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日本科学未来館にあるプラネタリウムを見学してきた2013/06/09 16:50:25



東京スカイツリーのプラネタリウムは確かに良かったが、どうも星の表示が映像的だったので、以前から気にしていたメガスターがとても気になりだした。調べたら、なんとMaker Faireを行った日本科学未来館にあるではないか。これは行くしかない。
思い立ったが吉日。という訳で到着。入場券でプラネタリウムが鑑賞できる。



この建物の裏側の丸い部分がプラネタリウムの部分。会場内は意外と狭く、スカイツリーのプラネタリウムの6割位の大きさ。こちらの呼び名はドームシアターと言う様だ。


※(株)エクスナレッジ「プラネタリウムを作りました【改訂版】」P225より引用

会場は撮影禁止だったので写真は載せられないのが残念だが、確かにメガスターがあって、補助装置がその周りを囲んでいた。上映時にメガスターが1m程せり上がる模様。

今回は3つのコンテンツの内、立体視プラネタリウム作品「バースデイ 宇宙とわたしをつなぐもの」(ライブ版)とMEGASTAR-II cosmos プラネタリウム作品「夜はやさしい」の2本を鑑賞。

前半の立体視プラネタリウムはゴーグル型の立体メガネをかけて鑑賞するタイプ。かなりの迫力で映像を楽しめる。最後の方はメガスターの投影による星空だった。

後半の「夜はやさしい」は、各国の夜の音と詩の朗読を交え、星を鑑賞するスタイル。内容はやや味気なさを感じるが、メガスターの威力を十分に発揮するコンテンツだ。

後半は後ろに座ってみたが、星の光が直接目に飛び込む事があったので、座る場所は投影機より下の席のほうが良い。

メガスターを初めてみたので星の数や瞬きなどの演出にとても感動した。



上映時間は30分程度で終わるので、その後展示を見学していた。はやぶさの事やエンジンなどの展示があって、一部を除き撮影はOKだ。日本科学未来館は大人も子供も楽しめる所である。



東京スカイツリーあるプラネタリウム2013/06/08 16:33:02



スカイツリーをひと通り見学した後、何気に案内板をみたらプラネタリウムがあるではないか。



プラネタリウム天空。コニカミノルタが運営している。料金は大人1000円。


東京スカイツリーにあるプラネタリウム

やや広めの会場。リクライニングシートは、倒した時のラッチが無いので体重で押し続ける感じ。
倒した時の足元が狭い。かすかなアロマが会場に漂っていた。

時間によって内容が変わるが、銀河鉄道の夜を鑑賞。コンテンツは宮沢賢治の銀河鉄道の夜を題材に、星やCGを使って物語をリンクさせた中々面白い作品だった。プラネタリウムというより、むしろ映画の演出に近い。星の投影は、若干荒い感じだが大きな不満でもない。



天体グッズも色々置いてあった。
プラネタリウムと水族館は、スカイツリーへ来たら是非押さえておきたい場所である。

そういえば、メガスターはどこに設置されているんだろう?

東京スカイツリーへ行ってきた(2)2013/06/07 17:10:43


東京スカイツリー

前回の記事の続き ひと通りいろんな角度から眺めて楽しんできた。展望もこの高さになると飛行機から眺めている錯覚すらある。



朝食抜きで来たのでお腹が空いてきた。何か食べておくか。場所はエスカレータで1フロア下がった345mの所。レストランは程々に混んでいたが数分で案内された。展望階値段は観光向け料金設定w まあ、どこにでもある光景なので驚かないw コーラは飲んだらペプシだった。



カレー900円。ご飯の盛り付けがキャラクターしているが、味はごく普通のカレーである。



ミックスサンドイッチ700円。これまた普通。



小腹が良くなったので、ガラス床の所をみる。2重の強化ガラスなので安全。ここまで高さが高いと、高所恐怖症の私でもあまり怖さを感じない。あれ、よく見ると作業員がいる。さすがに彼らの位置には行けないなw



