以前に分解して紹介した
エアカウンターSは、今ではスーパーやドラッグストアーでも手に入る身近な線量計となった。これだけ一般の方にも手に入る様になったのだが、測定方法の注意として、どんな事をしたら誤動作(誤カウント)してしまうのか、具体的に実験してみた。
まずはインバーター蛍光灯。
この部分にインバーター制御部の基板が内蔵されている。
私の部屋は0.05uSv以下なのだが、この上で測定すると、電磁ノイズの影響で誤カウントが認められる。インバーター蛍光灯に類似するのは液晶テレビやパソコンもそうだろう。
お次は、扇風機。
モーターの近くでは、カウント値が最大まで達した。誘導ノイズで誤カウントしている。
ドライヤー。このドライヤーは20年位使っている気がするが。
送風モードにして計測。やはり誤カウントする。
写真には無いが、電動歯ブラシのモーターに近づけてみても、カウントが振りきれた。モーター全般は全部ノイズの影響がでると考えたほうが良いだろう。
その代わり、電動歯ブラシで、エアカウンターSを振動させてみたが、こちらは問題なし。
測定するときはメーカーの取扱説明書の通りに、ノイズ発生源から十分離して行うことである。
実験を動画にしてみた。最後の方で音量が大きい部分があるのでご注意を。
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