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過去の記事の検索が簡単にできるよ (・∀・) 例 ランチャー9
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使い捨てライターのボタンが重い2013/10/13 23:35:13



ガスライターのガスが切れたので100均でゲット。タバコも吸わないし、キャンプをするわけでもないが、電子工作をしていると、熱収縮チューブなどの加工で大活躍する必需品だ。


ガスライターのボタンは重い

最近のガスライターはボタンが重く作っている。規制前のライターを使っていたので、これを使った途端、何だこの重さは(・∀・)? まあ、子供のライター遊びによる痛ましい事故が起きた後の対策なので仕方が無いとは思うが、頻度に使っていると親指がつる。大げさでなくて。
お年寄りがライターのボタンが押せないので、仕方なくマッチを使っているとか聞く。



幸い、これは私以外使うことが無いので、バネを抜いてしまおう。ガスライターは色々な構造があるが、ボタンに強いスプリングを入れて対策しているものが殆どである。



これが強力なスプリング。これを抜いても、まだ重いが、幾らかマシになった。



どれだけ強いかと言うと、1.5kg位荷重をかけないと縮まない程硬いものである。
ああ、これは普通の人でも大変使いにくいだろうな。

スプリングを取ったあとのライターは、ボタンが少し軽くなり作業性が良くなった。これで連続して使用するのが楽になった。

注意! この記事は改造を促進するものでありません。改造ライターは所持はできますが販売できません。ライターは分解するとPSC保険が無効になります。改造した場合はPSCシールを剥がして自己責任で使用します。真似して何か起きても一切関知しないのでご了承ください。

210円+αで作るプローブ型温度計の製作2013年版2013/03/24 23:56:56


210円で作るプローブ型温度計の製作

ある人から、「お金をかけないで土の温度を測れないか」という相談を受けた。そういえば昔100均の温度計を改造して組み合わせてそんなの作ったな。




精度はだいたいでいいという事なので、内蔵のサーミスタを延長してつけるだけにした。
早速100均へ。温度計とイヤホン。イヤホンはコードだけを利用。3mと長く、太さも扱いやすい。



購入元はキャンドゥ。早速分解。ん?何かちょっと変わっているな。Ver1.4と書かれた基板は、サーミスタがチップ部品になっている。



以前のバージョンはリード型のサーミスタ温度センサーが使われていた。形が変わっても機能には変わらないだろう。チップサーミスタ部品を外す。サーミスタには極性がない。



イヤホンコードを両方カットしてハンダ付け。ちなみに、丸いスイッチ接点は使用されていないが、外周と内周をショートさせる事に摂氏(℃)と華氏(°F)と交互に切り替わる。
センサーを3メートルも引き出して大丈夫かと思ったのだが、それなりの精度を保っている様だ。
電池の持ち具合を考えると、おそらくサーミスターの抵抗変化とコンデンサの組み合わせによるチャージ/ディスチャージの時間をマイコンで計測する回路を採用していると思う。



プローブはボールペンのつつを使って、エポキシでセンサー部分を固めて、更に防水加工を施した。プローブテスト。説明上では-5℃~50℃とあるが、実際は54℃まで表示してくれた。
サーミスタの代わりに半固定抵抗器をつけて調べる方法もあるだろう。



電池側のハンダショートパッドが1列に並んでいる。簡単に意味を調べてみた。
左から(1)(2)(3)(4)(5)
(1)(2)表示更新設定 全部オープンで1分単位、(1)(2)ともクローズで2秒
 ※2秒単位にすると電池も60倍早くなくなるので、乾電池にするか電源スイッチをつける。
(3)オープンで摂氏、クローズで華氏
(4)オフセット調整? +5度程持ち上がった
(5)オートパワーオフ設定? 電源を入れて数分したら液晶が消えた

