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LMR62421キットを組み合わせて作る3.5~25V実験用安定化電源の製作2014/12/28 23:21:48



今年は趣味の電子工作を余りやらなかったな。という訳で、実験用電源でも作るか。
今まではその場しのぎで電源を使っていたのだが、電圧を変化させながら測定とかするときに使える電源があればいいなと常々思っていたところだ。



なるべく楽しようということで、電子回路の大半は既成品を組み合わせる。
超小型2線式LEDデジタル電圧計(赤色)250円 こちらは20Vに改造する必要がある。
ヘリカルポテンショメータ3590S(50kΩ)700円 普通のボリウムでは多分調整厳しい。
手持ちの3.3VACアダプタを利用したが、3VのACアダプタもあるので、こちらを使えば3.3Vとかから調節ができる。

あとは、スイッチ、ターミナルやら配線材、つまみなどで2000円位
予算は、合計6000~7000円程度。

まずは、ケース無しで動作確認。



さて、ケースを組み立てていこうか。千石電商の1階奥左にターミナルとかがおいてあって、使いやすそうなものを買ってきた。



穴あけはこの前紹介したメジャーのマスキングテープがとっても重宝した。これは使える。
それにしても、角穴をあけるのはヤスリとドリルとニッパーで1時間はかかったな。



良い感じで7セグメントが入った。



あとはスイッチとか端子を取り付け。



ポテンショメータは取り付け前に配線しておいたほうが楽。



中を配線。右上のトグルスイッチは出力スイッチ。



ACアダプタは、一応逆極性が刺されても問題ないようにFETを入れている。過電圧は守れないので、まあ気休め程度である。このDDコンバータは5.5Vが最大。




出力をモニターするLEDは抵抗だけだとLEDの輝度が変わってしまうので、2SK30のFETを定電流回路として利用した。実測で1.6mA



電圧を合わせる。合わせ方は、テスターと電圧計が同じになるように、電圧計の裏側の半固定抵抗器を回す。これがとっても小さいので、オシロスコープについてくる調整用ドライバーを使用したが、それがない場合は竹などを削ってドライバー代わりにしたほうがいいかもしれない。
±0.1V程度は気にしないのであれば、無調整でもOK。


実験用安定化電源の製作

完成!やっぱりちゃんとケースに入れると使い勝手がいい。多回転のつまみがあるお陰で、普通ではできない0.01V単位での電圧調整を可能としている。



もっと安価に作りたい場合はLM317に5KΩの可変抵抗を付けて、LM317をケースに取り付ければ、ケース自体がヒートシンクになる。その場合は逆に高い電圧のACアダプタを用意。

それにしても、マイコンとかプログラムしなくても、出来合いのキットを組み合わせるだけで比較的安く高性能な電源が作れてしまうんだな。



追記:



更に使いやすくするため、DC電源を外しても電池駆動できるようにしている。これで持ち運び自由な安定化電源として、喫茶店でも居酒屋でもデバッグができるwww



他の改造として、電流計を裏から接続できるように端子を付けた。電流計を簡単に接続できるのもポイントだ。



コメント

_ ikedat ― 2015/02/02 12:54:30

はじめまして。
ふと思ったのですが逆接防止で入れたFETは入力電圧3.3Vでも働くんですかね。

_ air_variable ― 2015/02/02 22:27:21

IDとVGSの関係になるので、P ch FETの特性にもよりますが、
2SJ688の場合は、これくらいの電流なら問題なく動作します。
VGSが低い動作点でIDが流せるFETを探せば、いいと思いますが、
ホビーであればこれで十分でした。

_ az ― 2016/01/12 22:17:57

過去の記事に突然すみません。
もし拝見されましたらお返事お待ちしております。
此方現在2足歩行ロボットを使用しており、充電部の改良を行っています。今年度は充電を無接点充電に切り替えようとしている次第であります。
そこで使用予定のパーツが下記の通りなのですが理論上可能であるかもし意見をいただけたらと思いコメントさせていただきました。
LMR62421(RCサーボが7Vから動作するので昇圧のため)
RCサーボコントローラAGB65-RSC2(現在機体に使用中)
Micro USB 無線充電アンテナモジュールパッチ(無接点に対応させるため)

無接点充電パッドQE-TM101
何かアドバイスをいただけたら幸いです。
現在RCサーボコントローラとLMR62421との接続につまずいております。突然申し訳ありません。

_ air_variable ― 2016/01/13 23:52:43

az さん、初めまして。

サーボ電源として、LMR62421モジュール電源を使いたいとの事ですが、この電源は9W迄の出力のため、7Vであれば1.2A程度の出力と思われます。

サーボコントローラは12チャンネル使える様ですが、一般的なサーボモータ自体は0.5A~2A弱であるため、この電源モジュールを利用した場合はせいぜい3個、負荷のかかる部分なら2個程度の容量しかないと予想します。

ですので、サーボコントローラのチャンネルをすべて使うのであれば、数十ワットの電源を必要とします。市販電源モジュールで手軽なものは、わたしが知っている限りではほとんどないと思います。

高負荷の場合は、電池にて電圧を直接パワーを駆動するのが経済的です。
あまりご回答がお役に立てず恐縮ですが、実験程度として考えて数個うごかしてみるのはどうでしょうか。

_ az ― 2016/01/22 11:03:08

 ご返信ありがとうございます。
とても参考になります。チャンネルは少数使用なのでその点に関しては問題なさそうです。
度々申し訳ないのですが他に必要と思われるパーツは上記以外でありそうか分かりますか?
 原理的には上記のものでいけると考えているのですが。

_ air_variable ― 2016/01/23 15:09:20

私はサーボ系に明るくないので、適切なアドバイスは難しいです。
もし、私が知っていたら前のコメントでまだ情報を書いていると思います。

また、模倣するものが存在しなければ、独自で実験する事になると思いますので、失敗を恐れずぜひチャレンジしてみてください。

_ az ― 2016/01/23 19:16:02

そうですね。
ありがとうございます!

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