MPLABXの便利な機能として、ソースコードの体裁(フォーマット)を簡単に修正する事ができる。
旧MPLABなら手動で直す事になるが、MPLABXは一瞬だ。ソースコードの何処かをクリックした後、Ctrl+Aで全選択、その後右クリックでformatかShift+Alt+Fキーを実行することで瞬時にコードが整えられる。ネストがいっぱいになってガタガタになったソースコードも一瞬で修正されるありがたい機能だ。
そんな便利な機能があるのだが、今まで一つの不満を抱えていた。それは、タブがスペースに置き換わるのである。最近のツールはタブを使わないツールもあるようで、最近の傾向かもしれないのだが、MPLABのソースコードがタブでインデントを行っていたので、これは少々不便であり、また旧ソースコードとの互換からしてもあまり宜しくない。
方法は、Tools→OptionsでEditorのExpand Tabs to Spacesのチェックを外す。ここまでは前に試したのだが、変わらなかった。そこで、次にLanguageのプルダウンをクリックすると、
なんと、各設定があって、それぞれのOverride Global Optionsのチェックを外していくのである。
まずはC
C++
これも同様に外す。
最後にOKをクリックして初めて設定が完了となる。
これで、Ctrl+A、Shift+Alt+Fでフォーマットしたらインデントがちゃんとタブで行われている。
という訳で、旧MPLABのタブでインデントをしたい方は、この設定にすると良いだろう。
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