本気で解析をしていないが、こんな機能があるようだ。特に2秒単位での温度更新モードがあるのは、色々応用ができそうだ。


そういえば、100均温度計を色々詳しく調べているこの方の存在を思い出したw


2013/8/22追記


センサーのハンダ付け。今回一番製作難易度が高いところ。電線をニッパーでむいた後、ライターなどで炙って細い糸を焼いておくと幾らかハンダメッキが楽になる。



筒は、ストローでも芯を入れれば代用できる。手っ取り早く綿棒2本www できれば竹串とか丈夫で湿気を吸わない物の方が良い。



これを2ミリ程引っ込めて、配置し、



ホットボンドで充填して防水固定。



電線のもう片方は、穴の開いている裏側から通して結び目を付けて基板にハンダ付け。



完成!! 3メートル延長してもそんなに誤差は出ない。是非お試しあれ(・∀・)
土の温度測定とか、外気の温度測定に使えるよ。



100均のクリプトン球ランタンをパワーLED化 (2)2012/11/04 21:47:16



100均で売っているこの便利なランタン。今までに2回改造記事(初めて入手した時の改造記事定電圧化した記事)を書いているが、また入手したので、更に作りやすい方法で紹介しようと思う。

PWMやタイマー、定電流化、色々なアイディアはあった。しかし、ランタンなるもの、単純な仕組みの方が壊れにくい。元々アウトドアで使うような物は、みんな単純な仕組みだ。
まどろっこしいカラクリは抜きにして単純明快に作っていこう。

ケース加工は基本的に、一番最初と変わらないので、前回の記事を参考にして頂きたい



まず、変わった所。LEDの固定だ。0.6mmの錫(すず)メッキ線を、マイナス側に指輪の様にしてハンダ付けする。この時、すずメッキ線はLEDのアルミ板に当っても問題なし。



ランプを固定しているネジをこの様に加工。ニッパーで切って挟み込む部品にしてしまう。



錫メッキを溝に通し、押し込んで固定。スイッチの部分にハンダ付けして固定。
スズメッキ線はハンダコテを上から暖めると、樹脂に沈んでいく特徴を利用して固定してしまう。



こんな状態でハンダ付け。テープが巻いてあったり、抵抗やスイッチが見えるが、これは後述。



プラス側。ビニール電線などで配線。こちらはショート厳禁。またハンダの厚みはなるべく薄く。
あんまりハンダを盛りすぎると、反射板に当ってショートする様だ。



こちらは電池のプラス端子へハンダ付け。



次に前回と違う所は、電池を3本で点灯させていることである。4本の電池は少しだけ明るかったのだが、抵抗が余計にいるし、どのみち徐々に暗くなっていくのであれば、3本で駆動したほうが何かと便利だ。電池3本なら2.5Ω~3Ωで駆動できる。
抵抗は、単三電池の一つのスペースを利用して取り付け。10Ωを並列に4本つけて2.5Ωにしてる。もちろん1W以上の2.5Ω~3.3Ωがあれば、それ一本でよい。見た目に拘って基板を使ったが、基板を使わなくても電池の端子をそのまま電池の端子へハンダ付けしてもよいだろう。



電流が多く流れるので、ハンダ付けはきちんとしておいた方が良い。



点灯テスト。無事点灯したので、テープで固定。



テープはアセテートテープを使った。ビニールテープでもいいが、あれは時間が経つとべったべたになるので、べたつかないテープを利用した方が良い。



ケースは、少し穴を広げる事になる。φ22ミリ以上の穴は必要だろう。手持ちのリーマーで穴を開けた。穴を空けてからLEDが通る事を確認。



このままでも良いが、レンズの輪っかが出て使いにくい。そこでトレーシングペーパーやクッキングシートなどを利用。クッキングシートはシリコンでできており、熱に強いから安心。但しテープも接着剤もどれを使っても接着できないので挟み込んで使うことになる。



反射板とレンズに挟んで周りを切っておく。


反射板の絶縁処理も忘れずに。そして、この時、LEDユニットを本体から抜いてからレンズを装着することだ。そうしないと、LEDのハンダ部分で、折角の絶縁テープを掻き切ってしまう。



出来上がり! このブログで一番安定している電池3本仕様の完成だ。これで10時間以上は光り続けてくれる。そして便利なスタンド式。



更に改造。電子蓄光バージョンだ。ケース内部に余裕があるので、スイッチを搭載できる。
スイッチの間に100K~220KΩ程度の抵抗をつけておくと、ポジションを知らせてくれるとても便利なものになる。電子蓄光寿命は8年以上動作するだろう。尤も電池交換寿命を考えると5年位。

