ずっと使い続けている温度・湿度計のついた時計。恐らく15年位は使っているはず。ブログでも何度か写真がでていると思う。
ふと見ると時計が止まっていた。いつから止まっていたのだろう。思い出したように見る時計なので、多少の狂いはあってもいいのだが、止まってしまうと、何だか物が死んだ感じで具合が良くない。
電池交換するか。この電池はSR626SW、時計専用だ。一般的な電池は徐々に電圧が落ちていくのに対して、時計専用電池は、電池を使い切る寸前まで電圧を維持してくれる特性を持っている。最近では100円均一でも売っている模様。
ただ、一定電圧については、最近の時計は水晶発振、いわゆるクォーツタイプであり、多少の電圧変動ではそう狂いは出ないようになった。壁掛け時計や目覚まし時計が、普通の電池を使っている理由からも、お分かり頂けるだろう。また電池を交換しても、1年位しか持たない。それもそのはず、この電池はたったの28mAhしかなく、LEDでも点灯すれば2時間で使い切る。乾電池の単三型なら700mAh以上はあるから、とても長くつかえる計算だ。
というわけで、経済的にボタン電池は高くつくので、乾電池式に改造してみる。
おもむろに分解。電池は裏から交換できるように、電池ボックスを取りつける。電池ボックスは手持ちのリードタイプを利用。
これなら、穴を二つ空けて裏から折り曲げるだけで固定できる。
電池ホルダから電源線の配線。通常、ボタン電池は広い電極がプラスになる。唯一細かい作業だ。
極性を間違えないように確認してはんだ付け。このあと念のためはんだした部分をテープで絶縁しておいた。
こんな感じで電池が裏側についた状態。置くにはまったく問題なし。
まだまだ使える様になった。
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