展望回廊は更にチケットを買う。チケット売り場は展望台フロアの350mで売っている。時間が10時過ぎると少し混んできた。



さて、ここから展望の最高地点450mを目指すエレベータに乗り込む。




エレベータは、横と真上がガラスになっている。上側が幻想的だったので動画にしておいた。



到着。らせん状の展望コーナー。



さらにガスが掛かった状態。快晴ならこんなに良く見えるのか。



この高さになると、完全に飛行機からの眺めだ。



最高地点到達! ひと通り堪能したので、帰るとするか。



おみやげコーナーはスカイツリーグッズてんこ盛り。これなんかウケ狙いで面白いかもしれない。
東京スカイツリーは、予約しなくても平日朝早くに行けば楽に観られる。



東京スカイツリーへ行ってきた(1)2013/06/06 16:25:43



6月某日、去年から行こうと思っていた東京スカイツリーに行ってみることにした。
平日が暇なので。いつ行くの?今でしょう(・∀・)



都営地下鉄の押上駅到着。浅草ルート出口の方がスカイツリーを一望できる。


東京スカイツリー

ばーん! 



うっひゃーー(・∀・) 実際見るとこんなにでっかいのか。



庶民的な街に高くそびえる建造物は圧巻。



下からの絵柄。



早速4階の受付へ。時間は9時すぎ。並ぶこと無く余裕でチケットゲット!
休日は2時間、3時間待ちは当たり前のようだ。平日の早い時間がオススメだね。



値段は350mまでの展望デッキまでで2000円、更にその上の展望回廊450mまでは1000円の計3000円が必要。



上りエスカレータと下りエスカレーターでは、混雑緩和対策なのだろう、一方通行となっている。
4F→350m→445m→徒歩→450m→345m→エスカレータ(階段)→340m→5Fという具合だ。



350m地点到着。既に団体と外国人観光客が多く見学している。



東京タワーは高さ332.6m、展望台が120m程、名古屋の一番高いミッドランドスクエアビルですら247mなので、350mの展望がいかに高いかがお分かり頂けるだろう。



この日は、あいにくガスが掛かっていたが、浅草で有名な○んこビルや、



浅草寺は肉眼で確認出来る。天気が良ければ富士山も東京タワーもくっきり見えるそうだ。



hwoff(ハードウェアオフ)に初参加2013/01/13 23:49:15


ハードウェアオフ会に出向く

ツイッターでhwoff(ハードウェアオフ)が開催されることを知り、わたしは初めて参加することに。
なんでももう4回めになるそうだ。会場はビールとピザや簡単なサラダのあるお店で開催。
昼の12時からの開催だ。昼からアルコールが飲めるw



会場には、すでに20人以上の人が来ていた。まずは前金でビールを注文。貸切でないので、一般のお客さんと間違えないように、予め名札を付けておく。まあ、これだけの人がいると、一般の方も入りにくいとは思う。適当な席に着席してまずはビールを飲む。

ハードウェアオフらしい、みんな作品を持ち寄って開発談義に花を咲かせているではないか。
あるテーブルでは、基板やケースが分解されたまま、まるで商談をしているような状態だったり、電飾をまとっていたり、演奏したりとフリーダム状態w

高専ロボコンに出場した方の生のエピソードや写真、回路図などを見て話し込んだり、回路図を拝見してアドバイスをしたり、部品の入手情報やら、製作談義でとっても濃い話に進んでいった。

わたしもあっちこっちの席へ行って話を横から聞いていたり話したりしていた。ハードウェア関係の人達がこれだけの人数集まって話をするので、話し込む停滞時間が長く、全員はおろか、10人位とお話出来たのがやっとである。