抵抗の位置は、色々検討したが、ここが一番良い様だ。逆にこれ以外はスイッチが動かなかったり、ケースが入らなかったりする。抵抗の固定は、ハンダゴテで抵抗のリードを押し当てて固定。
この固定方法は、空中配線でよくやる手であるw

100均は安く作る為に、接点を樹脂で止めているだけだが、ハンダ付けして接触不良が出来ないようにしておいた方が良いだろう。




こんな感じで光る。電子蓄光バージョンにする時、予めLEDに電池3本と抵抗をつけて点灯するかを確認した方が良いだろう。ランチャー9改を100本位作ると、LEDのばらつきが良くわかり、微弱な電流で点灯しないものが30個に1個は発生するようだ。部品仕様外の使い方なので、点灯しなかった場合は、部品を変える事になる。あと温度によっても影響があるかもしれない。


100均のクリプトン球ランタンをパワーLED化2

というわけで、追加で2つ買ってきたランタンを早速LED化しておいた。夜に蛍光灯の代わりに寝室で本を読める程の平均した光は、豆電球では無理だろう。
これは来月12/1~2に開催されるMFT2012でランチャー9改造と共に頒布予定している。



100均でゲットしたラチェットレンチ2012/10/17 21:09:13


100均のラチェットレンチ

シルク系の100均で見つけたもの。ラチェットレンチだ。まさかこんなものまで100均に並んでいるとは思わなかった。



早回しノブを外してボックスレンチを装着できるようになっている。
ボールラッチがちゃんと付いていて、ドライバーやボックスレンチをガッチリホールドしてくれる。



ラチェット機構。リベットが安っぽいが、100均にしては大した出来がいいと思う。
道具は名の通ったものが良いに決まっているが、普段そんなに使わないで、ちょっとだけ使いたい時とか、こういう選択肢もありだと思う。100均をまず覗いてからハンズとか行くと良さそうだ。


簡単で安くできる自作電源回路まとめ(5V→12V、12V→5V他)2012/08/28 09:30:05



過去にブログやホームページで簡単な電源回路を紹介してきたが、アクセスも多いので、歴代ページをまとめてみた。電子工作への参考になれば幸いである。


このデバイスは、比較的古くからあり、各メーカのセカンドソースも多い。このICで降圧、昇圧、負電源を少ない部品で構成することができ、安価に手に入るデバイス。応用製品として100円ショップなどのシガープラグからUSB電源を取り出す回路に盛んに使われている。単品購入はマルツ千石など、セカンドソースのNJM2360Aであれば秋月千石で販売している。内部リファレンス電圧の都合で、最低動作電圧は3Vと少し高め。

 ・記事概要:100均で販売しているシガープラグ型のUSB電源の回路解析と改造
 ・種別:降圧型
 ・メインデバイス:MC34063A(PDF) メーカー:オンセミ(多数のセカンドソースあり)
 ・セカンドソース:NJM2360A 新日本無線
 ・入力電圧:5V~40V(コンデンサ耐圧に注意)
 ・出力電圧:1.5V~電源電圧-2V
 ・出力電流:200mA(使用部品の見直しにより500mA以上の出力動作可能)
 ・効率:60~70%
 ・アドバイス:出力コンデンサは低ESR品を使用するのが望ましい。


 ・記事概要:100均で販売しているシガープラグ型のUSB電源の回路解析と改造
 ・種別:昇圧型
 ・メインデバイス:MC34063A(PDF) メーカー:オンセミ(多数のセカンドソースあり)
 ・入力電圧:5V
 ・出力電圧:6V~15V(コンデンサ耐圧に注意)
 ・出力電流:100mA(使用部品の見直しにより数100mA以上の出力動作可能)
 ・効率:60~70%
 ・アドバイス:出力コンデンサは低ESR品を使用するのが望ましい。耐圧注意



とても少ない部品で200mAの電流がとれる昇圧専用の電源IC。比較的コストが安く、有名部品店で簡単に入手できるので、この5年位から急激に使われ始めたデバイス。電圧は型番で決まる固定電圧である。最低動作電圧も0.7Vから動作可能なので、電池アプリケーションに最適化した回路を構成できる。


