トイレの照明兼換気扇スイッチが最近硬くて押しにくい。交換するか。
ご家庭によくあるタイプの換気扇遅延停止型のトイレ照明スイッチ。
がばっと抜いて、
新しく買ってきたPanasonicの埋込電子トイレ換気スイッチ 照明・換気扇連動形 WTC5383Wを取り付けるだけ。
ブレーカー落として一つずつ抜いて差し込む。
スイッチのトップの裏には時間設定ダイアルがある。標準設定の3分のままで使用。
交換完了。
同じ機能の部品交換の場合、電気工事の資格は要らないけれど、増設や新たに配線変更する場合は電気工事士資格が必要なのでご注意を。
交換した部品を分解。部品がぎっしり入っている。
ばらばらになったw 分解した後は元に戻せない位難しいw
なんとタイマー部分をメカで作っていた。スプリングばねで引っ張られている状態が、シーソースイッチをオンすると
ギアが巻き上げられ、シーソースイッチがオフになると、そこから3分後に、
ファン側のスイッチが切れる仕組みだった。なるほどこれは簡単に3分間タイマーが作れるわけだ。そして、スイッチが重かった理由もギアボックスが固着していて、スイッチを押すときに力が必要になってしまったのが原因だったのも頷ける。
時間についてどうやって作っているのかなと思ったら、Uキャップ型の銅板が高速で回ろうとするところを、磁石の力で速度の抵抗力を持たせて時間を作っている様だ。
御覧の通りドライバーがくっつくので磁石。渦電流ブレーキというらしい。
今のタイプは、全部電子化。負荷に流れている電流を利用して制御する電圧を作り、完全に半導体化されている。100Vのオンオフもトライアックになっていた。
普段何気なく使っていた遅延スイッチが、まさかこんなメカ機構だったとは、面白い発見だった。
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