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PIC32MXで高解像度グラフィック版「パッ○マン」2013/12/20 23:59:59



昨日の記事で、PIC32MX150F128BとPIC32MX250F128Bを手に入れたのは、この高解像度版パックマンを動作させたかった為だ。



前回はテキスト版であったので、32KBのPICマイコンで動かしていたのだが、今回は動きの滑らかさが売りなのでメモリーが大幅に必要なため128KBのPICマイコンを使用している。

  →PIC32MX150F128B-I/SP
  →PIC32MX220F032B-I/SP



前回とハードウェアは全く同じであり、PICマイコンを差し替えてプログラムするだけで動作する。
動作検証ということで、USB付きの上位PICマイコンPIC32MX250B128を使用してみた。




PICkit3と3.3Vの電源を接続。



書き込みツールはMPLABXをインストールすると付いてくるMPLAB IPEとPICkit3の組み合わせ。
作者のページからZIPをダウンロードし、HEXファイルのまま問題なく書き込めた。

   ※ソースファイル一式はページ中央あたりにあります



では、テレビに接続。コンポジットのみの対応。



普通に出たー。 キャラクターがヌルヌル動くよ。


PICマイコンでグラフィック版パックマン

前回の動きと違って、動作がとってもスムーズ。こちらのゲーム性の方がエキサイティングだ。
これはもう専用基板を後ほど作りたいと思う。




こちらが動画。簡単なハードでのビデオ入力なので、にじみはあるが、この滑らかな動きには、実際に作って動画以上に感動した。



youtubeで動画再生速度を変更できるようになった2013/12/17 00:00:00


youtubeで動画再生速度が変更可能に

youtubeが最近動画の再生速度を変更できるようになった。設定は歯車のアイコンをクリックし、速度の横のプルダウンタブから変更できる。



変更できる速度は全部で5種類。音程の変化はなく、速度だけが変更されるので、大きな違和感はないだろう。

この機能を使えば、長いハウツー物の動画を時間を節約して視聴したり、英語などの早口のナレーションを聞き取るときに、非常に便利な機能である。

但し、最近アップロードされた動画でのみ機能し、古い動画は残念ながらこの機能は使えない。
是非この新しい機能を使ってyoutubeを堪能してみよう(・∀・)


ゼクシィ付録「音嫁」を水の音だけに改造2013/12/10 20:57:58



前回紹介した、スピーカーとスイッチが付いているゼクシィの付録。かなり大きな音で音を出してくれるのだが、いかんせん「ウェディングソング」を何回も聴く事になるので、水だけの音にしたい所だ。しかし、ここに音楽の再生回路などを入れるスペースはかなり厳しい。




まず付録の動作。こんな状態で動作するが、「ウェディングソング」も一緒に演奏。1年経っても2年経ってもウェディングソング。なんでこの曲入れたんだろう(´・ω・`)



回路はスイッチ基板にくっついている。この黒い所がボンディングダイのCPU部分。当然量産チップなので書き換えはおろか、改造もできない。



ここで切り離してスイッチだけ使う。ちなみに、この金具はステンレスで出来ているらしく、ハンダ付けが出来ない。スイッチとして使う場合は、左右にはんだ付ができるところがあるので、それを利用できる。



電子オルゴールの応用なので、オルゴール評価ボードを使ってプログラム開発。しっかし、このスイッチは、ものすごくチャタリングが入る。プログラムでウェイトを多めに取って回避。




さて、マイコンはDIPサイズではこのケースに入らないので、いつ買ったか分からないSOPタイプのPIC12F629の出番だw 積みCPUにならなくて良かったw



秋月のPICアダプタに、SOPアダプタを置いて書き込み。ハンダ付けすると、プログラムの書き換えが大変になるので、十分にデバッグを済ませた。 多分( ・ิω・ิ)