 ・記事概要:単三電池ホルダーを改造して、ブレッドボードなどの実験に便利に使える電源
 ・種別:昇圧型(固定電圧)
 ・メインデバイス:HT7733(HT77xx)(pdf) メーカー:ホールテック(台湾)類似品多数あり
 ・入力電圧:0.7V~出力電圧+0.2V(6V max)
 ・出力電圧:3.3V/5V 型番で決め打ち 
 ・出力電流:100mA(使用部品の見直しにより数100mA以上の出力動作可能)
 ・効率:65~85%
 ・アドバイス:出力コンデンサは大容量セラミックコンデンサを使うのが望ましい。




典型的な昇圧型の電源回路。パッケージがSOT-23と、とても小さく、少ない部品で大電流がとれるのが良い。高いスイッチング周波数で発振させているため、出力コンデンサは安価なセラミックコンデンサが使用できるので、小型化が容易に可能だ。シャットダウンピンがあるが、発振の停止のみの制御で、L→Dを通じて電源からダイオード降下分の電圧が出力されるので注意。部品の入手は今イチだが、サンプルリクエストできる。LEDドライバIC(pdf)としても紹介されている。LEDの定電流駆動に便利。

 ・記事概要:5VからFMトランスミッタ電源12Vを作る時に製作した電源
 ・種別:昇圧型(固定電圧)
 ・メインデバイス:LM2704-ADJ(PDF) メーカー:TI(旧NS)
 ・入力電圧:2.2~7V
 ・出力電圧:max 20.5V
 ・出力電流:550mA(※スイッチング能力)
 ・効率:80~85%
 ・アドバイス:出力コンデンサは必ずセラミックコンデンサを使用する。



典型的で古典的な昇圧型のIC。ショットキーダイオードを内蔵しているので、外付け抵抗と、コイルの構成で使用が出来る。効率はあまり良くないが、1.1Vから動作するので、乾電池2本のアプリケーションには使えるだろう。デバイスはマルツ若松通商サトー電気が扱っているが、性能の見返りの割に割高である。

 ・記事概要:PICプログラマをUSB電源で動くように改造
 ・種別:昇圧型
 ・メインデバイス:TL499A メーカー:TI
 ・入力電圧:1~10V
 ・出力電圧:2.9~30V 
 ・出力電流:500mA max1A(※スイッチング能力)
 ・効率:40~50% ※実測値


★トランジスタ2つを利用した昇圧回路

ICを使わずにトランジスタなどの個別部品で電池よりも高い電圧を発生させる回路。弛張発振回路を利用している。これ以外にも有名な回路として、ジュールシーフ回路がある。専用ICを使わないのでとても安くできるが、発振させっぱなしで動作させるので、電圧のコントロールが出来ない。LEDなどの電圧が変化しても構わない用途に使用すると良いだろう。




★ダイオードコンデンサによる負電源

電源ICを使ったものでないが、LCDのバイアス電源など、実験用として簡単な負電源が欲しいときには便利に使える。発振回路を接続すれば手軽に負電源が得られる。但し、電圧は使用負荷によって決まるので用途が限定される。また取り出せる電流は小さい。
この形はコッククロフト・ウォルトン型として有名であり、コンデンサとダイオードを積み重ねていくと高電圧を簡単に得ることができる。電流を必要としないガイガー管などのドライブに使用される。



★その他


コンビニなどでよく目にする一回限りの携帯電話用充電器には、3Vを5Vにする回路が入っている。リセッタブルスイッチも内蔵されている。使い捨てタイプなら電池2本込みで700円前後。数100mA流せれるので、分解して利用するのもありだろう。但し、常に改良が行われているので、購入時期によっては回路が異なる可能性がある。


あと、これは電源回路ではないが、電源となるACアダプターや乾電池などが逆に接続して壊さないように、FETでのプロテクト回路を紹介している。ダイオードはどうしても電圧降下が起きてしまうが、この方法なら電圧降下が起きず確実に逆極性を守ることができる。





