MIDIの改造を見ているとMIDIの物理コネクターである4ピンのDINコネクターをアルミダイカスト製の筐体にボーリングし、取り付けている。
いやあ、私にはまだそんな勇気がないっす (´・ω・`)
かといって、電線をひょろっと出すのも、せっかくのフォルムが台無しだし。
X-CTUツールのボーレート設定は、たったの7種類しかなく、MIDIのボーレートである31,250bpsに対応させるには、マイコンなどでバッファリングでもしないとダメなんだろうなと思い込んでいた。
ある日、何気なくネットを徘徊していたら、似たような事を考える人がいて、
MIDIの無線化の記事を見つけた。そこで目にしたものは?
な、なんと!!! XBeeそのまま使っているやん!!! 驚き!
詳しく読んでいくと、ATコマンドで変則ボーレートを設定出来るというのだ。
また、X-CTUバージョン5.2.7.5は、任意ボーレートを打ち込めば、簡易コンソールになることが判明。Baudのプルダウンメニューには7種類しかないが、そこに直接31250と直接打ち込めば、このボーレートで動作する。つまり、X-CTUツールだけで全部出来る。
当然ながら、XBeeは2つ必要。USBシリアル変換はXBeeを設定する時に使用する。
そうと分かれば、もう迷うことは無い。接続だ。予めボーレートを31,250bpsに変更したXBeeをPHRコネクター6極と10極のハウジングに、たった4本の線を配線すれば良い。
ハーネスはこんな感じ。10ピン側の配線で、PHR-10の物理的1番目がXBeeの10番目になっているので注意。 →なぜそうしたか?理由
monotribe CN12 XBee 1-10pin
1:IC11-20(/BOOT) 未使用
2:IC11-12(RXD0) <----> 3:TXD
3:IC11-11(TXD0) <----> 2:RXD
4:VDD(3.3V) <----> 1:VCC3.3V in
5:GND <----> 10:GND
6:IC11-29(SCK1) 未使用
秋葉原では、ネジの西川2階に在庫あり。
特に電源の入れ間違えは致命傷になるので慎重に。
とりあえずはテストなので、厚めのビニールに基板を入れて、放り込んだだけw 筐体はアルミなので、電波を遮蔽してしまうのだが、幸い裏ぶたはプラスチック。ここから電波が漏れてくれればと期待し、一旦ネジ止めする。
さて、蓋をして、もう一つのXBeeをC-CTUツールと接続してみる。スイッチオン!
おおお!!!まさにMIDIの電文コードだ。F8はケーブル切れのチェックをするアクティブセンシング。リボンスライドを触ったりすると、電文が変わる。
詳しい事はこちら。
ここまで確認出来たら、MIDIインターフェースの口を作れば完成だ。
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