とあるところからPC-9801をもらった。前持ってい
たエプソンのノートは他の所有していたノートPCと共に捨ててしまったが、ソフトは*.fdiというイメージで残してあり、anex86というWindows内で動くエミュレータで使用していた。だけど所詮エミュレータなので動作は本物とまではいかない。さて、これはどこまで動いてくれるのかな。
おもむろに電源をつないで、ダメもとで24KHz非対応のLCDモニターに接続。おや?画面が映った。これは想定外。まあ、ハードディスクは故障しているっぽい。
一旦全部バラバラにして、徹底的にクリーニング。相当なホコリが溜まっていた。PC98の分解は初めてかもしれない。
電源を入れると異音が。CPUのファンのベアリングがへたっている様だ。Socket3でPentiumになるように設計されていたのか。PC黎明期だねぇ。
ベアリング2つを外してCRC-556漬けにしたら直った。昔のPCはファンの音が爆音だったんだな。
電池は測定したら1.4Vしかなかったので、電圧が同じ一般的なCR2032に電池フォルダーつけて実装。
キーボードが無いのでどうしようか考えたが、ヤフオクのキーボードはどうみても状態が良くなさそうだったので、P/S2キーボードをPC98に変換する装置を購入。一回電源立ち上げてからリセットを押しながらEND押すという事は必要だけど、きれいなキーボードが使えるのはいい。
マウスは、妥協してヤフオクから仕入れる。状態が良いもので良かった。
SDカードとか3モードフロッピーディスクドライブとか買う。最初はMahalitoというツールでちまちまやっていたのだが、あとで調べるとDiskExplorerを使えば、イメージを直接FDDに書きこむことができる。これだけでも作業がずいぶん楽になった。
CFカードはタカチT-600で固定。万一はがれた時のために基板裏は絶縁テープでガード。
PC9801にフリーDOS入れてしばらく様子みてたけど、動かないソフトが多すぎて特にFilmtnとか使えないのはつらすぎたから、DOS3.30Bで動作可能にするため、CFカードを64MBまで落としてFormatコマンドFDから実行して今ここまで動くようになった。これで手持ちの保存したFDデータが全部動作できる。
DiskExplorer (ディスクエクスプローラ)とかVirtual Floppy Image Converterを駆使してフロッピーディスクからちまちまとPC98にコピーしたが、手持ちのMSDOS3.30B起動成功。
一太郎も動いた。
ロータスもOKだ。
実用的かではなく、動作させることに意味があるのだw
フロッピーディスクの1.2Mフォーマットは、Windows10上では残念ながらできない。WMWare上のWin7でもダメなので、レッツノートにあるWin XPを利用した。コマンドプロンプトで、
format a: /t:77 /n:8
を実行すればOKの様だ。
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