100均のクリプトン球ランタンをパワーLED化2012/07/26 01:04:23



先日ローソン100で買ってきたクリプトン球型のランタン。どんな置き方でも自在なので、とても良い。どうせならパワーLEDを使って光らせてしまえ。

用意するのは、ランチャー9改造でも登場している、おなじみの1W白色LEDを使う。抵抗は47Ωを8本使用。放熱板に燐青銅板を少し。電線も少しあれば良い。最近の接着剤は性能がとても良く、なんでもくっつく。ウルトラ多用途SUが良い。



白いキャップを回して外し、電球を取り去る。



LEDがギリギリ通らなかったので、リーマーで穴を広げる。



電池ボックスを入れて、接着剤をつけて、



LEDを固定。極性は配線しやすいように考えてつけている。位置合わせもこの時行なっている。



マイナス側の配線。燐青銅板を巻きつけて放熱するようにしている。



プラス側は抵抗を間に入れて配線。色々調整した結果、47Ω8本並列で実測値300mAを採用。エネループ専用で使うのでこれくらいにしたが、アルカリ電池で使う場合は68Ωを6本とか少なめにしたほうが良いだろう。ランプをつけている最中は触れなくなるほど熱くなるのでご注意。LED抵抗の計算サイト



コリメータレンズのメッキでショートしないように絶縁処理。実際は1ミリ程浮いているので触ることは無いと思うが、念のために処理。



点灯試験。直視はくれぐれもしないようにしておかないと。(不意に見てしまった眩しい!)



フタをして出来上がり!


100均のランタンをパワーLED化

白色で光るのでとてもかっこよくなった。



光量を測定。一番眩しい所で1400ルクス。ランチャー9の光量が400ルクス前後を考えると、コリメータレンズのお陰でかなり集光しているみたいだ。




手元ライトにも使える。そういう用途なら、もうちょっと暗くしてもいいかもしれない。



間接照明としても使える。3時間ほどつけっぱなしにして、温度異常などを観察したが、このままでも行けそうだ。同じように作る方は、点灯中かなり熱くなるので、ヤケドしないようにご注意を。



一点が眩しいのはちょっと使いにくいので、拡散させてみた。クッキングシートは熱に強いので、熱の出る部分にも安心して使用できる。これは100均の使えそうに無かったミニランタンだが、クッキングシートを中にいれただけで、実用価値がでた。



クッキングシートはシリコン素材なので、テープや接着剤が使えないのが難点。なので、反射板とレンズとの間に挟み込んで使用。中に入れたら、平均化したかなりいい感じの光となった。




100均で電子関係グッズを買ってみる2012/07/24 23:59:16


100均で電子関係グッズを買ってみる

ランチャー9を買いにローソン100へ足を運ぶ。いつもは10本以上あるのに、今日は1本。まあ仕方ない。と他の棚を見ると、結構光物やら電子物がある。今回は、ルームランプ、充電器、ミニランタンを買ってみた。全部105円。



まずはルームランタン。ランチャー9でお馴染みのアスリート企画製だ。LED4つ使用。電池は珍しい俵式の入れ方。



スイッチオン! うぉ 眩しい。眩しいけど明るくないwww これで読書はキツイかもしれない。



2モードあって、白色とカラーでピカピカ光るモードがある。パーティグッズって感じだな。実際同時に光るLEDは2つ。



分解。至って普通の構成。抵抗?なにそれ(・∀・) スイッチは2モード切り替えられるスイッチなので、なにかの応用が出来るかも。



これの頭の穴にネジがあるので、それを回すとアクリルの筒が外れた。試しにクッキングシートで拡散したら、なんとも具合のいい光に。これはこれで使えるぞ。



お次はニッケル水素充電器。買った時にちょっと重さを感じたのでトランス式と予想。
ハメるときはバネを起こして挟み込む形だ。充電終了ランプはなく、通電表示のみ。



1.4V 135mA。電流は結構流せられる。さてこいつも分解。ネジ3本。



( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \  トランスにダイオード2本、LED用の抵抗2本とLEDだ。
部品とり&ケース利用にはいいと思う。105円だし。回路図はココにあった。おもしろ回路www