さて、ここから私が写真を撮影したものを簡単にご紹介していこう。



こちらは、高専の方が製作した厚手の金属片を加工したネームプレート。なんでも自分の家にマシニングがあるらしい。



Maker Faire Tokyo2012でも話題だった、黒LED。現物を初めて目にする。




arduino を使ったインターネットラジオ。以前制作したラジオの更に進化したバージョンである。



ラズベリーパイをスマートフォンで遠隔操作し、arduinoスケッチを起動し開発できるスグレモノ。



VHDLで書かれたFPGAを使って、超小型カラーLCDに動画を出す装置。



写真だとイマイチなのだが、実際見ると綺麗にしかも高速に表示されている。音まで再生。



こちらは、Maker Faire やMakeでよく登場するCAmiDion。いよいよ最終完成形か!キット化してくれないかなと話してみたりした。



ここは、ビアレストランwww 机の上には製作物が無造作に置かれている。



手前に見えるのがニキシー管時計。



基板も本格的なBGA用の空基板があったりした。



これもニキシー管。



こちらはCPU自作入門という本に付いてきている基板を組み立てた後の基板。



何気に裏返したら、驚いた! ああ、これがあの基板だったのか!

そうこうしている内に時間はあっという間に6時前。一般客も増えて来て、お店や幹事の対応も大変になってきたので、私は退散する事に。これだけ人が増えてきたので、そろそろこういうスタイルでオフを行うのが難しい感じもしたが、こういう交流の場を設けて貰えた事に感謝している。
またこの様な交流会に参加しようと思う。今度はFPGAカフェ辺りを見学しに行こうかな。


2013年元旦 明治神宮で初詣2013/01/01 01:01:01



新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。


参宮橋

さて、去年同様やって来ました小田急線は参宮橋。こちらは明治神宮の西神門に通じる。



境内に入ると、既に食べ物などの準備がされていた。人はまだまばらだ。



いつもなら12時半位に到着するが、今回はなんと12時前。



カウントダウンは門の見える所だった。それから約20分後に参拝。



いつもなら、ポリカーボネートの盾をもった警官が賽銭場所の手前に並んでいたが、今年はそんな物騒な警備がなかった。しかし、やっぱり参拝はせわしないw 仕方ないだろうw



途中一円玉をいっぱい持った人が何人かいて、上から1円玉がいっぱい降ってくるとかあったがw
かろうじて二拝二拍手一拝はできたと思う。



参拝までを動画に撮ってみた。手持ち撮影でブレまくり、ナレーションもボソボソっとカメラにつぶやいているのでちょっと変な感じだが、ご覧頂ければ臨場感は伝わるだろう。



手水の儀(ちょうずのぎ)は、本来参拝前に行うのだが、あまりにも人が多いので後付で行うことになる。私は御作法通りやってきた。



毎年の様にNHKクルーは待機していた。



おみくじや御札は若い人が沢山やっていた。イベントの一つだが、なんだかパワーを感じる。



リア充いっぱいwww 元旦だからこそ愛の誓いか。 若いっていいよなwww



さて、原宿方面に向かう帰り道、あの誘惑な放送がw ふれあい広場というのがあって、これがなんとB級グルメ全員集合といった場所なのだ。よくよく見ると有名な店もある。



今年は雰囲気で入ってしまえ( ^ω^) 



人がいっぱいww リア充爆発しろw (´・ω・`) ぼっちでも楽しいぞ!!



1000円の予算で済ませることに。せんべい汁うまそうだなぁ。ひと通りぐるりと見渡してみる。
焼き鳥なら100円からだ。



よし、これに決めたぜ! 横浜FCの 佐賀牛ステーキ串
日本酒が飲みたかった事、普通は食べられない物だった事、1串で満足できるだろうと思った。


牛串うまい!!(・∀・)

ウホほほ~~ (・∀・) タレを掛けながら焼いているぞい!いい匂いだ! 日本酒は既にお神酒を別からゲット!



ぼっちメニュー! (・∀・) この場の雰囲気とあわせて魔法のメニューだ!



日本酒をコップに注ぎ、まずはぐいっとひとくち。五臓六腑に酒がしみる。
そして、酒で清めた体を、邪悪な牛が口の中で暴れるぜ!
      (・∀・) うますぎるううううう いや、マジで!