ゼクシィ2014/1付録音嫁を改造

改造後の状態。空中配線。



PIC12F629と2SA1162(2SA1015と互換のSC59タイプ)。動作が分かるようにLEDを入れた。電池を持たせるため、一瞬だけフラッシュさせている。




動作させた時の動画。電池を絶縁している白い紙を引くと、ピッっと音が出るのは、PICマイコンを最小限の電力で動作させるため、ブラウンアウトリセットやら、パワーアップタイマーをオフにしているので、動作初めが正しいかを判断するために入れている。問題なければ音程のラの音がでて待機状態に。これで0.0001μアンペアで待機する。動作中は約20mA。



回路はこんな状態。スリープさせるとき、電力を食わせないようにプルアップしているので、こんな回路になっている。トランジスタに抵抗がついていないし、スピーカーの所にダイオードがないが、まあ、これはおもちゃなので、妥協。




あまり綺麗ではないが、ソースコード。



バイナリーデータはこちら。内容をコピーしてメモ帳などにはりつけ、適当な*.HEXに名前を書き換えれば使用できる。12F629も12F675もどちらも動作する。
最小限の電力で動作させるため、ブラウンアウトリセットやら、パワーアップタイマーをオフにしているので、動作初めが正しいかを判断するために入れている。問題なければ音程のラの音がでて待機状態に。これで0.0001μアンペアで待機する。動作中は約20mA。

あくまでも、水のような音だからね ( ・ิω・ิ) 水のような、水のような・・・・


EEVblogのマイクロルーラー到着2013/11/29 23:21:30




youtubeの電子関係で世界的に有名なビデオブロガーのEEVblogが、マイクロルーラのクラウドファンディングを約3ヶ月前に行っていたので、参加してみた。

  →youtube EEVblog 



忘れた頃に、スウェーデン経由、オーストラリアから封筒が届く。オーストリアでなく、オーストラリア。随分と遠回りで発送されたが、何か安く送れる方法でもあるのだろう。


EEVblogマイクロルーラー到着

無事、マイクロルーラーが到着。これはガラスエポキシ基板で出来た厚さ0.8ミリの定規。今回は5枚ゲットした。



定規として、ミリとインチで、全長約170mm程。部品のリード径を簡単に調べられる穴があり、部品のピッチを調べられるパターンが金メッキになっている。チップ抵抗などの部品を置いてサイズを調査することが簡単にできる。



表示は細かいが、便利な数値が書かれている。例えば、ギャップの端面距離などが書いてあったりする。



穴は2mmまでの正確な穴が0.1mm単位で空いている。基板設計や実装に役立ちそうな定規だ。


この定規をプレゼントする企画を構想中。後ほど告知したいと思う。

MPLABXで自動的にコードを作成出来る機能2013/11/12 07:18:09



MPLABXを使い始めて数ヶ月、色々な新しい機能があって、とても便利に使えている。古いMPLABとコードが共有化できるので、昔のツールに戻る事もできたのだが、そんな心配は今では全くなくなった。

ところで、最近知った機能として、MPLABコードコンフィギュレータなるものがある事をマイクロチップの動画で知る。これは、マイコンのピンの定義や各ファンクションの定義を簡単にアシストしてくれる便利な機能だ。インストールはTools→Pluginsから上記のMPLAB Code Configuratorを選択すれば良い。 



チェックして、Installするとインストールが開始される。



LICENSEをagreeしてInstall。



リスタートしてFinishでインストールが完了。



使用するときは、Tools→Embeddedで選択できる。


MPLAB Code Configurator

最初は適当なサンプルプロジェクトを作り、Code Configuratorを立ち上げて色々やってみると、コードがこのように生成されてくれる。排他的なピンの定義をデータシートをにらめっこしながら、設定する手間は随分と省けるだろう。




実際の使用方法を動画で紹介している。残念ながら英語のみの提供であるが、雰囲気はつたわるであろう。最大化&HD画質で一通り観ておくと良い。


100均のアナログ時計を逆回転させたりするノウハウ2013/11/11 23:22:50


100均の時計が逆転も自由自在(格安ステッピングモータに!)

