学研大人の科学マガジン「パタパタ電波時計」を手に入れたぜ!地元の本屋さんでは売り切れだったので、新宿に出かけた時にたまたま見かけた本屋でゲット!嬉しい!!!
パーツの検品を済ませて早速製作開始。用意する物は単3乾電池2本とトライバー。配線や難しい機構は予め組立済みであるので、部品の左右の位置などに気をつければよいだけだ。
これが制御基板。スイッチや電池の端子盤、バーアンテナはハンダ付けされている。
裏側は470uFの電解コンデンサが外付けで接続されている。シルク印刷でこの部品実装指示があるので、後付による対策部品ではない模様。
モータドライバとスイッチ部分。リード線は根本で断線しないようにボンドで処理されていた。
製作で注意する点は、モータは左右分かれているので、リード線が赤青が左、赤黒が右になるようにして、スイッチ付き電線も青線が左、黒線が右になるように配置する。
ドラムは左右間違えやすいので、ドラムに刻印されている記号をよく確かめる。
動作を見ていて、どうやってDCモータと0位置スイッチだけで位置検出しているのかを観察してみたら、どんなにモータが回転しても、数字のドラムは1/60回転だけ動作するだけであって、モーターがオフすると次の回転準備をするようにツメが掛かる仕組みになっていた。ソレノイドを使うよりDCモータの方がコストなどで良かったのだろう。実によく出来た作りだ。
地味に単純作業なのが、このパタパタの取り付け。全部で120枚取り付ける。パタパタの部分はビニール素材っぽいもので、カッターなどを使わなくても、手で簡単に切れる。最初の位置合わせは、電池を入れて自動的に送って動かし、0点位置を手前に持っていくことから始める。
電池を入れると、カタカタカタと音を立ててオール0リセットになって、約2分間電波を受信した後に時計がセットされた。動きのあるものは面白いな。
ただ、これは動作音が結構大きいのと、電池が2ヶ月しか持たないので、実用品としては少々難あり。少しぐらいざわざわした環境で使うのが良いと思う。尤も動作教材として楽しむのが良いだろう。
でも、電池2ヶ月しか持たないなんて…