最後はクリプトン球式ミニランタン。日本で企画されている品物。これも105円。



105円とは思えないカッコよく、機能的な作り。これはハンダ付けのスポットに使えそう。



電球はあとでLEDに換装してみるか。



取り出した電池ボックス。ん?なにか嫌な予感が。



( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \  100均クオリティ ( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
接点が無いよ。つかないよ ( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \



レシート持っているから返品も出来たが、これは最後の一つだったので、とりあえず直す。
燐青銅板をモニョモニョして完成。
動作チェック絶対やっていないだろ (´・ω・`)




こんなのとか ヒドス (´・ω・`)



気を取り直して、ライトをオン! おお、結構良い感じで光る。スタントだかなりしっかりしていて、色々な角度に変えられるのがいいな。見つけたらゲットだぜ (`・ω・´)



100均LEDライト「ランチャー9」のスイッチ性能アップ2012/05/25 13:43:36



以前、「100均LEDライト「ランチャー9」を超高輝度LEDに改造」の記事を書いた所、反響が大きかったので、「LED・光り物」のカテゴリーを用意した程である。

スイッチはプッシュオンプッシュオフのオルタネイト構造になっている。このスイッチ、どうも接触が良くないものがあるようで、光のゆらぎなどが発生する様だ。

それでは、分解してスイッチの性能を上げてみたいと思う。
このスイッチは、分解が出来るが、個体差により外す難易度はまちまちであった。
 1.スイッチ部分をおもいっきり強く押しこむ→大抵は硬くて取れない。
 2・バネ側からマイナスドライバーなどでつっこんで取る→取れるものもあるが大抵は固い。
   そして無理するとプラ破損。簡単そうで難しい。
 3.スイッチキャップを外す→大抵は簡単に取れたが、物によっては破れる。

ということで、3番目のスイッチキャップをつまんで外す事を紹介する。それでも、作業リスクはある事をご承知願いたい。



ペンチでゆっくりと端から引っ張ってみる。物によっては簡単に取れるものもある。



スイッチをペンチで取り出す。ちょっと固め。外した反動で端子で手を切らないよう注意。そしてバネも外す。バネは単に置いてあるだけである。



引っ張って取れない場合は、ストラップやパッキン類を外し、ドライヤーなどで1分ほど温めて、



ゆっくり引っ張りだすと取れる場合がある。この時、アルミは熱いのでやけどには注意、



スイッチまで無事にとれたら、樹脂キャップを裏から外す。テコの原理で外すとうまくいく。



分解した部品。ゴムが破れても、ゴム系などの接着剤で修復できる。



取り出したスイッチ。特別なスイッチなので、秋葉原などでは買えない物である。これを分解してみよう。



先の尖ったマイナスドライバーで溝に差し込むと分解できる。



分解したスイッチ。



部品点数8点。帽子型の板の凸側のつばが2つの金具を接触させる。


ランチャー9スイッチ修理

こういうふうに端子に取り付けられている。オルタネイト構造は、ノック式ボールペンを想像するとわかりやすい。

普通のスイッチはエンボスやポッチなどの点接触構造なのだが、このスイッチの端子はノッペラな端子2枚で構成されている。これでは接触不良が起きて当然である。




端子の両端を少しだけ折り曲げて、合計4点で接触するようにする。こうすることで、スイッチが入った時は、丸い接点にツメが食い込んで確実に接触するようになる。
曲げすぎるとスイッチが動かないのでほんのちょっとだけ曲げる。



このくらい曲げる。ペンチよりも、ニッパーの先で曲げるほうが精度よく簡単に曲げられる。
曲げたら組み立て直す。端子や接点は手の油がつかないようにピンセットで組んだほうが良い。
出来ればアルコールなどで脱脂するほうが良いだろう。



ケースに当たる側の端子もちょっと曲げて、アルミ筐体に食い込む様に加工すると良い。
長い方のバネは、手で少し起こしてバネ圧を高めてから元通りにすると良いだろう。



元通りにする時に、アルミの内側からゴム系やシリコン系の接着剤を使ってスイッチキャップを取り付けると完全な防水になる。但し、その後2度と分解出来ないので、プラスチックに溝を予め掘っておいて、バネ側からでも後に分解できるような構造にしておいた方が良いだろう。