いつも懇親頂いているラジオペンチさんのブログを覗いていると、何と100円均一で売っている時計が、パルスの初動をちょっと変化させてあげるだけで逆転できることを知る。





105円という破格値で、正転逆転の可能なステッピングモータが手に入る画期的なアイテムだ。
動画の速度が最速で動かした場合との事だが、速度が遅くていい表示系の用途には申し分ない動き。秒針を使えば60刻みの表示、分針も利用すれば細かい気圧計などの応用も考えられそうだ。arduinoスケッチを公開されているので、実験してみるのも面白い。



時計つながりで、もう一つ。これは、昼を12分長く使えるFakeな時計w 11時台の1時間から12分間だけ間引いて、それを12時~13時に少しずつ足して表示する仕組み。見た目はあたかも普通の時計として振る舞う。




中は、時計のムーブメント以外を取り去って、リアルタイムクロックICとarduinoを内蔵している。
作り方も公開されている。


これで昼は72分のゆとりにw (12分サボるとも言うwww)
これを作って会社とか教室に取り付けないようにwww



【動画紹介】Google mapと見比べた昭和61年(1986年)の秋葉原2013/10/27 23:05:31




youtubeで懐かしい秋葉原の風景があることを知る。この頃はまだ学生で、学校の実習で使うICや部品などを買いに出かけたものだ。そんな時代を彷彿させる貴重な映像。




今では、グーグルマップのストリートビュー機能で擬似散策ができるから便利なものだ。

これから紹介するGoogleストリートビューは2007年12月収録のものである。



さて、動画を観てみる。国電秋葉原の電気街口改札を出ると見える光景。国電、すなわち日本国有鉄道は、翌年1987年4月からJRとして生まれ変わる。



オノデンが当時のままの看板の位置にある。左手に黄色いのが少し写っているが、ラジオ会館。



秋葉原の山手線側のガード下。ニュー秋葉原センターがある。



こちらはそんなに変わらず。



おお、これは懐かしい。ラーメンいすゞだ。生姜ベースの醤油で独特の風味。特別おいしいというわけでないが、部品とか、秋葉原で買い物をした帰りに、ついつい寄ってしまう店。もちろん行列ができるが、回転が恐ろしく早いので、待たなくても食べられるのが良かった。

この味で同じ店は、まだ巡り合っていない。駅ビル改装が決定して2000年頃に惜しくも無くなってしまった。閉店後暫くは銀座でオープンしていたが、短期間で閉店。いすゞの味を作ったと言われる方が上野の青龍というラーメン店という情報がある。




この部分一帯は全部改装。現在ではJRのおしゃれなビルになっている。



総武線側のガード下。ラジオセンターとラジオストアがある所だ。



ラジオストアは2013年11月末で閉店。この時代に来てどんどんと開発されていく。近くにあった喫茶店の古炉奈(コロナ)はストリートビューでは確認できるが、それももう無い。



中央通りを通ればオヤイデと東京ラジオデパートが見える。



ラジオデパートの看板は10年位前に今のこのニキシー管ぽい色になった。店構えはそんなに変わっていない。しかし、閉店していたり、中の店員さんが次の世代にバトンタッチされている所が増えてきた様だ。



今はもう無いアド電子。アド電子でパーツを買ったのは1998年頃が最後だっただろうか。2階に移転していたと記憶する。



現在ではこんな様子。右手一番角の鈴商の方が古いかもしれない。



昌平橋から見た総武線の鉄橋。



現在でも変わらず。



中央線、御茶ノ水方面のれんが作りの橋脚。



驚くことに全く変わっていない。


昭和61年の秋月電子

秋月電子。まだ有限の頃だ。場所はどの辺だろう。



ブログで紹介した1975年のトラ技広告では信越電気商会で、この地図が唯一の秋月のディスコグラフィーを語っている。



ついでに、辻本昭夫「電子部品」客の求めるまに(プレジデントオンライン)の記事は、秋月(信越)の誕生から現在に至るまでの様がよく分かる。電子工作クラスタは是非読んでみるべし。