6人がけのテーブルの隣の若いにいちゃんは、何品食ってるんだよwww 4種類以上は平らげている。いやぁ~祭だ祭だ(・∀・)



周りの雰囲気を肴に酒に酔いしれる。帰りは原宿の臨時改札口から。元旦だけの改札口。こちらも恒例だ。帰り時間が早かったお陰で、意外と早く家に着くことができた。


さて、今年はどんな年になるだろう。神様、私に少し力を貸して下さい (・∀・)つ⑤

 → 明治神宮
 → 神社本庁


新宿電子楽器祭2012へ行ってきた2012/10/07 23:42:39



昨日から降り続いていた雨も、午後からはすっかり止んだので、色々出かけるとしよう。
出かけた先の一つ、新宿電子楽器祭についてレポートする。



都庁方面に向かえば良い事は分かっていたのだが、休日は動く歩道が動いてなかったので、15分近く歩いて到着。芸能花伝舎で行われている。こちらは小学校跡地を利用した多目的会場である。ちなみにはんだづけカフェのある3331も廃校を利用している。

新宿電子楽器祭は、日本シンセサイザー・プログラマー協会(JSPA)主催である。この協会は、YMO全盛期の頃活躍した、あの松武秀樹氏が代表理事を務めている。



まずはメーカー出展ブースへ。ローランド、コルグ、ヤマハなどの有名な所が出展していた。


新宿電子楽器祭2012

中でも目に止まったのが、REONのコレ。



手をかざすと、その影が点灯して、音色が変わっていた。なんという装置だったかは失念。
良く見ると黒の基板がそのままむき出しになっていて、ICが見える。とってもかっこいい。



お次は、一般参加のクリエイターズサロン。
Dubjuana Midnight SystemのDub Sirenという音ガジェット。



TANSU MUSEUM 初期型モーグシンセ「箪笥(タンス)」のiOSアプリをiPadとiPhoneでデモをしていた。少し触らせてもらった。最初に操作のコツがいるが、これだけでアナログシンセになっているのが面白い。コルグのDS-10ぽい操作性。



ノーチラスレコーズ ちょっと地味であるが、機能にビックリ。自分の声をすぐにMIDI変換してしまうのである。マイクで声を入れると、その音階がヘッドフォンで聞くことが出来た。殆どリアルタイムで変換している。このハードウェアがかなめだ。



beatnic.jp リボンコントロールを利用して学研SX-150シンセサイザを鳴らしたり、mountainというMIDI、インターフェース付きアナログシンセサイザの展示をしていた。mountainは青い筐体のもので、先ほどのREONでも販売していた。



米本電音研究所 システムYという変わったシンセシステムを披露。ランプから始まり、モータとかLEDとかインパクト大。人がいっぱい集まって説明を聞けなかったのが残念。



MY PARTY IS DEAD (米本電音研究所内) ◯首の部分が押しボタンや回す所、タッチセンサーになっていて、音程や音量が変化する仕組みになっている。説明しないで傍から見ると、ただの変態に見えるのが難点w



電子楽器博物館 LEDバッジやシンセドラム、そしてマーブルマシンとシンセドラムを融合させた装置のデモを行なっていた。



これがマーブルマシン。youtubeなどでもお馴染みのマシンだ。



そして、念願のLEDのバッジも購入。前から欲しかったので手に入れて嬉しかった。




新宿電子楽器祭の様子を簡単にビデオブログにしてまとめておいた。みんな面白いものを作って本当に楽しそうだった。私も、展示品をいじっていたら、危なくハマる所だったwww
こういう理屈抜きに没頭できる楽器は本当に面白いと思う。


「KITTYROBOT展」見学2012/08/14 21:37:46



今日は株主優待でもらった「KITTYROBOT展」へ。午前中に原宿へ出向く。小雨がぱらつく程度の雨だが、気温は30度を超える蒸し暑さ。明治神宮では降りる原宿も、昼間の原宿は本当に久しぶり。夏休みの学生や若い人が多い。表参道には2箇所、長蛇の列が出来るレストラン?があった。



