演奏も演出の深さが更に増す。これは是非アップデートだ。アップデート方法は、ダウンロードしたファイルにPDFとして梱包されているので、それを読みながら行う。waveを再生させる為、当然パソコンは必須だが、こんなやり方でアップデートできるカラクリを作っていたKORGには敬服する。
さあ、手元のmonotribeをバージョンアップしよう! ナウいヤングにオススメ!
→KORG monotribe version 2サイト
追記:アップデート方法が公開された模様。
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KORG monotribe改造記(7) XBeeをシリーズ1に交換してみた ― 2011/10/23 23:25:19
monotribeを無線MIDI化してみたの記事がMAKE:japanに取り上げられていた ― 2011/10/18 23:57:33
XBeeを色々いじってみる ― 2011/10/10 23:59:57
【動画】monotribeを無線MIDI化してみた(Wireless monotribe MIDI) ― 2011/10/01 23:59:33
monotribeのピン解析から、スウェーデンのnitro2k01氏により解析が進み、monotribeがMIDI信号でやりとり出来る事が分かると、MIDI改造をどんどん行なうmonotribeユーザーが増えてきた。MIDIインターフェースが付くだけで、同期を取ったり、再現性の高いデータを作ることが出来るわけだから、アマチュアもプロも飛びつく話だ。
私の場合は、趣味で買った楽器。今ひとつ穴を開けてドイツ規格のコネクタをつける踏ん切りがつかない。かといって隙間もないし、開けっ放しは、何だかKORG様の設計したフォルムも生かせなくなるし。
MIDIの無線化には先駆者がいて、XBee radiosのサイトにめぐり合うことが出来た。私はXBeeでは一般的な固定レートが7種類しか選べないと思い込み、マイコンで異なるスピード間のやりとりを、マイコンでやろうかと考えていた。例えばTINY2313でUARTとMIDIの変換の記事の様なイメージ。
先駆者の内容ではXBeeをATコマンドで設定する事で、MIDIのボーレートである31,250bpsを設定できる事を知った。
楽器メーカが作るとなると、インテリジェントを持たせた方法で厳密に送るだろうが、そこはアマチュアの落とし所。1時間以上弾いて1回だけ通信がおかしくなった位で、打ち込みとかには十分使えそうだ。
追記:通信の不具合は、XBeeをシリーズ1にすることで回避できた。
XBeeの空きピン処理などもやっていないので、その辺も影響があるかもしれない。改造するときに闇雲に色々接続して壊したくないので、monotribe内部の電流容量も調査してある。
いずれにしても、monotribeに穴を開けずにMIDI化できたことは、更なる改造ユーザーが増えるかもしれない。
動画を作る上で参考にしたサイト
XBee radios
XBee radios current site
GAMEBOY GENIUS
タケダノヲト
Digi XBee
→ monotribe category
※改造は自己責任でお願いします (´・ω・`)
10/18追記:なんとMAKE:Japanに取り上げられていた!
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