過去の記事の検索が簡単にできるよ (・∀・) 例 ランチャー9
電子工作で私がよく使っている道具の一つとして、導通チェッカーがある。この導通チェッカーはダイオードが実装されていても、パターンを追っかける事ができるので何十年も重宝している。
回路構成はごくシンプルな回路で動作している。CMOS版 NE555を利用しているので、乾電池2本で動作し、単3電池なら5年以上は動作する。
回路はこのようなシンプルな回路。部品について、C1は0.1uF~100uFであれば何でもOK。
トランジスタはPNPの小信号型トランジスタであれば何でも良い。2N3906も普通に使える。
D1のダイオードは、テスターリード部分に過電圧が掛かったりした場合の保護用。ダイオードを逆向きにもう一つ入れておくと尚良い。ダイオードはショットキーバリア以外であれば使える。
これを作って道具箱に放り込んでおけば、実装された基板をチェックするときの導通チェックに威力を発揮するだろう。コンデンサが入っていれば、高い音から低い音へ変化し、抵抗は値が高くなればなるほど音程が低くなる。但し、ショットキーバリアダイオードは導通となるので注意。
いわば、基板の聴診器として使える。
1 1 BT1 3V
2 1 C1 10uF/6.3V
3 1 C2 0.01uF
4 1 D1 1N4148
5 1 IC1 LMC555
6 1 LS1 PIEZO
7 2 Q1,Q2 2SA1015
8 1 R1 22K
9 1 R2 100K
10 1 S1 SW
11 2 TP1,TP2 T POINT F
製作した時、トランジスタがハンダ付け直後の場合、音が鳴りっぱなしになる場合があるので、十分ハンダ付の熱が冷えてから電源を入れる。また導通チェックを行っていない時は、ポツポツと雨だれの様な音がでるが、トランジスタの特性の違いから出る音なので問題ない。
トランジスタは、同一ロットの物を使用したほうが良い。
初めましてFriendship 7と申します。
いつも拝見させて頂いております。
導通チェッカーは私も自作しています。開放電圧0.14V。10Ω以下
ただ、回路がシビア過ぎ、再現性が悪く公表できません。(笑)
導通チェッカーはテスターに付いているから良いんじゃないかと思う方がいるかもしれませんが
開放電圧が高く半導体が導通しまくって、インサーキットでは使えないものがあります。
秋月で買った某テスターは3.0Vと1.2Vでした。orz
表示された値を見て判断しろ、では使いものになりません。
断線チェッカーです。
SANWAのテスターも値段が高いのに開放電圧1.2Vのものが結構あります。
導通チェッカーは自作しないとまともな物が手に入らないですね。
実装済基板をテスターで調べる場合は、この導通チェッカーが威力を発揮しますので、今でもテスターと別に利用しています。
あと、これは高抵抗も導通してくれますので、お風呂ブザーにも使えるので、小学生向け工作にも面白いと思います。
テスターのブザーで導通テストをする事が思いのほか多いのですが、そこはかとなく使いにくい。Amazonでたった500円で買ったデジタルテスターが電流も計れて使いやすい、しかし導通テストが出来ない。そんななかでair_variableさんの記事に出会いました。電池をCR2032にしてセリアの小さなピルケースのようなブリキ缶に組み込みました。これ最高に良いです、使いやすいです、もう手放せません。一言お礼が言いたくて、ありがとうございました。
andou790 さん、こんにちは。
簡単な測定器ですが、テスターよりもずっと便利で、仕事でも重宝して今でも使用しています。
CR2032でも1年位は持つと思います。
お役に立てて光栄です。
いつも拝見させて頂いております。
導通チェッカーは私も自作しています。開放電圧0.14V。10Ω以下
ただ、回路がシビア過ぎ、再現性が悪く公表できません。(笑)
導通チェッカーはテスターに付いているから良いんじゃないかと思う方がいるかもしれませんが
開放電圧が高く半導体が導通しまくって、インサーキットでは使えないものがあります。
秋月で買った某テスターは3.0Vと1.2Vでした。orz
表示された値を見て判断しろ、では使いものになりません。
断線チェッカーです。
SANWAのテスターも値段が高いのに開放電圧1.2Vのものが結構あります。
導通チェッカーは自作しないとまともな物が手に入らないですね。