動画を見ながらこうして振り返ると、小学生4年から電子に興味を持ち始め、学生の頃から現在に至るまで、ずっと電子部品に慣れ親しんで来たんだと改めて感じた。



電子のトリック動画2013/10/22 00:00:12



Youtubeでいつも不思議な電子のなぞなぞ動画を公開している方がいる。Henryk Gasperowiczさんという方だ。読み方はなんて言うんだろう?ヘンリック・ガスペロウィックズさんとでも発音するのだろうか。まあとにかく、この方の電子工作は謎すぎる。



電子のトリック動画

最近公開されたものが、このハンドパワーなるLEDを手でつける動画。




電池の代わりに親指と、それぞれの指が電極になってLEDを光らせている。そんな非現実的な事はないので、トリックが必ずあるのだが、まあ常識的には分からないトリック。しかし、高周波とか共振というキーワードを持ち出してくると、何となく種明かしがされそうな予感だ。




これに至っては、もう何がなんだかさっぱり分からない状態である。





LEDも配線しないで点灯させるなんて、どうやってるの?

2つほど種明かしされているものがあって、それによれば、電池スナップやLEDに細工がしてあった。詳しくは彼の動画をご覧あれ。一応電子部品を使っているので電子カテゴリにw



【紹介記事】PICでYM3812!【FM音源】2013/10/20 23:23:08


PICでYM3812!(FM音源)

ガチャガチャ「FM音源伝説」をプレイしてみた」では、日本全国にFM音源ファンがこれほど居るとは思わなかった位、予想以上の反響で、アクセスが多かった。
私も、ガチャでゲットしたYM3812があって(写真ではパッケージがボロボロはアレだがw)いずれ鳴らしてみたいと思っていた。



今日、掲示板に、いつも懇親頂いている、音関係ハードウェアの巨匠、ききょうやさんから”FM音源チップYM3812でMIDI音源を作ってみました”の投稿があった。何とPIC16F1829を利用してMIDI経由で音を鳴らす記事を紹介頂いた。PIC16F1829は秋月で150円で購入できる

  →FM3812 FM音源YM3812(OPL2)のMIDI音源を作ってみた(ききょうやさんのページ)



何と、HEXファイルまで公開されている。FMガチャが7月末なので、3ヶ月も経っていない短期間でここまでの機能を動かすのは驚きであり、そして感動でもある。私もPICだけ揃えれば音出しできそうなので、近々製作してみたい。

今後は、GM音源対応用の外付けにEEPROMを使用したり、I2C LCDに情報の表示を充実させる計画があるそうだ。PICのプログラムが分からなくても、FM音源の思いが強ければ、MIDIで鳴らせる事が嬉しい所である。




こちらが動作までの過程。BGMは、製作した回路からの音との事。

私のブログでは、ききょうやさんの記事を以前にも数回紹介させていている。


他にもPIC12F1822によるファミコン音源など、とても面白い記事が満載であるので、ぜひききょうやさんのホームページをご覧いただければと思う。



シリコンウエハーをチェックするプローブツールが凄い!2013/10/08 21:26:19



たまに訪問して見ているEEVblogであるが、今回はICの中にあるシリコンウエハーをチェックする治具を紹介していた。車のハンドルにも見える、この円盤形状のものがプローブとなっている。




これを動かすと、たくさんの電線で配線されている。動画の解説によると、手配線で行われている様だ。これは大変労力のかかるものだ。MADE IN USA。



黒い部分がコンタクト部分。この部分がシリコンウエハーに当たり、シリコンダイをチェックする仕組み。


シリコンウェアをチェックするプローブが手配線

ここまで来ると工芸品だ。




このシーンは23分22秒頃から閲覧可能。動画自体は41分以上あって長いが、時間があれば、この件について色々紹介しているので、じっくり観ると面白い。







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