最後にプライヤーなどで締め付けて元に戻せば完成だ。



これで、振動にも強くなったし言うことなしだ。防水処理すれば完璧なライトになる。





ランチャー9改が大人気なので量産中2012/04/20 21:29:00



100均で売っている「ランチャー9」を改造して知り合いなどに、ほとんど部品代で頒布しているが、
これが人気で、作っても作ってもあっという間に無くなってしまう。それだけ関心の高いアイテム。

今までは5~10個ずつ部品を買ってきては作っていたが、今回は40台分の部品を仕入れた。
ランチャー9は出かけたついでに、その街の100均に立ち寄って、大量にあれば一つ残して買い込む。キャンドゥでは9灯のライトは210円、ローソン100、シルクでは105円。3灯のLEDライトは、反射鏡の改造が少し面倒なので、9灯に絞って購入している。



抵抗も10Ωの2500個リールを購入。1/10Wなので3つ使って0.3Wにしている。アルカリ電池を使用して250mA~300mA流した場合の初期値は0.4W程度と若干オーバースペックだが、点灯中は4Vに電圧が落ちるし、使っていて徐々に暗くなるし、レーティングテスト等を行った結果問題なしと判定。2500個というけど、500円で買える。チップ抵抗の方が取り付けやすい。穴あけも行わず加工がずっと楽になった。



一部の基板は改良されている様で、3点グラウンドが4点になり、バネが真鍮からメッキバネになっている。丸型の基板は量産に不向きなのか、四角になって角が丸くなっている。右側のキズは私が外すときに出来たもの。



7台完成。1台はレンズを外す時に壊してしまった。分解は今後の課題。


ランチャー9改 量産中

点灯試験。人に渡るので、振動で問題ないかとか、電流チェックをやっている。



一気につけるととても明るい。



透明カバーは、ウレタン系の接着剤を隙間に流して止めた。簡易防水程度にはなるだろう。



3灯ランチャーライト改造2012/04/10 23:59:35



前回記事100均LEDライト「ランチャー9」を超高輝度LEDに改造記事の反響が大きかったので、巷でよく目にする3灯型の方をもう少し説明しておこう。キャンドゥで購入した3灯ランチャーライト。



9灯のライトより、レンズが外れやすい構造なので、電池ケース側からマイナスドライバーで簡単に叩き出す事ができる。


別の日に買った3灯ランチャーライト。ローソン100で購入。



バネが入っており、LEDひとつひとつに68Ωの抵抗が入っている真面目な設計。



電線の配線はこの様に引き出しておくと便利。プラス側は被覆付きのを使う方が良いだろう。
穴あけは、前回最後の方では2ヶ所を開けていたが、外したLEDの穴を利用することも出来るようだ。



というものの、2つ穴を開けておいたほうが綺麗に仕上がる。固定は両面テープでOK



何個か分解して分かったが、円周上の4箇所のハンダはかなりいい加減なので、薄くハンダし直すのが良いだろう。あと、反射板は中の部分をニッパーで適当にむしりとって、外枠を2つに割って裏返して入れるといいみたいだ。綺麗に仕上げたい場合は、22mmの水道管を適当な長さに切ってスペーサーを作ると良い。

5/2追記 貴重なコメントを頂きました。ありがとうございます。
「22mmの水道管」
塩ビ管は
VP-16 22mm厚み3mm水道管
VE-16 22mm厚み2mm電線管
規格外 ドレンパイプ(エアコン排水)
ND-16 22mm厚み1.85mm イナバ

9LEDランチャーの抜き出し用にアンテナの廃材の反射パイプの縦樹脂パイプの肉厚を水道用のカッター(ハサミ)で切りましたが垂直を出すのが難しいですね。

ネットで見るとアクリルパイプもありますね。
アクリルパイプ外径24mm肉厚2mm
肉厚公差+-0.3mm、外径公差+-0.3mm

3灯ランチャーライトを超高輝度改造

レンズを押し込んで、あて木でヘリを軽く叩いて圧入。最後にボンドを回りに流して終了。
4つ作って知り合いに見せたら、全て完売。400円だったら買ってくれるのか。前回のLEDランタンは500円だったけど、こちらの方が人気が出そうだ。








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