歩くこと約5分。表参道ヒルズ。表参道といえばツタの絡んだ古い建物が多かったが、随分と新しくなってしまった感じだ。



緩やかなスロープの横には数多くのテナントが入っている。来客は少なく閑散としている。



ロボット展は地下3階。吹き抜けからでも見える。入り口手前は売店や軽食が採れるようになっている。



撮影はOKと確認して中に入る。ロボット展といっても、動くわけではなく、ロボットの形をしたサンリオキャラクターがディスプレーしてある。



それなりに人はいる。家族連れやカップルが殆ど。



壁には巨大プラモデルのパーツがある。



キティの頭のリボンが外れかかっていたり、腕に包帯をしているので、ロボット病院をイメージしたのだろう。子供はこの間に座って親が記念撮影を撮っていた。子供はけっこう嬉しそうに会場を堪能しているようである。


「KITTYROBOT展」

大きなディスプレー。



ハンドルみたいなものを持って、振ったりすると、キティが色々と変わるらしい。その他、ネームシール作成機があった。



会場真ん中は著名人らの考案したロボットのコスプレみたいなのが展示してある。これをチャリティオークションで出展している。数千円から、既に4万円超えまである。ロボット展は8/19まで。




王貞治さんのキティロボットは諸事情で無くなってしまった模様。


  →KITTYROBOT展

基板実装工場見学2012/07/12 23:07:02


基板実装工場見学

数年前になるが、とある製品の基板の工場立ち上げに行って来た時の模様を、少しばかりではあるがお見せしようと思う。場所は中国。



自動実装機。チップ部品などの殆どの部品はこの装置で搭載する。



BGAのトレー。部品はバキュームピックアップで吸い取られて、予めクリーム半田が塗られた基板に実装される。



プログラムROMメモリー。ラベルが貼ってあっても大丈夫。



ROMは地味にギャングライターで焼いていく。



焼かれたROMはマーキングされてバージョンラベルが貼られる。



自動実装機の試し打ち。試し打ちはハンダを使わずに両面テープを使って確認。



精密測定器で、仮実装されたパーツを外して値を測定する。実装機の力加減などで、パーツに歪が生じていないかを確認するのが目的である。



この様に1005とか小さいチップ部品にプローブを当てて測定。



こちらはハンダ厚み測定器。



クリーム半田の厚みも厳密にチェックされる。ラインの立ち上げは、量産してしまえばあっという間だが、この様なセットアップに時間がかかるので通常は数週間を要する。



自動実装機で乗せたものが出てきた所を、部品のズレなどがないか目視して、その場で修正。
片面ずつハンダ付けが行われる。



光学式画像検査機。略称AOI。



パーツ回転やスタンド現象などのハンダ不良やパーツ無しなどを検査。



問題がなければ、可搬ラックに収納される。



BGAのハンダ検査はX線検査機にて行われる。



不良があった場合はできるだけ修正する方向。BGAのリワーク機でリワークする。



リワークは熟練された工員が行う。そばでBGAを交換する作業を見せてもらったが、周りにカプトンテープを貼って、上手にブロアーを扱っていた。



リード部品やコネクターなどの機構部品で、どうしても人の手を介さなければならない所は手差しパーツのラインで行われる。



まずはパーツの実装状態チェック。裏表行う。



このシートはポリエチレンぽい材質で下敷きの様な厚みがあった。画像処理検査をパスしているのに、なぜまたこれを使ってチェックするのかというと、可搬ラックなどで運ばれる際、ぶつけてパーツを壊したり、外れたりする事があり、欠かせない検査の一つである。このチェックはオフラインを行き交う全てで行われている。



ハンダ付けは、この様なハンダマスキング治具がある。材質はFRPぽいガラス繊維でできており、基板をロックするノブがついている。穴の開いた部分から噴流しているハンダが当たる仕組み。



セットして、コンデンサやコネクターなどの部品を手で載せていき、



最後にハンダ飛びやフラックス飛びから基板を保護するシリコンラバーを載せている。



噴流型はんだ槽に流れていく。下から霧状のフラックスが湿布されて、決められた温度プロファイルに従ってハンダ付けされる。



装置内部。噴水みたいに下から熱いハンダが噴流している。ここを通過してハンダ付けされる。
こういうハンダを通すので、ハンダブリッジ等が起きにくいパターンを作ったり、シルク印刷でハンダのヒゲが断ち切れるようにする等はノウハウの一つである。



ハンダが揚がって、冷却されながらコンベアで運ばれてくる。



この基板は面付けが2つ。ここで初めて割られて、シリアル番号が与えられる。以降はこのシリアル番号で不良や良品を管理される。



最後の目視検査。ハンダ状態、フラックス汚れ、ブリッジなどが無いかを確認。



まずは合格おめでとう。



こちらは不良品。リペアラインに戻されて修復が試みられる。



基板は更にファンクションテストが行われる。機能試験手順書に則って試験。



電気特性試験も行われる。手書きで針の位置が書いてあるが、作業指示書には、そのように書かれている。



稼働試験。電源をある一定時間投入して正常であるかをテストする。



ここまで工程が終われば後は箱詰め。フォークリフト用パレットの上に箱が置かれ、袋詰した基板を入れていく。



今回は初出荷なので、抜き取りによる受入検査を実施。私達の今回のミッションの一つ。
1年前にマレーシアで工場立ち上げに行った時の製品を中国に移管したものなので、大きなトラブルは無く無事に終了。



各エリアへの移動は、必ず金属探知機でボディチェックを受ける。私達も受ける。パーツを持ち出さないかのチェックが主である。監視カメラも至る所に配置されている。



キャリアで引かれた基板。



梱包装置。まずは紐で縛り、ターンテーブルにパレットを置いて、ラップのでっかいやつでぐるぐる回して梱包完了。

最近の電子機器は使用される時間が短く、すぐに捨てられたりしてしまうが、基板一つ実装して出荷するだけでもこれだけの人と設備が関わっている。これらの写真から、物づくりはこの様にして出来ているという事が少しでも伝われば幸いである。






2010年12月30日東京証券取引所 大納会に行ってみた2010/12/31 23:12:32


2010年東証大納会に行ってきた

今年の大発会に参加したら、大納会もやっぱり参加だよな。というわけで、今回は気合を入れて参加。なんといっても川口淳一郎教授にお会いできるわけだから。


気合を入れて始発に乗り込む

中野駅5時始発の東西線に乗り込む。防寒対策は十分なのだが、やっぱり寒い。


真っ暗の東証に案内人が2人程

5時半頃に東証到着。既に2人が待っている。大理石に腰掛けられる事ができるのだが、まるで氷の椅子。カイロはやっぱり役に立たない。既に案内スタッフが数人出ており、対応している。
門が開くのが9時。この4時間強の時間は修行である。



やっと夜が明けてきた

7時過ぎくらいになってから随分と明るくなってきた。並んでいるのは男性だけじゃないよ。女性だって気合入っている人が来ているわけだ。


今年の大発会位より少し人が多い程度

8時半には折り返しの行列が出来ている。座っていて何だが、立っている方が暖かいと思う。
結構トイレは行く人多いんだな。社会人なので前後に断ってから行っている。
コンビニトイレを使う人が多いが、情報によると、地下駐車場のトイレも近いとの事だ。


9時前、シャッターが開けられる

9時前、シャッターが開く。マスクもして、手袋しても耳あてしても、腰まわりが甘かった。今度は座布団でも持ってくる?いや大げさでないしw 



整理券を配る準備

整理券は外で配られる。銅像の様にずっと座っていたから、いきなり立ち上がれないのには、自分も驚いた。配布会場が出来たのが9時10分前。9時ちょうどに配布開始だ。この10分が更に長く感じたのは言うまでも無い。



とりあえず大納会は最前列確定

やっとの思いでチケットゲット!
「2位じゃだめなんですか?」いいんですよ、この場合はRen4さんw
大納会入場は当然、はやぶさセミナーにも参加する。
とにかく、あったかい食べ物を。大発会で遭難しかけていたのに、大納会でも遭難しかけたw 
という事で、小諸そばへ(爆) どんだけ好きなんだよ!香味豚うどんセットが、どれだけ有難かった事か。



茅場町は証券会社だらけ

とりあえず、時間があるので、一旦退却。茅場町は証券会社だらけだな。
時は9時20分。12時50分まで3時間はある。時間つぶしにも結構中途半端な時間。
東証のロビーで時間を潰そうかとか、どこか喫茶店とかも考えたが、定期券が茅場町も含まれているので電車で潰すとしようwww 慣れてるし。下手な所で粘るより、暖かいし本も読めるから断然よい。そんなに混んでないから迷惑にもならない。本を読んだりとして何往復かしたら、いい時間になってきた。



はやぶさセミナー1時から2時

まずは、はやぶさセミナー。こちらの撮影等は禁止されているので、雰囲気という事で。
1~100番までが机を使えた。実際は350人位入場していた模様。
1時に、進行役の紹介と共に川口教授登場。これには正直感動。

早速、パソコンによるセミナーが開始された。裏話もけっこう盛り沢山で、例えば意外にもJAXAがNA○Aは苦手な事とか、REN4(あえて伏せ?てます)を含めた事業仕分けの事とか面白く取り混ぜて説明したりとか。ライブだからこそ聴ける内容であった。そして、川口氏のユーモアに別の一面を見た事で更に親近感が強くなった。

研究を行う氏の立場として、氏がとても恐ろしい事として挙げたこと、それは、
  「はやぶさが戻ってこなかったら誰が責任を取るのか」
という問いかけ。未踏なのに、目標達成を罰則にするのは言語道断と感じとった。万一、はやぶさが戻ってこなくても、言い換えれば、手段の過程も大事な結果の積み重ねでは無いのか。

最後に「技術があってこその根性」、「高い塔を立ててみなければ、新しい水平線は見えてこない」という言葉を頂いて締めくくられた。

あっという間の1時間。メイン会場参加の80人は別室に待機し、東証渉外部の方とクイズ形式での話などで場を飽きさせる事無く待つことが出来た。



順番に誘導

さて、大引け間近、メイン会場にドンドン入場。今年は前列2列が地元小学生が並んでおり、私は3列目。左右にはマスコミのカメラが設置。



一般参加もは人でごった返している

2階にある一般見学側を見ると大勢の人がいる。大発会と同じ位人が来ている。



大納会の電光掲示板

大引け後、電光掲示板が2010年大納会の表示に。アローシステム導入の今年、ザラ場大引けでも延滞無く10,228.92円で取引が終了。


東証社長、斉藤 惇氏のご挨拶の後、はやぶさプロジェクトマネージャである川口淳一郎氏のご挨拶

さて、幹部と共に川口淳一郎氏登場。




2:33 川口教授の御言葉
8:20 川口教授の打鉦

上の動画は、株式会社東京証券取引所、取締役社長、斉藤 惇氏のご挨拶の後、はやぶさプロジェクトマネージャである川口淳一郎氏のご挨拶、鐘を打ち鳴らす川口淳一郎氏。2010年12月30日撮影の物。最初の社長挨拶の部分が途切れてしまったが、川口氏のメッセージはノーカットでお送りしている。



ノベルティグッズ

こうして、大納会も終わり、80名にはカレンダー、クリップ、ボールペン、手帳、そしてそばを頂いた。初めての東証の大納会の参加に川口淳一郎教授のサプライズもあって、一年を締めくくった。また大発会と違って、晴れ着姿がいないので少し地味な感じを受けた。

大発会や大納会は一度参加するとまた参加したくなる不思議な行事である。1月4日の大発会はどうしようか。大発会は受付が8時だ。今年を例にとれば、7時20分位で大体50番位は取れるだろうと予想する。

何はともあれ、今年は大発会、大納会に参加でき、更にJAXA川口教授を間近で拝見できたのは本当に良かった。何事にも行動あるのみだな。







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